SEKAI NO OWARI×WANIMA「uP!!!」5周年幕張ツーマンライブに2万人熱狂

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SEKAI NO OWARIWANIMAが出演したライブイベント「uP!!! FESTIVAL 2018 ~SEKAI NO OWARI × WANIMA~」が、昨日12月2日に千葉・幕張メッセ国際展示場1~3ホールにて行われた。

「uP!!! FESTIVAL 2018 ~SEKAI NO OWARI × WANIMA~」アンコール後に記念撮影するSEKAI NO OWARIとWANIMA。(Photo by Yosuke Kamiyama)

「uP!!! FESTIVAL 2018 ~SEKAI NO OWARI × WANIMA~」アンコール後に記念撮影するSEKAI NO OWARIとWANIMA。(Photo by Yosuke Kamiyama)

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「uP!!!FESTIVAL 2018」は、エンタメ情報サービス「uP!!!」のオープン5周年を記念して開催されたイベント。会場には約2万人のオーディエンスが集結し、2組による貴重な対バンを楽しんだ。

DJ LOVE(DJ / SEKAI NO OWARI)に扮して登場したKETNA(Vo, B / WANIMA)。(Photo by Yosuke Kamiyama)

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最初に始まったのはWANIMAのライブ。KENTA(Vo, B)、KO-SHIN(G, Cho)、FUJI(Dr, Cho)はSEKAI NO OWARIのDJ LOVE(DJ)風の赤いウィッグとお面をかぶってステージに登場し、フロアからすさまじい歓声を浴びる。そのまま3人は「オドルヨル」で観客を一斉に踊らせ、「Japanese Pride」のソリッドなサウンドで場内の熱気をさらに高める。KENTAはその盛り上がりに「幕張、めっちゃ盛り上がっとるやん!」とうれしそうな笑顔を浮かべた。

「熊本県出身、東京都在住、TONAI NO OYAJIです!(笑)」と叫んだKENTAは、先程のDJ LOVEのコスプレを「LOVEちゃんのアレ、めちゃくちゃ歌いづらい!(笑)昨日リハーサルした意味ないぐらい。(DJ LOVEは)すごいな」と振り返り、オーディエンスを笑わせた。KENTAの煽りで2万人が巨大なウェーブを作ったあとは「つづくもの」「Hey Lady」とアッパーチューンを連発。「THANX」の最後にはKENTAが「日本で一番SEKAI NO OWARIが好き、WANIMAです!」と挨拶した。

WANIMA(Photo by Yosuke Kamiyama)

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「速い曲ばっかりやったけど、ゆっくりした曲やっていいですか? 熊本に作った、まだCDにしていない曲があります」というKENTAの言葉に続いて披露されたのは、故郷の熊本に対する思いを歌ったミディアムチューン「りんどう」。観客が灯す携帯電話のライトが場内を優しく照らす中、3人はそれぞれの思いを込めた演奏を届けた。その後は鈴の音のイントロから、冬のバラードナンバー「SNOW」へ。切ない歌詞とサウンドで、WANIMAのまた異なる一面をオーディエンスにアピールした。

後半ではステージ前方に青い炎が上がる中、ヒット曲「ともに」を観客と一緒に大合唱。ダンサブルなリズムでフロアを揺らした「いいから」が終わると、KENTAは「楽屋にいるFukaseくんに届きますように(笑)」とかわいらしい声で話してから「シグナル」へと突入した。KENTAとKO-SHINはステージ左右の花道へ飛び出し、オーディエンスへの感謝を届ける。最後は「BIG UP」をパワフルに演奏し、3人は笑顔でステージをあとにした。

SEKAI NO OWARI(Photo by Yosuke Kamiyama)

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2組目、SEKAI NO OWARIは「スターライトパレード」で華やかにライブの幕開けを飾った。Nakajin(G)、Fukase(Vo)、DJ LOVE(DJ)の3人はパーカーやTシャツ、キャップ、オーバーオールなど普段のライブとは異なるカジュアルな装いを披露し、ファンをどよめかせる。そしてSaori(Piano)の柔らかな音色が彩る「RAIN」、今年の全国ツアーで初披露されたダークな世界観の新曲「Re:set」を次々と演奏し、オーディエンスを一気に惹きつけていった。

MCでNakajinは直前のWANIMAのライブを振り返り「最近忙しかったんですけど、WANIMAさんのライブを観たら元気が出てきました」と語り、楽屋に置いてあったというWANIMAからの直筆の手紙も紹介する。一方、DJ LOVEはWANIMAの冒頭に登場した3人のDJ LOVEについて「こんなたくさんの人の前でいじられてね、『年上なんだけどな?』と思ったけど(笑)。あとで打ち上げのときに冗談で怒ってみようかな(笑)」と笑っていた。

Fukase(Vo / SEKAI NO OWARI)(Photo by Yosuke Kamiyama)

Fukase(Vo / SEKAI NO OWARI)(Photo by Yosuke Kamiyama)[拡大]

メンバー4人が笑顔でそれぞれの音を鳴らした「炎と森のカーニバル」のあとは、ロッキングチェアに身を預けたFukaseのけだるげな声とSaoriが奏でる高速のフレーズが絡み合う「ANTI-HERO」、さらに「Death Disco」へ。その後のMCでFukaseは、対バン相手のWANIMAのために現在開催中のファンクラブ限定ツアーで訪れた北海道でお土産を買おうとしたというエピソードを話す。さんざん考えたあげく何も買えなかったFukaseは、別のライブのために京都に行ったNakajinにお土産の購入を託したことを明かすが、まだWANIMAのメンバーに渡していないというお土産の中身をそのままNakajinが「ラスクとえびせん……」と話すはめに。Fukaseは「喜んでくれるかな?」、Nakajinは「先に中身を聞くっていう(笑)」と、それぞれ心配そうな表情を浮かべていた。

ライブ後半では10月にリリースしたばかりの新曲「イルミネーション」、そしてクリスマスソング「Silent Night」のカバーと、この季節にぴったりなナンバーを連発。荘厳なアンサンブルが響き渡る「SOS」、ダイナミックな照明と演出に彩られた「スターゲイザー」でオーディエンスを圧倒すると、最後の曲に入る前にSaoriはWANIMAのライブをずっとフロアで観ていたと明かし「何回も『セカオワ!』って言ってくれて『なんていい人たちなんだろう』って大好きになりました(笑)」と語った。本編ラストは「RPG」を披露し、2万人の一体感をピークまで高めた。

SEKAI NO OWARIとWANIMAの記念写真。(Photo by Yosuke Kamiyama)

SEKAI NO OWARIとWANIMAの記念写真。(Photo by Yosuke Kamiyama)[拡大]

アンコールの「Dragon Night」が終わると、Nakajinの呼び込みでステージ上にはWANIMAの3人が再び登場。3人はまたしてもDJ LOVEに扮して現れ、本人に「LOVE兄さん!」と呼びかけて握手を求めていた。観客とともに記念撮影を行ったあとも、7人は名残惜しそうに会場の隅々まで手を振り続けた。

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SEKAI NO OWARI OFC @SekaiNoOwariOFC

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