レルエ「自慢できるようなバンドに」、ファンに誓った東京ワンマン

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レルエのワンマンライブ「LELLE live tour 2019 "Alice"」が11月1日に東京・WWW、8日に大阪・Music Club JANUSで開催された。

櫻井健太郎(Vo, G)(撮影:横山マサト)

櫻井健太郎(Vo, G)(撮影:横山マサト)

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この2公演は、彼らが9月18日に初のフルアルバム「Alice」を発売したことを記念したもの。この記事では東京公演の模様をレポートしていく。

エンドウリョウ(B)(撮影:横山マサト)

エンドウリョウ(B)(撮影:横山マサト)[拡大]

薄暗いステージに櫻井健太郎(Vo, G)、エンドウリョウ(B)、saya(Violin, Syn)、サポートメンバーの木下哲(G)、藤本夏樹(Dr / Tempalay)が現れると、フロアからは大きな歓声が上がった。ライブは最新アルバムのオープニングナンバー「Stockholm」でスタート。櫻井は「レルエと言います。今日はよろしく!」と挨拶すると、リフレインするサビのメロディが印象的な「時鳴りの街」やエレクトロチューン「あの子はきっとインベーダー」を続けて、序盤から会場をヒートアップさせた。

saya(Violin, Syn)(撮影:横山マサト)

saya(Violin, Syn)(撮影:横山マサト)[拡大]

このライブではステージ背面のスクリーンを使った映像演出も巧みに盛り込まれ、レルエは映像とシンクロしたパフォーマンスで観客を「Alice」の世界に引き込んでいく。sayaが奏でるバイオリンの音色から徐々にEDMサウンドが存在感を増していく「硝子の国」では、楽曲の持つ雰囲気と映像が相まってWWWは幻想的なムードに包まれた。終盤は浮遊感のあるダンスナンバー「クローバー」で観客の体を揺らし、ミディアムチューン「火花」では櫻井の透き通った歌声をWWWに響かせる。ラストは、ここまでほぼMCを挟まずライブを進行してきた櫻井が「今日来てくれた皆さんは、僕たちにとってとても大切な人です。僕たちは必ず大きくなって、皆さんが自慢できるようなバンドになります。今日のことは忘れません」と集まった観客に感謝の言葉を述べ、アルバムのラストナンバー「プレイアデス」を届けてステージを去った。

レルエ(撮影:横山マサト)

レルエ(撮影:横山マサト)[拡大]

アンコールでは、エンドウが「今日という日を本当に楽しみにしていて、うれしいという言葉しか出てきません」、sayaが「あっという間でしたね。疲れてないですか?」とそれぞれ発言。また櫻井は11月30日(土)よりYouTubeで配信されるアニメ「モンスターストライク」の最終章「エンド・オブ・ザ・ワールド」に主題歌として新曲「キミソラ」を提供したことや、その楽曲を収めた作品を2020年春にビクターエンタテインメントからリリースすることを発表し、ファンを驚かせた。そして最後に「キミソラ」「夜はモーション」を続けてパフォーマンスし、東京公演を締めくくった。

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レルエ 「LELLE live tour 2019 "Alice"」2019年11月1日 WWW セットリスト

01. Stockholm
02. さよならマジョリティ
03. 時鳴りの街
04. シルエット
05. あの子はきっとインベーダー
06. #1
07. 硝子の国
08. ホリデーバード
09. ネオサイン
10. クローバー
11. 火花
12. UP TO DATE
13. 青とゲート
14. プレイアデス
<アンコール>
15. キミソラ
16. 夜はモーション

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