MOROHAのアフロ、地元・長野の新聞でエッセイ「俺が俺で俺だ」連載開始

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MOROHAのアフロによるエッセイ「俺が俺で俺だ」の連載が、本日4月3日に自身の地元・長野の新聞「信濃毎日新聞」でスタートした。

MOROHAとは?

ラッパーのアフロとギタリストのUKにより2008年に結成。2010年に「SUMMER SONIC」出場権を賭けたコンテスト「出れんの!?サマソニ!?」にエントリーし、審査の過程で急遽追加された「曽我部恵一賞」を受賞したことをきっかけに急速に注目を浴びる。同年10月にROSE RECORDSから1stアルバム「MOROHA」をリリース。さまざまなアーティストとの対バンで、2人組という小編成ながらインパクトのある熱いパフォーマンスを繰り広げ、2016年には東京・LIQUIDROOMでのワンマンライブをソールドアウトさせた。同年10月に自身のレーベル・YAVAY YAYVA RECORDSからアルバム「MOROHA III」を発表。結成10周年を迎えた2018年6月に再録ベストアルバム「MOROHA BEST~十年再録~」をリリースし、2019年5月には4枚目のフルアルバム「MOROHA IV」を発表した。2020年には新型コロナウイルス感染拡大の影響でさまざまなライブが延期・中止となる中、困窮を極めるライブハウスに会場費を先払いするという試みから日程未定の全国ツアー「日程未定、開催確定TOUR」の開催を発表。2023年に結成15周年を迎え、同年6月に約4年ぶりとなるニューアルバム「MOROHA V」をリリースした。7月からはツアー「日程未定、開催確定TOUR」のタイトルを、「『日程確定、開催確定TOUR』×『MOROHA V RELEASE TOUR』」に改め全国各地を回った。2024年12月21日をもって活動休止。

アフロ(Photo by MAYUMI -kiss it bitter-)

アフロ(Photo by MAYUMI -kiss it bitter-)

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「信濃毎日新聞」では、毎月第一金曜日に「俺が俺で俺だ」を掲載。紙面だけでなく、オフィシャルウェブサイト・信毎webでも公開される。なお本連載のタイトル題字は、MOROHAのギタリスト・UKがデザインを手がけた。

「信濃毎日新聞」は長野でおよそ45万部を発行する新聞。MOROHAはこれまでに何度も取材を受けており、その縁で今回の連載が実現した。

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アフロ コメント

多くのラッパーの歌詞の基本姿勢の一つに「セルフボースト」というものがあります。それは自分を誇る事です。

「俺は喧嘩が強い」
「俺はこんなに女にモテる」
「俺はめっちゃ金がある」

など、どれだけ自分がすごい奴かをひたすらラップするスタイルを指します。
自分そのスタイルを持っていません。
自分を「すごい奴」だと思っていないからです。
ただ「誰よりもすごくなりたい奴」ではあると思います。

全然すごくない奴が必死ですごい奴になろうとしている。それがMOROHAの基本姿勢で、それを評価してもらってここまで音楽をしてこれたと思っています。
高尚な芸術家でもなく、破天荒なパンクロッカーでもない俺が葛藤し夢を見つけ諦めて、
人を、自分を疑って、欲に塗れつつも人情を捨てきれない、その生き様をうたってきました。
それを表した言葉が「俺が俺で俺だ」です。

自分がこんな生い立ちからこう考えるようになって、こう過ごしていたらこういう事が起こったよ、
を書いていけたらと思います。

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