SHACHIがユニバーサルミュージックから新作配信、ラップ×ゾンビのドラマ主題歌担当

2019年7月2日 12:08 511 3 音楽ナタリー編集部

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記事へのコメント（3件）

ラッパーのSHACHIが9月2日に配信音源「alone」をユニバーサルミュージックからリリースする。

SHACHI

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SHACHIは独特な声と共感しやすい歌詞を武器とするフィメールラッパー。これまで彼女はサウンドプロデューサーのSAMEと2人だけで楽曲制作を行ってきたが、メジャーレーベルであるユニバーサルミュージックから新作をリリースするにあたり「自分達のやりたい事、これからの道筋などを話し合ってこの人達とならきっともっと大きな事に挑戦できるかもしれないと思い今回一緒にEPを作ろうと決めました！」と語っている。

本作に収録される7曲のうち、「One Day」は7月12日（金）、13日（土）にテレビ朝日系で放送されるドラマ「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」の主題歌に決定。この曲はドラマ放送日の7月12日に先行配信される。

SHACHI「alone」収録曲

01. Don't wake me up -Intro-
02. Getting Lucky
03. Tokyo
04. One Day
05. Let me go with u -Interlude-
06. Falling Down
07. My Feelings

SHACHI コメント

新作「alone」をユニバーサルミュージックから配信することについて

今まではサウンドプロデューサーのSAMEと2人だけでの音楽制作でただひたすら音楽を作って配信するという事しか出来ていなくてYouTubeでMVを公開したら世界中の方からコメントを頂けて少しずつですが自分たちの音楽が広がっていることが確認できて嬉しかったのと同時に次のステップに行くためにはどうすれば良いのかずっと考えていました。そんな時にユニバーサルミュージックの方から連絡を頂いて自分達のやりたい事、これからの道筋などを話し合ってこの人達とならきっともっと大きな事に挑戦できるかもしれないと思い今回一緒にEPを作ろうと決めました！

「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」主題歌を担当することについて

「ラッパーとゾンビ？！という異色なコラボレーションに驚きつつ原作の漫画とドラマの企画も読ませて頂いたところ自分が初めてHIP-HOPと出会った時の気持ちだったり実際に自分がラップをするってなった時の気持ちと通じるところがあってこんなに共感できる世界観のドラマとこのタイミングで出会えるなんて…！とただただ運命を感じました。
HIP-HOPをあまり知らない人でも分かりやすく面白く表現されていて楽しめる内容になっていると思うのでドラマがどんな風に放送されるのかすごく楽しみです！

高崎壮太（「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」プロデューサー）コメント

SHACHIさんの「One Day」を初めて聞いた時、このドラマにぴったりの曲だなと思いました。人生の主役は「自分」であるのだという確かな「決意」と「希望」、その一方で世界は一人では決して生きていけないのだというある種の「無力さ」に襲われる姿や葛藤を「都市空間（シティ）」を舞台に歌いあげる楽曲は、愛する人を失い、周りがラッパーゾンビ化していくカオスの中で、それでも前を向いて懸命に生きていく主人公・みのりの姿とダブって聞こえました。

哀しみや寂しさを感じさせる一方で確かな芯と決意を感じさせる「One Day」に心を鷲掴みにされました。
ラップ×ゾンビという新しい世界観のドラマで勝負をかけるメンバーに主題歌という形で、HIP HOP界の期待の新星であるSHACHIさんに加わって頂き嬉しい限りです。