しょこたん「幕張メッセッセ」で貪欲2DAYSライブ

2010年11月15日 14:00 86 6 音楽ナタリー編集部

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中川翔子のワンマンライブ「超貪欲☆まつり IN 幕張メッセ」が、11月13日・14日の2日間にわたり幕張メッセイベントホールにて行われた。

しょこたんにとって、ライブは「職業も年齢も性別も飛び越えて一体になれる、なんでもアリな空間」。2011年のツアーも大きな盛り上がりが期待できそうだ。

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炎に包まれながら熱唱するしょこたん。

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リクエストランキングは、5位「rainbow forcast」、4位「午前六時」、3位「涙の種、笑顔の花」、2位「せーので恋しちゃえ♥」、1位「空色デイズ」という結果に。ランク上位にはシングルカップリング曲などのマニアックな楽曲も多く含まれた。

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次から次へと衣装をチェンジしてファンを楽しませたしょこたん。「しょこたんブログ」ではさっそく2日間の模様が写真付きで紹介されている。

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シングル「Brilliant Dream」でのデビューから、今年で5周年を迎えたしょこたん。これを記念して行われた今回の幕張メッセ公演では、両日とも午前中から幕張メッセ屋外展示場にて、しょこたん自らが実行委員長を務める疑似文化祭「楽翔祭（らくしょうさい）」が実施されるなど、盛りだくさんの内容となった。

「楽翔祭」ではファンや企業によるブース計35店舗が出展。会場内は、しょこたんが実際にライブやCDジャケットなどで使用した衣装を着て写真撮影ができる「なりきりしょこたん撮影所」などを含む「オフィシャルゾーン」、飼い猫をモチーフにしたチョコバナナや楽曲タイトルが付けられたお菓子などを販売する「お祭りゾーン」などに区切られ、ファンが出展した計10店舗の「貪欲ブース」では、ダンスの振り付けを教えるブースや「オタ芸講座」ブース、アニソンDJを披露する「DJ『ギザ☆貪欲★NIGHT』」ブースなど、ファン同士で楽しめる催しが数多く開かれた。文化祭は「中学のクラスの出し物でおばけ屋敷の受付をして以来」だったというしょこたんも、母・桂子に借りたモーモーズの衣装とサングラスで変装し、ファンにまぎれてお忍びで文化祭を楽しんだ。

ライブは初日が「BLUE☆STAR」、2日目が「PINK☆STAR」とそれぞれ異なるコンセプトを用意。また、今回はしょこたん本人の意思により、あえて恒例のアニメソングカバーを封印し、オリジナル楽曲のみ、これまでライブで披露されていない曲も含まれるセットリストが各日程それぞれ用意された。

デビュー曲「Brilliant Dream」の2010年バージョンで幕を開けた2日目の「PINK☆STAR」では、10月に発表された3rdアルバム「Cosmic Inflation」からの新曲を随所に織り込みつつ、「みつばちのささやき」「ストロベリmelody」といった“PINK☆STAR”にふさわしいポップなナンバーをたっぷりと披露。また、2日間に分けて発表された「リクエスト曲ランキング」の発表では、10位から6位までを紹介した前日の「ドラゴンボール」ベジータ（CV：堀川りょう）に続き、「天元突破グレンラガン」のカミナ（CV：小西克幸）が5位から1位までを読み上げ、会場を熱く盛り上げた。

中盤のバラードコーナーのあとは、一転してファンと一緒にダンスを踊る「CAT Life」に突入。会場に設置された巨大モニターにはなぜか、お笑い芸人・ザブングルの加藤歩が登場し、ぎこちない動きでダンスの振り付けをレクチャー。場内に笑いが巻き起こる中、21名のスペシャルダンスチーム「ネギ」を含む総勢26名のダンサーが合流し、にぎやかなパフォーマンスを披露した。ちなみに「ネギ」というネーミングは、しょこたんの新しい飼いネコから取られたもの。「ネギ」の名付け親は爆笑問題の田中裕二だ。

ライブ終盤には「TYRANT too young」「続く世界」「calling location」「空色デイズ」とロックナンバーを連発。ステージ上には火柱が上がり、しょこたんは髪を振り乱しながら熱唱する。熱狂に包まれたステージは、最新シングル曲「フライングヒューマノイド」で幕を閉じた。

アンコールでは恒例のブログ用記念撮影も交えつつ、「Ivy」「starry pink」「Shiny GATE」の3曲を披露。全曲を歌い上げたしょこたんは、最後に「とってもうれしいことが決まりました。来年の春、またツアーやるぞー!!」とビッグニュースを届け、およそ3時間におよんだライブを最高の笑顔で締めくくった。ツアーの詳細は近日アナウンスされるので、ファンは楽しみにしておこう。