3月29日に東京・USEN STUDIO COASTでライブナタリー主催企画「RESPECT! Vol.2」が開催された。
「RESPECT!」は“尊敬するアーティストとの競演”をテーマに掲げた対バンイベント。第2回にあたる
今回のライブはZOC、道重による「family name」のコラボでスタート。6人で息ぴったりのダンスを繰り広げつつ、後半では
「GIRL'S GIRL」がスタートすると、ライブはZOC単独のターンへと移行。彼女たちはさまざまなアイドルの自己紹介を歌詞に盛り込んだ「IDOL SONG」、“ぷっちゃへんざ”コールでオーディエンスを鼓舞する「AGE OF ZOC」などバラエティ豊かな楽曲群を届けていく。ハードなロックナンバー「DON'T TRUST TEENAGER」では倒れ込むような激しいダンスも繰り広げられ、エモーショナルにフロアを温めていった。一方MCでは、大森や藍染カレンが萎縮してしまったという合同リハーサルの話題を中心に、道重への思いあふれるトークが行われた。
「ヒアルロンリーガール」披露後、ZOCの全員が「道重さーん!」と呼び込むと、「絶対彼女」のイントロ開始に合わせて道重が再びステージに登場。6人は歌声を重ね合わせ、美しいハーモニーで会場を包み込んだ。藍染の強い希望によりセレクトされたという「SONGS」では、クールなサウンドをバックにした複雑なダンスコンビネーションでオーディエンスを圧倒した。
ZOCメンバーによる「道重さんのことが大好きな人ー!」「道重さんとお店がやりたい人ー!」というコールののちに始まった「彼と一緒にお店がしたい!」からは、道重単独のパートへと移行した。道重は自身の公演「SAYUMINGLANDOLL」シリーズにも参加しているHiKARU☆、MoMocoをバックダンサーに率いてパフォーマンスを披露。のびやかな歌声を存分に駆使した「Sayutopia」、クールかつ妖艶な雰囲気を纏わせた「Fantasyが始まる」など、多彩なステージングで観客たちを魅了した。
大森が作詞作曲を手がけた「AGE1-ROOM」を挟み、道重は後半から「ラララのピピピ」「私の時代!」とポップチューンを連発。終盤では本公演を振り返り、「普段はとんでもないくらい心配性なのですが、ファンの皆さんと会える時間は明るくなれるんです。それは皆さんがたくさんの愛を与えてくれるからだと思います」と感謝の思いを告げた。本編最後の「OK! 生きまくっちゃえ」で道重は優しくオーディエンスに微笑みかけ、ポジティブなメッセージが込められた歌詞を届けた。
アンコールに入ると、ZOCと道重はコラボ曲の練習エピソードを話題にし、この日を迎えるまでに入念な準備を行ってきたことを明かす。そんな体験を経て、大森は「『1日1日、新しい愛を作っていくぞ!』という気持ちになりました!」と本公演を回想した。そして最後は、道重からリクエストがあったという「A INNOCENCE」を一緒に披露。ありのままの姿を肯定するこの楽曲で、オーディエンスから受け取った“愛”に応えてみせた。
現在Streaming+では「RESPECT! Vol.2 道重さゆみ×ZOC」のアーカイブ映像を配信中。チケット購入者は4月4日23:59まで視聴できる。
「ライブナタリー Presents RESPECT! Vol.2 道重さゆみ×ZOC」2021年3月29日 USEN STUDIO COAST セットリスト
道重さゆみ×ZOC(1回目)
01. family name
ZOC
02. GIRL'S GIRL
03. IDOL SONG
04. AGE OF
05. DON'T TRUST TEENAGER
06. SHINEMAGIC
07. ZOC実験室
08. draw (A) drow
09. ヒアルロンリーガール
道重さゆみ×ZOC(2回目)
10. 絶対彼女 feat.
11. SONGS
12. Help me!!(SAYUMINGLANDOLL~東京~ Ver.)
道重さゆみ
13. 彼と一緒にお店がしたい!(Michishige Ver.)
14. Sayutopia
15. Fantasyが始まる(Michishige Ver.)
16. AGE1-ROOM
17. ダーリン、寂しいな
18. ラララのピピピ
19. 私の時代!(SAYUMINGLANDOLL~宿命~ Ver.)
20. 瞬間Watcher
21. OK! 生きまくっちゃえ
アンコール(道重さゆみ×ZOC)
22. A INNOCENCE
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