2018年元日に発表されたベストアルバム「BEST GENERATION」を携えての本ツアーで、GENERATIONSは愛知・ナゴヤドーム2公演、大阪・京セラドーム大阪3公演、福岡・ヤフオク!ドーム2公演、東京ドーム3公演の計10公演で41万5000人を動員。さらに東京公演のライブビューイングには4万人が参加し、合計45万5000人が「GENERATIONS LIVE TOUR 2018 "UNITED JOURNEY"」を目撃した。
ライブは“アジア”、“アメリカ”、“ヨーロッパ”、“ジャパン”の4大陸をGENERATIONSが大航海するという演出で行われ、オープニングでは大勢のマーチング隊が登場。マーチング隊が7人の船出をにぎやかに彩る中、ステージの上手と下手をつなぐように設けられた回廊にGENERATIONSが姿を現した。ステージにツアーロゴが描かれた大きな船の帆が張られ、7人はツアータイトルにもなった楽曲「UNITED JOURNEY」でライブをスタートさせる。数原龍友が「ファイナルへようこそ!」、片寄涼太が「今日は最後まで思いっきり盛り上がりましょう!」と呼びかけ、ステージをネオンカラーの照明が彩る中、7人は「AGEHA」をパフォーマンス。「ALRIGHT! ALRIGHT!」ではパフォーマーがそれぞれソロダンスで観客を魅了し、関口メンディーのラップで始まった「Hard Knock Days」では数原がドラムを叩きながら熱唱。熱いパフォーマンスから一変、続く「Always with you」ではセーラー衣装のキッズダンサーを引き連れ、眩しい笑顔を見せながらさわやかな歌声と軽やかなダンスを披露した。
オレンジのセットアップに衣装チェンジしたGENERATIONSは“ヨーロッパ”の世界観の映像をバックに「PIERROT」をパフォーマンス。白濱亜嵐がリミックスを手がけた「Sing it Loud(ALAN Remix)」に突入すると、7人はトロッコに乗ってアリーナを移動しながら会場を盛り上げていく。「Love You More」ではフロートの上で女性ダンサーと共演。「花」ではキッズダンサーと大きな花を受け渡すなど、かわいらしいやり取りを繰り広げた。
“アジア”のパートのオープニングでは小森隼と中務裕太がバク宙など、アクロバットを披露して黄色い歓声を浴びる。白い衣装に着替えた7人は「また、アシタ」が終わると、「空」で繊細な歌声とダンスを届けながらメインステージへと移動。数原のアカペラで始まる「涙」では片寄がピアノを演奏し、2人きりのステージで観客を酔わせた。ボーカルの2人は、EXILEが東京ドーム公演を行った際に隣接した商業施設ラクーアの中にあるラクーアガーデンステージにてライブをしていたデビュー前のことを回想。数原は「自分たちだけでドームに来れたと思うと感慨深いものがある。無事7人でツアーを回って来れたなと思うと。僕たちの旅はまだまだ終わらない。ツアーが終わってもこの先で楽しんでもらえること、ワクワクすることを届け続けたい」と話し、「どうよ、片ちゃん」と片寄にトークを振る。片寄は「もう感謝しかないですよ。まだライブ終わってないですけど、また次も会えたらなと思っています」と言葉を噛みしめるように述べた。そして2人はデビュー前から歌い続けている「片想い」で美しいハーモニーを響かせ、一度ステージを去った。
パフォーマーたちがブロードウェイのミュージカルふうのダンスやクランプなど個性豊かなソロダンスで多様性のある“アメリカ”の世界観を表現したあと、再びステージにそろった7人は「BIG CITY RODEO」で観客のテンションを引き上げていく。数原が「ここからまだ盛り上がっていこうぜ!」と呼びかけ、GENERATIONSは観客の熱い声援を受けながら「太陽も月も」を披露。「HOT SHOT」からはメドレー形式でノンストップで楽曲を届けていく。観客は「BURNING UP」や「NEVER LET YOU GO」では声を出し、「be the ONE」ではフラッグから持ち替えたタオルを振り回し熱狂していた。GENERATIONSはライブをサポートするダンサーやパフォーマー、武術家、EXPG所属のキッズダンサー、バンドメンバーなどを紹介したあと、「to the STAGE」でメドレーを終えた。その後彼らはテレビ朝日「GENERATIONS高校TV」の企画の一環として、全国から集まった100人の高校生と「AGEHA」でコラボ。そしてラストの「Y.M.C.A.」が始まるかと思いきやGENERATIONSの7人はステージに倒れ込む。数原が「東京、ファイナル、これが最後なのにこんな盛り上がりでいいんですか?」と不満を漏らすと、佐野玲於も「EXILEも三代目(J Soul Brothers from EXILE TRIBE)もHIROさんも来ているのに、この盛り上がりじゃ反省会でダメ出しされちゃうよ!」と真剣な眼差しで訴える。そしてメンディーの「東京、ファイナル、悔いのないように楽しメンディー!」の声を合図に「Y.M.C.A.」が再スタート。そしてGENERATIONSと観客は同じダンスを踊り、大盛り上がりのうちに本編の幕を閉じた。
アンコールの1曲目は「BEST GENERATION」に収録されたEXILEの代表曲「Lovers Again」のカバー。雪が降る様子がスクリーンに映し出される中、ボーカル2人は艶っぽい歌声を響かせ、パフォーマーの5人はダンスで楽曲の世界観を表現した。しっとりとした雰囲気を断ち切るように始まったのはアッパーチューン「F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS」。7人は上着を脱ぎ去り肉体美を披露したり、パワフルな歌声を響かせたりと、ダイナミックなパフォーマンスでオーディエンスを盛り上げた。メンディー扮するメン太郎がメンバープロデュースグッズにダメ出しをする様子が写真と映像で紹介されたあと、GENERATIONSはツアーグッズに着替えてステージイン。7人は感謝の気持ちを述べてから「ALL FOR YOU」を披露し、デビュー曲「BRAVE IT OUT」でライブを締めくくった。
なおGENERATIONSは10月31日に通算17枚目のシングル「少年」をリリースすることが決定している。
GENERATIONS LIVE TOUR 2018 "UNITED JOURNEY" 2018年8月5日 東京ドーム セットリスト
01. UNITED JOURNEY
02. AGEHA
03. ALRIGHT! ALRIGHT!
04. Hard Knock Days
05. Always with you
06. PIERROT
07. Sing it Loud(ALAN Remix)
08. Love You More
09. 花
10. また、アシタ
11. 空
12. 涙
13. 片想い
14. DANCE TRACK
15. BIG CITY RODEO
16. 太陽も月も
17. HOT SHOT
18. ANIMAL
19. RUN THIS TOWN
20. BURNING UP
21. NEVER LET YOU GO
22. Evergreen
23. be the ONE
24. to the STAGE
25. AGEHA
26. Y.M.C.A.
<アンコール>
27. Lovers Again
28. F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS
29. ALL FOR YOU
30. BRAVE IT OUT
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