超とき宣サンタが“ときめき”をXmasプレゼント！立川立飛ワンマン＆Zeppツアーリベンジ決定

超ときめき▽宣伝部が12月26日に東京・中野サンプラザホールでワンマンライブ「超ときめき▽宣伝部のどきどき▽クリスマスパーティー2020～ときめきからの“正体”状～」を開催した。

「ときクリ」は2015年より行われている毎年恒例のクリスマスライブ。“超ときめき▽レモン”菅田愛貴が加入し、ときめき▽宣伝部に「超」を付けた現在のグループ名での活動がスタートして以降、このライブが開催されるのは初となった。会場は昨年と同じだが、今年は新型コロナウイルス感染拡大対策を講じたうえで2部にわたって公演が行われ、どちらもチケットがソールドアウト。当日はPIA LIVE STREAMを通して有料生配信も実施され、多くの宣伝部員（超とき宣ファンの呼称）に12月23日にリリースされたニューアルバム「ときめきがすべて」の楽曲を中心としたパフォーマンスが届けられた。この記事ではこの公演の中から第2部の様子をレポートする。

観客の期待を煽るオープニングムービーが流れたのち、超とき宣は「ときめきがすべて」の鮮やかな衣装に身を包んでステージへ。第1部でラストナンバーとして披露した“待ち合わせソング”の「SHIBUYA TSUTAYA前で待ち合わせね！」を1曲目にパフォーマンスし、「また逢えたことが こんなにも嬉しくなるのは 世界で君だけ」と宣伝部員に対する思いを響かせた。3曲目には「ときめきがすべて」収録の新曲より、山崎あおいが作詞作曲した桜ソング「さくら燦々」が披露され、切なくもさわやかな空気で会場が満たされる。元気いっぱいの自己紹介を挟み、坂井仁香が「今日だけはこの会場を世界で一番熱い場所にしましょう。私たちがみんなのことを離しません」と心強い言葉を述べたあとには、Jazzin'park提供のダンスナンバー「ライオンガール」やオメでたい頭でなにより提供のアッパーチューン「お届け！デリバリースター」、ライブの人気曲「初恋サイクリング」がノンストップで畳みかけられた。

ここまで7曲をパフォーマンスしたところで、6人は一旦ステージから退場。「クリスマスケーキより甘い話」を披露し合う幕間映像が上映されている間にワインカラーの絢爛な衣装に着替え、クリスマスソング「サンタさんが・・・・・やってこない！」でライブの後半戦をスタートさせた。宣伝部員は感染拡大対策としてコールなどができない環境ながらも、ペンライトを手にお立ち台に上がったメンバー、バックダンサーとして登場した超とき宣の公式キャラクター・パブりんの踊りに合わせて体を動かし、中野サンプラザホール全体に一体感を生み出した。

その後、知（サイダーガール）が手がけたポップソング「雨上がり」を歌唱した超とき宣は、吉川ひよりをマネキン代わりにして新衣装の注目ポイントを解説したり、生配信の視聴者から寄せられたコメントを読んだりと和気あいあいとしたMCを展開。また第1部ではオフィシャルファンクラブの開設が発表されたが、第2部では2021年5月29、30日に東京・アリーナ立川立飛でワンマンライブ「ときめき▽夏の晴れ舞台 2020-2021」、2021年の夏頃に全5会場を回るZeppツアーが開催されることがパブりんから辻野かなみに渡された手紙によって明らかに。当初、アリーナ立川立飛公演は今年の8月に、Zeppツアーは5月に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になっていた。Zeppツアーのリベンジ決定について事前に知らされていなかったメンバーはこの吉報を受け、飛び跳ねながら歓喜。6人そろって「待ってろZeppー！」と声高らかに叫んだ。

ラストスパートとなる終盤のブロックに突入すると、「ときめきがすべて」楽曲公募企画で最優秀作品に選ばれた夏の失恋ソング「7月のサイダー」を皮切りに、「一方通行、恋の罠」や「青春ハートシェイカー～超ver～」などが息つく暇もなく次々に披露される。さらに6人はアルバムのリード曲である、谷口鮪（KANA-BOON）が作詞作曲した青春ソング「エンドレス」を激しい振り付けとともに情感たっぷりに歌い上げ、宣伝部員の心を鷲づかみにした。

アンコールではSE「Choverture」に合わせてメンバーが再登場。今年8月に新体制第1弾楽曲として発表したポジティブなナンバー「トゥモロー最強説!!」を笑顔いっぱいにパフォーマンスした。1人ずつライブの感想を語るMCでは坂井が「2020年は本当にいろんなことがあって、たくさん壁もあったんだけど、今こうやってステージに立てているのは、いつだって最強の味方であり仲間の宣伝部員さん、そしてメンバー、スタッフさんがいるからです」と感謝の気持ちを伝え、「もし皆の心に雨が降っちゃったときや、悲しいな、苦しいなっていう気持ちになっちゃったときは、私たちがみんなの心を太陽みたいに温かい気持ちにします。そして、今日披露した『エンドレス』の歌詞にもあるように、夢には天井なんてないし、終点なんてありません！ だから、私たちと皆で一緒に夢のその先を作りにいきましょう！」と目を輝かせながら挨拶。菅田は瞳にうっすらと涙を浮かべつつ、「『ときクリ』のステージに立つことが私の夢で、とっても幸せで。今日のライブが超楽しかったんです！ 『もう終わっちゃうんだ、あっという間だったな』という気持ちでいっぱいだったんですけど、2021年も超全力でがんばっていきます！」と頼もしい言葉を述べ、宣伝部員から盛大な拍手を浴びた。

そして中野サンプラザホールが幸せなムードで包まれる中、超とき宣が今年の「ときクリ」のラストナンバーとして歌唱したのはエモーショナルな1曲「むてきのうた」。6人は宣伝部員とともに拳を高く突き上げ、大盛り上がりのうちに2020年最後のワンマンライブを締めくくった。

なおチケットぴあでは現在「ときクリ2020」アーカイブ映像の視聴チケットを販売中。チケットを購入すると、本日12月28日21:00から1月5日23:59までライブ映像を観ることができる。また超とき宣は1月12日に東京・TSUTAYA O-EASTで行われるライブナタリーによる新たなライブシリーズ「TOUCH」の第1弾公演に出演する。こちらの入場チケットおよび生配信視聴チケットの情報についてはイベントの特設サイトにて確認を。