会場には通りがかりの買い物客や学校帰りの高校生を含む約2000人もの観客が来場。イベント開始時刻になるとメンバー5人がステージ上に現れ、最新シングル「ギュッ!」を熱唱した。
そして1曲を歌い終えたところで、この日の司会を務めるせんだみつおがステージに登場。渡り廊下走り隊の5人と一緒に「ウケない、金ない、仕事がない、ナハッ!」「心臓、肝臓、肺ハイ!」といった往年のギャグを披露し、会場の笑いを誘った。
せんだは、アルバム「廊下は走るな!」の初回限定盤特典DVDで共演したことから今回の司会を担当。「チリの埋められた人も助けられて、私も渡り廊下に氷河期から助けてもらいました」と、彼らしい表現で喜びの言葉を口にした。
実は、AKB48/渡り廊下走り隊のプロデューサー・秋元康は絶頂期のせんだのラジオ番組にハガキを投稿したことが芸能界入りのきっかけ。当時は「せんださん」「秋元くん」と呼び合っていた2人だが、せんだ曰く、最近再会した際には「せんだくん」「秋元先生」と立場が逆転していたとのことだ。
イベント後半では、渡り廊下走り隊がアルバム収録曲「猫だまし」やヒットシングル「完璧ぐ~のね」をパフォーマンス。大盛り上がりのうちに約30分のイベントは幕を閉じた。
イベント終了後には、マスコミ向けのフォトセッションや囲み取材を実施。記者からアルバムが発売された感想を尋ねられると、メンバーの渡辺麻友は「アルバムはメンバーみんなが早く出したいねと言ってたので、夢が叶ってうれしいです」と笑顔で答えた。
また、アルバム発売はいつスタッフから聞かされたのかという問いに、平嶋夏海は「私たちもいつ大々的に発表されるのかなと思ってたんですけど、マネージャーさんからのスケジュールのメールに『アルバムのジャケット撮影』というのがあって初めて知った」と裏話を暴露。アルバムの内容について仲川遥香は「本当にカワイイ曲がたくさん入っていて、私たちも仕上がりに興奮してます」、多田愛佳は「みんなで作ったアルバムという感じ。曲の中の掛け声もみんなで考えたんです」とそれぞれの思いを語った。
さらに、せんだとの共演について菊地あやかは「勢いがすごくて、ときどきこのテンションについていけないですよ(笑)」とコメント。せんだのギャグを楽屋でメンバー同士よく真似していると話すと、すかさずせんだが「それを舞台でやってください、お願いします!」が返して記者の笑いを誘う一幕もあった。
取材後には、アルバム購入者を対象とした1000人限定の握手会も実施。メンバー5人は集まったファンとのあたたかな交流を笑顔で楽しんだ。
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音楽ナタリー @natalie_mu
渡り廊下走り隊、せんだみつおとスベリ芸披露 http://natalie.mu/music/news/39043