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「血が出るほど歯を磨いた」しょこたん初キスシーンの裏側

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中川翔子の初主演ドラマ「恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない」の期間限定劇場公開がスタート。新宿バルト9では公開初日となった昨日10月2日、しょこたんの初日舞台挨拶&ミニライブが行われた。

「恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない」は、ケータイ音楽ドラマ「DOR@MO(ドラモ)」で無料配信された連続ドラマ。DOR@MOではこれまでに加藤ミリヤ、JUJU 、清水翔太、ゴスペラーズ、スキマスイッチといったアーティストとのコラボレーションドラマが配信されてきたが、「恋の~」はその10作目であり、初のアーティスト主演作品だ。

舞台挨拶に登場したしょこたんは「こんなにたくさんの皆さんにスクリーンで観ていただいて、本当に、本当にありがとうございます! いつもは“ギザ”とか“トゥットゥルー”とか言いながら登場するんですが、今日は初めての主演作品の舞台挨拶ということで、泉さんモードです。出てくる前も静かで緊張しました。昨日もよく眠れませんでした」と、恋に臆病なヒロイン野田泉の表情を見せた。

キスシーンについて訊かれると、照れて思わずパネルの後ろに隠れてしまったしょこたん。「泉さんモードで撮影に臨めたのですが、普段は現場に来ないスタッフが見に来たりして緊張しました。チーフマネージャーも、キスシーンの撮影で、初めて現場に来たんですよ! 緊張しているところを写メを撮られました。また、血が出るくらい歯を磨いたし、フリスクも1箱全部食べてしまいました。私の人生の中でも大スペクタクルロマンでした!」と舞台裏を明かし、集まった観客は爆笑の渦に。

舞台挨拶終了後には、チケットカウンター上のステージにて、ドラマ主題歌「千の言葉と二人の秘密」を熱唱。やさしいバラードをバルト9のフロアに響かせた。

劇場公開は新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、伏見ミリオン座、T・ジョイ京都、広島バルト11にて10月2日より2週間、ディノスシネマズ札幌劇場で10月9日より1週間限定。ケータイでチェックした人も、ぜひこの機会に巨大スクリーンで楽しもう。

また、しょこたんは10月6日にニューアルバム「Cosmic Inflation」をリリース。ドラマ主題歌「千の言葉と二人の秘密」をはじめ、松本隆×細野晴臣コンビが楽曲提供した「心のアンテナ」、「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズなど多くのアニメソングを手がける畑亜貴が作詞した「TYRANT too young」など計13曲が収録されている。

中川翔子 舞台挨拶コメント

──今回は初主演でしたが、いかがでしたか?

監督とお会いして1週間後に撮影開始で、しかも主題歌も歌うということで“ギョッ”となりました。撮影中は初めてブログも書けなくなってしまいましたし、緊張からか4キロも痩せてしまいました。でも、人生の中でも大きくて新しいチャレンジになりました。

──セリフは覚えられましたか?

歌詞は入ってくるけど、セリフは覚え方がわからないので、中学3年生以来で受験用のチェックシートを買って覚えました。でも台本が真っ赤になりすぎて、共演の金子さやかさんや鈴木裕樹さんからは爆笑されました。でも、セリフを“覚えて”言うのから、“言いたい”から言う、というふうに初めて感じました。自然に泉さんに近づけたと思います。初めての体験でした。

──印象に残っているシーンはありますか?

ネルにデンプシーロールを決めるシーンは、監督と「お客さんが笑ってくれるといいね」と言いながら撮影したのですが、試写会のときに誰も笑っていなくて「大丈夫かな?」と思ってしまいました(笑)。ジャック・デンプシーの動画を見て予習しようとしたら、白黒の動画だったので、どっちがデンプシーかわかりませんでした(笑)。結局あのシーンは20回くらい撮影したので、一番大変でした。

──終盤の空港でのキスシーンはいかがでしたか?

泉さんモードで撮影に臨めたのですが、普段は現場に来ないスタッフが見に来たりして緊張しました。チーフマネージャーも、キスシーンの撮影で、初めて現場に来たんですよ! 緊張しているところを写メを撮られました。また、血が出るくらい歯を磨いたし、フリスクも1箱全部食べてしまいました。私の人生の中でも大スペクタクルロマンでした!

──篠原監督はいかがでしたか?

怖かったらどうしようと思っていたんですけど、優しかったです。感情を高めなければいけないシーンの撮影でも、ゆっくりでいいんだよ、と、言葉は少ないけれど的確な指示をしてくれました。

<篠原哲雄監督 コメント(MC代読・一部抜粋)>
中川さんお久しぶりです。一緒に舞台挨拶に立てなくてすみません。現在撮影中の山形より、公開初日を応援しています。しょこたんは日に日に撮影に慣れてきて、最後は、何年も女優をやっているかのようでした。いろいろ思い出すと話は尽きないですが、今度は長編映画を一緒に作りましょう。

もったいのうお言葉でございます! ありがたすぎるお言葉で感激です!!

──最後に一言お願いします。

この作品でいろいろと初めての経験をさせていただいて、どんな瞬間、どんな言葉にも意味があって、未来を作っていくのは、結局自分なんだと気付くようなキーワードをたくさんいただきました。人生も恋も、一歩踏み出そうという勇気が持てる素敵な経験をさせていただきました。皆さんも恋や人生に臆病になったとき、この作品のキーワードを思い返してもらうと勇気が出ると思います。大きなスクリーンで、綺麗な画で、そして素晴らしい音でこの作品を見ていただけて本当に感激です。ありがとうございました。

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