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TOWA TEI、FUMIYA、星野源の音楽20年史トーク会に潜入

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7月9日、東京・HMV渋谷店にて開催されたトークイベント「20 Years of Pop Music in SHIBUYA ポップ・ミュージックの20年」にTOWA TEI、DJ FUMIYA、星野源が登場した。

TOWA TEIのデビュー20周年とHMV渋谷店のオープン20周年を記念した今回のイベント。壇上ではMCとゲストの4名がこの20年間の音楽シーンの変遷やそれぞれの新譜について語り合い、さらに自由奔放なトークを繰り広げた。

登場し挨拶を済ませ後、話はまず音楽シーン20年史からスタート。HMV発行のフリーペーパー「HMV the music & movie master」の歴代表紙を参考に、3人は創刊号、第10号、第20号が発行された当時の自分を振り返っていく。テイは「HMVはイギリス出身のショップだからか、当初はUK系統を推していたのかな」と言及。その頃スクラッチを習得し始めたという14歳のフミヤは「お姉ちゃんの織田哲郎をずっとこすってました」、当時11歳の星野はB'zやユニコーン、特にWANDSをよく聴いていたという。

そうして歴代の「HMV the music & movie master」を追っていくにつれ、話題は新しいダンスミュージックが台頭した時代へ。1999年DAFT PUNKが表紙を飾った号を見ながら、テイは「この前DAFT PUNKと会って話したんだけど、あの人たち金持ち。金持ちの道楽でやってたのがヒットしちゃったみたい」と彼ならではのエピソードを披露した。

続いてMCが提示した話題は「3人が思う夜遊びの音楽とは?」。お酒が飲めないこともあり、あまり夜遊びはしないという星野は「昔、沖縄居酒屋でバイトしてて、そこに来てた人たちは酒飲むとみんなで民謡踊り出すんですよね。だからそのイメージが強いかも」とコメント。一方早くからクラブ活動を始めたフミヤは自分が影響を受けたヒップホップやダンスクラシックを挙げ、テイは「(夜遊びしてた頃は)まだダンスミュージックってなくて、フレンチポップスみたいなのとか」と話した。

ここで「もういいかな? じゃあここからはフリートークで!」というテイの言葉を皮切りに、最近リリースしたそれぞれの新譜の話題へ。まず6月23日に発売された星野の1stソロアルバム「ばかのうた」について、「本当はずっと歌いたかったんですけど、昔自分の声を聴いたらバウムクーヘン食べた後みたいな声だなと思って大嫌いになっちゃって」という星野だが、他の2人は「いい声ですよね」と絶賛。「どうする? 10年後くらいにクラブミュージックで一番フィーチャリングされるアーティストになってたら(笑)」とテイが持ちかけると、星野は「なりたい! なりたい!」と意欲をみせた。

その後、5月26日にリリースされた自身初のミックスCD「DJ FUMIYA IN THE MIX」や先日7月7日に発売された「MOTIVATION H compiled by DJ TOWA TEI」に関連して、フミヤとテイが過去のDJ失敗談を告白。そして話題はこの日の深夜に3人そろって出演する「MOTIVATION H Release Party in HOTEL H」に。今回セレクターとしてDJに初挑戦する星野は「実家でかかってたレコード集になりそうです。頭に親の顔がちらつきながら(笑)」と意気込みを語ると、DJの先輩であるテイが「親の顔もいいけどたまにお客さんの顔も見るといいよ。反応がわかるから」とアドバイスした。

いよいよイベントもお開きの時間となり、3人は来場者に向け1人ずつコメント。星野は今年8月に閉店するHMV渋谷店について触れ、「昔ここでbirdさんのインストアを観て、いつか自分もトークとかライブしたいなと思ってて、ギリギリ滑り込めました」と笑顔を見せる。続くフミヤも「HMVはDJ始めてすぐくらいに初めてレコード買いに来てカツアゲされかかった場所です。みなさんも3枚(星野・フミヤ・テイ)買ってもらえたらうれしいです」とHMVでの思い出を語った。最後のテイは「まじめな話、2人とも初のソロっていうことなんですけど本当にいいアルバムなんで、聴いてない人は聴いてください」と2人の新譜をオススメした。

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