ウルフルズが映画「くれなずめ」の主題歌担当、「それが答えだ!」のアンサーソング

8

458

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 83 342
  • 33 シェア

ウルフルズが4月29日に公開される映画「くれなずめ」の主題歌を担当する。

ウルフルズとは?

1988年に大阪で結成し、1992年5月にシングル「やぶれかぶれ」でメジャーデビュー。1995年発売のシングル「ガッツだぜ!!」が注目を集め、翌1996年にリリースした3rdアルバム「バンザイ」が100万枚を超える大ヒットを記録する。その後も「明日があるさ」「ええねん」など数多くのヒット曲を発表するが、2009年8月のライブを最後に活動休止。2014年2月に約4年半の沈黙を破り再始動を果たすし、2015年9月に13thアルバム「ボンツビワイワイ」をリリースする。2018年2月にウルフルケイスケ(G)がソロ活動に専念するためバンド活動を休止することを発表。現在はトータス松本(Vo)、ジョンB(B)、サンコンJr.(Dr)の3人で活動している。バンドは5月からオフィシャルファンクラブ会員限定ツアー開催し、9月は恒例のワンマン野外ライブ「クリアアサヒ Presents OSAKAウルフルカーニバル ウルフルズがやって来る!ヤッサ2018 ガッチューOSAKA!」を成功させる。同公演後、ビクター内のロックレーベル・Getting Betterへの移籍を発表。10月3日には「変わる 変わる時 変われば 変われ」を配信限定リリースする。2019年2月には「リズムをとめるな」が配信限定リリースされ、5月からは「ウルフルズ ツアー2019 センチ センチ センチメンタルフィーバー “飛翔篇”」を開催。6月にオリジナルアルバム「ウ!!!」を発表した。

映画「くれなずめ」ポスタービジュアル (c)2020「くれなずめ」製作委員会

映画「くれなずめ」ポスタービジュアル (c)2020「くれなずめ」製作委員会

大きなサイズで見る(全3件)

映画「くれなずめ」は、松居大悟が自身の実体験をモチーフに書いたオリジナル舞台劇を松居自ら映画化した作品。友人の結婚披露宴で余興を披露するため5年ぶりに集合した高校時代の仲間6人が過ごす、披露宴から2次会までの時間を描く。6人が赤フン姿でダンスを披露するシーンでは、ウルフルズの楽曲「それが答えだ!」が使用されており、映画の主題歌「ゾウはネズミ色」は「それが答えだ!」のアンサーソングとしてトータス松本(Vo)が書き下ろした。

ウルフルズに主題歌をオファーした松居監督は「ありがとう以上の言葉があればいいのにって何度も思いました。間違い続けて、映画『くれなずめ』を作ってよかったです」とコメント。主演の成田凌も「初めて聴いた時は、身体に染み込みながら響ききった感じがして、映画終わった後のエンドロールの風景で、曲が入るのかって思ったら鳥肌が立ちました」と主題歌を絶賛している。

この記事の画像・動画(全3件)

トータス松本(ウルフルズ)コメント

劇中の「それが答えだ!」は、パパイヤ鈴木さんが振り付けを担当してくれた曲。PV用に皆で歌番組の現場とかでも空き時間に通路でずっと踊りの練習していた当時の思い出が蘇ってきました。映画の登場人物が嬉々としている姿が、若い頃の自分達をみているようで、嬉しくもあり、自分のことのように恥ずかしく思いました(笑)。主題歌「ゾウはネズミ色」はそんな「それが答えだ!」のアンサーソングを意識して作りました。
あれから約20年経って、「答えとは何か」と言えるようになっているかというと全然そんなことはない。生活していく上で色んなことは学ぶけど、「答え」には辿り着かないということが、昔よりもさらによく分かってきた。だけど「そういうもんなんじゃないの」と思っています。主題歌でかかる僕らの曲は、映画を観た後味を汚さないようにしないといけないのが大事。役者もみんなすごい良いし、ユーモアがあって面白い映画になっているので、この「ちょっとねじ曲がった青春群像劇」を楽しんでください。

松居大悟 コメント

ウルフルズは世界一だよ」
普段はモゴモゴしてるくせに、ウルフルズと岡本太郎の話をする時だけまっすぐな瞳で呟くアイツが、なんだか恥ずかしかった。友だちへの手紙みたいな映画だから、そのバンドの曲で、下手くそなりに一生懸命、赤フンで踊りたかった。体はだらしなくて口が半開きだったのは、余裕がなかったからだよ。過去を振り返ってばかりだからこそ、映画の最後にはそのバンドの最新曲が流れたらいいなぁなんて、成田君と夢みたいな未来を夢見ていた。
トータスさんは、ウルフルズは、この作品の編集版を見て、「書き下ろす」って言ってくれたんだ。「ゾウはネズミ色」なんてとんでもない名曲、どんだけお前のことわかってるんだよ。聞いた?なに?モゴモゴすんなよ。お前へのラブソングじゃねぇよ調子乗んなよ。みんなに見られるのはちょっともったいないけど、「やっぱりウルフルズは世界一だな」ってなるよ、きっと。
本当にありがとうございます。ありがとう以上の言葉があればいいのにって何度も思いました。
間違い続けて、映画「くれなずめ」を作ってよかったです。

成田凌 コメント

松居監督と2人で「やっぱ主題歌はウルフルズさんがいいよね」「バカなふりして聞いてみたらどうですか?」なんて話していました。ドラマの現場で初めてトータス松本さんとお会いしたときに、「くれなずめ見たで」って言ってくれて、「どんな曲がいいと思う?」って言ってくれたんです。すごくおしゃれで最高な返事をしてくれて、とてもテンションが上がってずっと出来上がりを楽しみにしていました。初めて聴いた時は、身体に染み込みながら響ききった感じがして、映画終わった後のエンドロールの風景で、この曲が入るのかと思ったら鳥肌が立ちました。
最後に面白い仕掛けもありますし、主題歌いいし、ほんとちょっとしか出てない人たちがものすごく豪華で最高の瞬間を与えてくれます。自分の作品にこんなことをいうのは照れくさいけど、期待してもらって良いと思いますので、観てください!

読者の反応

  • 8

おてあげクン @0s0U23

ねぇ、これマヂ?????さいこうヂャん!!!!!!!!!

ウルフルズが映画「くれなずめ」の主題歌担当、「それが答えだ!」のアンサーソング(コメントあり / 動画あり) https://t.co/0SdKhxqAIA

コメントを読む(8件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 ウルフルズ / 松居大悟 / 成田凌 / くれなずめ の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。