帰ってきたピエールナイト、池袋手刀でポリハヤシ&NoGoD団長と大盛り上がり

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3月23日に東京・音処 手刀でピエール中野の主催イベント「帰ってきたピエールナイト vol.1」が開催された。

ドラムDJピエール中野(凛として時雨)

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ドラムDJピエール中野(凛として時雨)

ドラムDJピエール中野(凛として時雨)[拡大]

昨年7月に幕を下ろした「ピエールフェス」の前身イベントである「ピエールナイト」。ひさびさの開催となった今回は、凛として時雨が2006年に初ワンマンライブを行った中野にとって思い入れのあるライブハウスの1つ、音処 手刀を舞台に行われ、ゲストとしてDJハヤシ(POLYSICS)とDJ団長(NoGoD)が参加した。

DJハヤシ(POLYSICS)

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まずは中野が“キンミヤ“の愛称で知られる焼酎「亀甲宮焼酎」とのコラボTシャツを着てステージに上がり、「帰ってきたピエールナイト」の開会を宣言。入れ替わるように登場したDJハヤシは、冒頭でRADWIMPS「前前前世」を松山千春、森進一、板東英二らのモノマネを盛り込んで歌い、観客の笑いを誘った。筋肉少女帯「踊るダメ人間」で“ダメジャンプ”を決め、ユニコーン「大迷惑」やカステラ「歯が抜ける」などを熱唱してすっかり汗だくになったハヤシは、中野を招いて「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」のテーマ曲をデュエット。続けてX「オルガスム」が爆音が鳴り響く中、ステージにはPOLYSICSのヤノマサシ(Dr)、ナカムラリョウ(G, Syn)の姿が。相川七瀬「夢見る少女じゃいられない」ではフミ(B, Syn)も飛び入り参加し、オーディエンスはPOLYSICSメンバーの登場に歓喜した。

DJ団長(NoGoD)

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2番手のDJ団長は、まず「ハヤシさん、まさか人海戦術で来るとは!」とトップバッターのDJタイムを振り返ってから、マキシマム ザ ホルモン「爪爪爪」をスピンしてフロアにダイブ。ミドリ「わっしょい。」、女王蜂「デスコ」と攻めの選曲で会場の熱気を高めていく。「自分はこういう音楽が好きで。POLYSICSとか凛として時雨が好きな人って友達少ないと思うんですよ(笑)。だからこそ俺たちだけで盛り上がる曲いきます!」と話し、嘘つきバービー、八十八ヶ所巡礼、ゆらゆら帝国の楽曲を連投。BiS「nerve」、ももいろクローバーZ「行くぜっ!怪盗少女」、BABYMETAL「メギツネ」というアイドルソングで一体感を高め、「平成がもうすぐ終わりですね」と述べてから、電気グルーヴ「Shangri-La」、CHAGE and ASKA「YAH YAH YAH」や、TOKIO「LOVE YOU ONLY」をプレイ。ラストにPOLYSICS、凛として時雨の楽曲を届けた。

ドラムDJピエール中野(凛として時雨)

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DJ団長が凛として時雨「テレキャスターの真実」をスピンしたタイミングでドラムセットに向かった中野は“ドラムDJ”スタイルでイベントに臨み、凛として時雨の楽曲を中心としたドラムプレイ、彼らしい選曲のDJで観客を沸かせた。まず前半パートではドラムの前に座り、凛として時雨の楽曲を演奏。「Who What Who What」「abnormalize」「テレキャスターの真実」「Sadisic Summer」「nakano kill you」「Ultra Overcorrection」「Beautiful Circus」の7曲をすべてフル尺でプレイした。

ドラムDJピエール中野(凛として時雨)

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続けてDJブースに立った中野は、嵐「嵐」、Perfume「チョコレイト・ディスコ」、B'z「ultra soul」とおなじみの選曲で会場を盛り上げる。「せっかく池袋に来たんだから! 凛として時雨が初めてワンマンやった場所なんだから!」と煽り、MAN WITH A MISSIONバージョンの「Smells Like Teen Spirit」ではフルパワーでドラムを叩いてキンミヤを飲み干した。マキシマム ザ ホルモン「恋のメガラバ」のあと、中野はますますテンションを高め、「やっぱりキンミヤと言えばこれだと思うんですよ!」と向井秀徳(NUMBER GIRL、ZAZEN BOYS)が歌うYUI「CHE.R.RY」をスピン。また中野が多大なるリスペクトを捧げる電気グルーヴの楽曲「Volcanic Drumbeats」を力強く演奏する場面もあった。

ドラムDJピエール中野(凛として時雨)

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観客を大いに楽しませた中野は、「池袋手刀(チョップ)は思い出深いライブハウスで、凛として時雨の拠点だった。時雨の初ワンマンは大雪だったけどソールドアウトして。初めて2~300人とか入った。今日もそんなことを思いながら演奏してたし、全員殺すつもりでドラムを叩いてるのがわかったでしょ?(笑)」とコメント。「レコーディングもしてるし、これからも楽しみにしててね。人生楽しめるよって話! 今日はありがとうございました!」と今後の活動への期待を煽る形でイベントを締めくくった。

中野はこのあと6月29日に大阪・北堀江club vijonでワンマンライブ「ピエール中野単独フェス #2」を開催。翌30日には大阪・Zepp Osaka Baysideにて凛として時雨のツアー「凛として時雨 Tour 2019 Golden Fake Thinking」のツアーファイナルを迎える。

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ピエール中野単独フェス #2

2019年6月29日(土)大阪府 北堀江club vijon

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ピエール中野 凛として時雨 ピヤホン監修 @Pinakano

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