「乃木坂シネマズ~STORY of 46~」は乃木坂46のメンバー10人が気鋭の映画監督とタッグを組んで制作されるオムニバスドラマ。
冒頭で全話分のダイジェストVTRを観賞した5人は自らの主演作についてそれぞれコメント。今回架空の男性キャラクターとのラブコメディ作品に出演した松村は「昔から二次元の世界に憧れていたので、憧れが現実になりました! すごく大好きな作品です」と笑顔で述べ、作中で頭脳派の主人公を演じた北野は「普段の自分の“おバカキャラ”を出さないようにして、頭の中で得体の知れない数字やアルファベットを思い浮かべながら演技しました」と語った。身長が低い女子高生を演じた与田は、普段からメンバーに背が低いことをいじられる場面が多々あると話しながら「今回は普段の自分のまま自然に演じられたと思います。でも実際は私より背が小さいメンバーもいるんですけどね……」と困り顔を見せメンバーを和ませた。また久保は主演作でアンドロイドを演じたことを紹介し「夏に九州で撮影したんですけど,私はグループ内でも1位、2位を争うくらい汗っかきなので、氷嚢や日傘で対策をして……とにかく汗をかかないようにするのが大変でした」と撮影を振り返った。
今回撮影の1、2カ月前から本格的にアクションの稽古に励んでいたという堀は、念願のアクション作品に出演できた喜びと共に「私はずっと強い女性にあこがれていたので、作品の映像を観てさらにアクション熱が増しました。このドラマでは今までのイメージとは違う私の姿を見てもらえるんじゃないかなと思います」と発言。またダイジェストVTRに登場した、傷を負った堀が口の中に溜まった血を吐き捨てるシーンについて触れ「アイドルなので、普段そういうことはあんまりないじゃないですか(笑)。だからあのシーンは貴重な体験だなと思って楽しませてもらいました」とにこやかに語った。
作品の配信日である本日がクリスマス当日であることに話題が及ぶと、すかさず松村が「一番張り切ってはる」と司会の佐野瑞樹アナウンサーのサンタクロース姿をからかい会場を沸かせた。そして和やかな雰囲気の中で、改めて松村から「この作品が私たち乃木坂46から皆さんへのクリスマスプレゼントになればいいなと思います」とファンへの言葉が語られた。また最後に記者から2019年についての感想を求められた彼女は「プレッシャーのある1年だったけど、それに負けずに後輩の子たちもすごくがんばってくれた。同じ坂道シリーズの日向坂46さんもすごく成長していたし、グループとしても個人としても、みんなそれぞれ自分の場所を見つけられた年だったのかなと思います」とコメントした。
「乃木坂シネマズ~STORY of 46~」の配信開始に際し、主演を務めた乃木坂46の10人はそれぞれコメントを発表。FODではドラマの最新話が毎週水曜0時に順次配信される。また現在FODのオフィシャルサイトでは齋藤の主演作「鳥, 貴族」の30秒のPR映像が公開されている。
齋藤飛鳥 コメント
乃木坂46が何度もお世話になっている柳沢翔さんが監督を務めてくださいました。設定自体は現実にはないものだったので、あらゆる想像を膨らませながらの撮影です。ですが、柳沢さんの口から演出のご指示を頂くと、登場人物たちは本当にこの世界に実在しているのではないかと錯覚しました。きっと、柳沢さんの頭の中には確かに在ったのだろうなぁと思うと、そこに数ミリでも入り込めた事を嬉しく感じます。衣装や小道具も、とってもとってもこだわりがあるので、細々としたところまでじっくりと見て頂ければと思っております。
秋元真夏 コメント
私が撮影に参加させていただいたドラマは、誰しもが感じる現実世界での悩みや理想をVR空間に移動して叶えたり発散するような内容になっています。私の身体がムキムキの男性に変わったりと普段では経験できないことばかりでたくさん刺激をもらいました。いつもの私とは違う姿を楽しんでいただけたら嬉しいです。
松村沙友理 コメント
私の作品は、大好きな二次元の世界と融合したちょっと不思議なお話です。みなさんには完成した作品を観てもらいますが、メイキングもなかなか面白いと思います(笑)。ほとんどがCGで作られているので、どんな作品になっているか予想がつきませんが、心温まるシーンもあり、きっと皆さんの心に刺さるものだと思います。
山下美月 コメント
とにかく癖の強いキャストの皆さんに揉まれながら、定食屋の看板娘を演じさせていただきました。「民主主義食堂」といういかにも真面目そうなお話のように思えますが、全力でふざけてくる皆さんに笑いを堪えるのに必死な撮影でした。東京出身の“美月ちゃん”ですが、よく分からない方言を使っています。監督のオリジナルで作ってくださったようで、最終的には勘とノリでセリフを発しています。言葉以外は割と王道なヒロインをやらせていただけたと自分では思っておりますので、こんな定食屋が本当にあったら行ってみたいなと笑ってくださったら嬉しいです。是非ご覧ください!
北野日奈子 コメント
この世の中に存在しない架空の部活に所属する真面目で不器用な女子高生を演じました! 私とその子は似てるところ、似てないところがそれぞれあり、撮影してるうちにどんどん自分の中に入ってくるのが楽しかったです! このドラマを見終わった後に、学生時代の何かに夢中になって一生懸命頑張っていた頃の熱い気持ちを思い出すと思います!
堀未央奈 コメント
今回は私が以前からずっと挑戦したかったアクションをやらせていただきました! 撮影前から何日間か本格的なアクション練習をし、撮影当日も体を張って全力で挑みました。シュールな世界観の中に涙あり笑いあり迫力ありで楽しんでいただけると思います。
与田祐希 コメント
私はメンバーの中でも身長が低くてそれがコンプレックスでもあるけど、だからこそ成り立つような物語を今回作っていただきました。ほとんどの人がそれぞれにコンプレックスがあってそれを言い訳にして躓いたりする事もあると思うのですが、もがきながらも前を向いていく人間らしい姿に共感してもらえたり、誰かに勇気を与えられるような作品になっていたらいいなと思います。
生田絵梨花 コメント
乃木坂46がMVでお世話に似合っている山岸監督に撮っていただきました。監督ならではのシュールな雰囲気が漂った作品になっていると思います。私も今までしたことない格好や言動をして、狂気的なような無邪気なような、つかみどころのないツダモモエを演じられて、とても楽しかったです。なんなんだ……っと面白がりながら見てもらえたら嬉しいです!
久保史緒里 コメント
以前から映像のお芝居にとても興味があったので、このような形で「脆弱性」という作品に携わることができたこと、非常に嬉しく思います。「脆弱性」は私演じるアンドロイドと人間が共存する世の中で、人間の脆さや弱さが浮かび上がり、自分たちにとって本当に必要なものとは何か…を考えさせられるようなメッセージ性の強い作品になっています。共演者の方とお芝居をさせていただく中で、私の知らなかった世界を知ることができ、本当に沢山の学びをいただきました。メンバーによって、作品の色が全く異なるところが面白みの一つかなと思っております。それぞれの作品をお楽しみいただけたら嬉しいです。宜しくお願い致します。
白石麻衣 コメント
私のドラマは少し不思議な世界観になっています。何かを決断しようとしなければならない、そんな時にある人との出会いがきっかけで感情が揺れ動いていく。表情で訴えかけたり色んな感情が入り混じったりととても難しいお芝居でしたが、観てくださる方の心に何か伝わったらいいなと思います。
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