夏川椎菜「令和3年度 417の日」は1年続けてきたYouTubeクリエイター活動の集大成に

1933

夏川椎菜が4月17日に千葉・千葉県文化会館 大ホールでイベント「LAWSON presents 令和3年度 417の日」を昼夜2部制で開催した。この記事では第1部の模様をレポートする。

夏川椎菜

夏川椎菜

大きなサイズで見る(全10件)

「417の日」は2017年より毎年4月17日に夏川の地元・千葉で行われているイベント。昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて中止となったため、今回2年ぶりの開催となった。昨年夏川は「417の日」で動画編集に挑戦するはずだったが、イベントが中止になってしまったことをきっかけにYouTube公式チャンネルを開設。自身でコンテンツの企画および制作をし、毎週月曜日に動画をアップし続けてきた。今年の「417の日」は、とある女の子が次々とYouTube番組を観ていくというコンセプトで進行。さまざまな“YouTubeあるある”が詰まった、夏川の1年間の集大成的なイベントとなった。

「夏川椎菜の雑談生配信」の様子。

「夏川椎菜の雑談生配信」の様子。[拡大]

オープニング映像は「今日も疲れたー」と女の子が帰宅するシーンからスタート。「今日もYouTube観ようっと」と彼女がYouTubeを開き、見つけたのは「夏川椎菜の雑談生配信」。するとステージ袖から夏川が「皆さんこんにちはー!」と手を振って登場し、「『夏川椎菜の雑談生配信』にようこそー!」とオーディエンスを出迎えた。このコーナーでは夏川が事前にTwitterでファンから募集した質問に回答。スクリーンにTwitterの画面が映し出され、夏川が自ら質問を選んでいった。「今後の楽曲で今まであまりなかったけど、こんな音を入れてみたいというような音のイメージはありますか?」という質問には「『クラクトリトルプライド』のカップリング曲『That's All Right!』ではギーギーっていうカエルの鳴き声みたいな、ギロの音が出てくるんです。いつかあの音を入れた曲がほしいなと思っていたのでよかった」と話し、「私の曲ってバイオリンの音が入ってる曲があまりないので、バイオリンがメインの曲があってもいいかなと思いますね」と今後の展望を語る。「『ログライン』のインタビューで『楽器にも注目してほしい』という夏川さんのこだわりに触れて、ドキドキが止まりません。インストだけのアルバムを出す予定はありませんか?」という質問が出ると、夏川が「YouTubeをやるにあたってBGMとして音があったほうが楽しいので、スタッフさんから今まで私が出した楽曲のインストを全部もらったんです。だから全部私のPCに入っています」と話し、「インストがあったらみんなお家で歌えるんだ! いいですね!」とファンのアイデアに触発されていた。夏川を悩ませたのは「生まれ変わるとしたら男性、女性、麻倉ももさんの妹、どれを選びますか?」という、TrySailのメンバーである麻倉のことが大好きな夏川に向けた質問。夏川は「妹かあ。そうかー、妹ねえ」と妹というポジションに真剣に悩みながらも、熟考の末に「うーん、妹です! 麻倉ももさんの妹です!」という結論にたどり着いた。「麻倉ももさん、雨宮天さんに歌ってほしいご自身のソロ曲はありますか?」という質問には、「『グルグルオブラート』をもち(麻倉)に歌ってほしいんですよ。この曲の歌詞は大人への文句みたいな内容なんですけど、もちさんはそういうことをあまり言わないタイプなので、歌を通してそういうことを言ってるのを聞いてみたいです」と期待を寄せる。そして雨宮については「天さんは『グレープフルーツムーン』を好きってよく言ってくれるんですよ。だから天さんバージョンで聴いてみたいなと思います」と述べつつ、「昔、カラオケで『フワリ、コロリ、カラン、コロン』を天さんが酔っ払いながら歌っていたことがあったんですよ。みんなにも聴いてほしいな、こぶしの効いた『フワコロ』」と裏話も明かした。

「クイズ・ザ・チャイムショック」の様子。

「クイズ・ザ・チャイムショック」の様子。[拡大]

続いてのコーナーは「実況ひよこチャンネル」の「クイズ・ザ・チャイムショック」。チャイムが鳴るまで12問中8問以上正解できれば賞金をゲットできるが、正解が8問以下であればチャレンジャーの椅子が回転するという企画だ。チャレンジャーの夏川は意気込むも、出題されるのは数学の超難問や「夏川椎菜の黒歴史で一番香ばしいのは?」という突拍子もない問題ばかり。結果は12問中0問となり、夏川は自ら椅子を回して“トルネードスピン”を受けた。

「PYOST TAKE」の様子。

「PYOST TAKE」の様子。[拡大]

その後、ステージに1本のマイクが置かれ、スタートしたのは「THE FIRST TAKE」のパロディ企画「PYOST TAKE」。マイクの前に立った夏川はヘッドホンを着け、「えー、こんにちは。夏川椎菜です。『PYOST TAKE』はずっとYouTubeで観ていたので、まさか自分が出られるなんて本当に幸せなことだと思っています。ふうー」と緊張しているようにあからさまに大きく息を吐く。そして「今日はあえて1人だからこそ歌いたい曲があるなと思って、TrySailの曲を選ばせていただきました。TrySailは普段は3人で活動していて、普段は3人で歌っているんですけど、今日は1人ということで、いつもより2人の存在を大きく感じられるような、そんな時間になるんじゃないかなと思います」と前置きした。TrySailにはこの企画にぴったりのしっとりとしたバラード曲もある中、流れてきたのはまさかの中華風アッパーチューン「Sunset カンフー」のイントロ。夏川らしいユニークな選曲に、観客はイメージカラーの黄色のペンライトを振って大盛り上がり。夏川は生き生きとこの曲を歌い上げ、間奏やアウトロでダンスを披露するも、歌唱が終わった途端に「今でも胸が……ドキドキしています」と神妙な面持ちを浮かべて観客を笑わせた。さらに夏川は「次もTrySailの曲を歌わせていただきたいと思います。TrySailにとって本当に大切な曲で。ファンの皆さんとの思い出もたくさん詰まった曲になっていす。いつもは3人で思いを1つにしてこの曲を届けているんですけど、1人でもそのパワーを出せるように、それを2人に証明できるように歌わせていただきたいと思います」と述べ、TrySailのライブでのキラーチューン「adrenaline!!!」をエネルギッシュに歌唱。そして「ありがとうございました。夏川椎菜でした」とヘッドホンを取り、彼女は静かにステージをあとにした。

「ひよん道路交通センターピヨ崎のなんでもアコースティックラジオ」の様子。

「ひよん道路交通センターピヨ崎のなんでもアコースティックラジオ」の様子。[拡大]

続いての企画は、音楽をなんでもアコースティックアレンジにするというプログラム「ひよん道路交通センターピヨ崎のなんでもアコースティックラジオ」。このコーナーではサポートメンバーの川口圭太と山本陽介によるアコースティック演奏とともに3曲が届けられた。まず夏川は春にぴったりのナンバー「Daisy Days」を2本のアコースティックギターのみずみずしい音色に乗せて伸び伸びと歌唱する。「ラブリルブラ」では流麗な鍵盤の音色と軽やかなギターサウンドをバックに弾むような歌声を響かせた。ラストナンバーは「キタイダイ」。夏川は躍動感のあるアコースティックギターの音色とともにこの曲をエモーショナルに歌い、コーナーを締めくくった。

「LAWSON presents 令和3年度 417の日」の様子。

「LAWSON presents 令和3年度 417の日」の様子。[拡大]

イベントの最後に設けられたのは夏川による記者会見。ステージ袖からパンダの着ぐるみを着て“夏川椎菜総合プロデューサー”の417Pの出で立ちをした夏川が登場する。夏川は「お集まりいただきありがとうございます。本日は私、417Pより謝罪がございます。私は417Pではありません! 夏川椎菜です! 417Pという架空のプロデューサーをでっち上げ、ヒヨコ群(夏川ファンの呼称)の皆さんをずっと騙してきました! 本当に申し訳ありませんでした!」と突然ファンに向かって謝罪。フラッシュの音が鳴り響く中「皆さんからの批判を真摯に受け止め、これからは夏川椎菜として活動を……」と言いかけたが、なんとここで同一人物だと告白したばかりの417Pからの着信が入る。どうやら夏川は417Pと突然連絡が取れなくなってしまい、ファンを心配させないために自分が417Pであると偽って会見を行ったとのこと。417Pは電話越しに「無理があるって。お前と俺じゃ似つかないだろ」と大笑いし、痔の治療のためにハワイにいることをあっけらかんと話した。417Pは「417Pチャンネルは今日をもって終了だ。もともとあのチャンネルは『令和2年度 417の日』の代わりに作ったものだろ? 今日でちょうど1年。いい区切りだと思ってな」と夏川に告げ、チャンネル名が「417Pチャンネルから『夏川椎菜 Official YouTube Channel』に変わって不定期更新になることを説明。さらに「もう1つ大事なお知らせがあるんだよ」と夏川に告知用の動画を送信した。「大事なお知らせ? なんだろう?」と夏川が動画を開くと、そこには「417Pチャンネル」が6月23日にBlu-rayとしてリリースされるという情報が。夏川は「なんと1年間続いてきた417Pチャンネルが“うるとらすぺしゃる“なBlu-rayになってまとまるということで。発売をぜひお楽しみにお待ちください!」とファンの期待を煽った。

夏川が「1年間続けてきたYouTubeチャンネル、今日を集大成にしようと思って『令和3年度 417の日』を作ってきましたけど、皆さん楽しんでいただけましたか?」と観客に語りかけると、会場には割れんばかりの拍手が響きわたる。最後に夏川は「不定期更新にはなりますが、今後また皆さんを困惑させるような動画を投稿すると思いますので、そのときは温かい目で見守って受け止めていただけたらなと思います」と挨拶し、充実した表情で彼女ならではの遊び心あふれる「417の日」を締めくくった。

この記事の画像(全10件)

夏川椎菜「LAWSON presents 令和3年度 417の日」2021年4月17日 千葉県文化会館 大ホール 第1部 セットリスト

01. Sunset カンフー
02. adrenaline!!!
03. Daisy Days
04. ラブリルブラ
05. キタイダイ

夏川椎菜「417Pちゃんねる うるとらすぺしゃる」収録内容

・COUNT DOWN YB
夏川椎菜のぷっぷくクッキング
・ナンスからのおしらせ(は/特に/ありません)

全文を表示

夏川椎菜のほかの記事

リンク

関連商品

    夏川椎菜「417Pちゃんねる うるとらすぺしゃる」

    夏川椎菜「417Pちゃんねる うるとらすぺしゃる」

    [Blu-ray Disc] 2021年6月23日発売 / ミュージックレイン / SMXL-18

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 夏川椎菜 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。