セルフタイトルが冠された本作は、ROVOにとって「XI」以来4年ぶりとなる12作目のアルバム。宇宙空間を感じさせるダンスミュージック6曲が収録されており、メンバーが「ROVO結成24年目にしてバンドの意思と楽曲と演奏が完全に一体化した最高傑作」と手応えを語る1枚になっている。ジャケットのアートワークは山本精一(G)監修のもと、ROVOのVJを務めていた迫田悠がデザインを担当した。
なお7月11日に東京・西多摩のキャンプ場、深澤溪・自然人村内で開催された野外ライブ「ROVO LIVE FOREST 2020」にて、勝井祐二(Violin)は今作について「新型コロナウィルス感染拡大の前に録音したアルバムが、ウィルスの影響で自分と世界の置かれている状況が激しく変化している渦中で、何度も聞き返しているうちに不思議と聞こえ方や意味合いが違って来たように思います。世界と音楽との距離感がこれからも変化して行くであろう2020年に発表する事になったのはとても感慨深いです。その意味で僕らにとって特別なアルバムになったと思います」とコメントしている。
ROVOはアルバム発売と共に、今年後半にかけて活動を活発化させるとのこと。ファンは楽しみにしておこう。
ROVO「ROVO」収録曲
01. SINO RHIZOME
02. KAMARA
03. ARCA
04. AXETO
05. NOVOS
06. SAI
tAk @mifu75
ROVOの4年ぶり新アルバムは“24年目にして最高傑作”、セルフタイトル冠した「ROVO」(コメントあり) https://t.co/zYaUdByp9m