RGがパンダ片手に熱唱、“ワールドカップあるある”も飛び出したミニライブ

レイザーラモンRGが6月20日に東京・タワーレコード渋谷店にて、1stシングル「いただきます」のリリース記念イベントを開催した。

イベント開催日に自身初となるソロシングル「いただきます」を発表したRG。彼は今回のイベントにて、m.c.A・Tがプロデュースを手がけた表題曲と、カップリング曲「DO THE パンダッ！ feat. MAGiC‘PANDA’BOYZ」の2曲を歌唱した。イベントがスタートし「DO THE パンダッ！」が流れると、RGはパンダの人形を手にして熱唱。「いただきます」披露前には「『いただきます』で紅白に行きたい、いや、皆さんを連れていきたい。そして世界に連れていきたい！」と野心を告白し、集まったファンを盛り上げた。

さらにRGは現在開催中の「2018FIFAワールドカップ ロシア」にちなみ、尾崎豊の「I LOVE YOU」にのせて“セネガルあるある”、安全地帯の「ワインレッドの心」にのせて「大迫（勇也）あるある」を披露。フォトセッション時にも「m.c.A・T半端ないって！ 『いただきます』だけで曲作れへんやん普通！」とサッカーネタに乗っかり、報道陣の期待に応えた。

イベント後には囲み取材が行われ、RGは今回のCDリリースの経緯を説明した。SLENDERIE RECORDのレーベルヘッド・藤井隆や椿鬼奴ら仲間内でカラオケに行った際、鬼奴と共に「音楽で飯を食っていきたい」とこぼしたというRG。それを聞き逃さなかった藤井はm.c.A・Tにオファーし、楽曲制作のきっかけを作った。RGは「今まで人の曲ばっかり歌っていたので、やっとスタートラインに立てた」と感慨深そうに語り、「あきらめないでください。僕は44歳でデビューできました」と歌手を目指す人たちにメッセージを送った。

またRGは「いただきます」が食育をテーマにしていることから、「最終的には『おさかな天国』みたいに、築地、スーパー、居酒屋で常にかかる曲にしていく」と宣言。「お子さんと一緒に踊れるし、最新のクラブミュージックでもあるのでパリピにも楽しんでもらえる」とアピールした。このほか彼は「いただきます」の音楽ジャンルとして銘打たれている“演歌 TRAP”についても説明。今回はこぶしたかし名義でのリリースではないことに関して記者陣に質問されると、「（楽曲には）こぶしたかしだけじゃなく、RGとしてのエッセンスもたくさん含まれているので」とその理由を明かした。

なおサブスクリプションサービス・AWAではRGが制作したプレイリスト「俺もこうなりたい！世界の音楽一発屋」が公開された。RG自身がプレイリスト作成について語った、オリジナルボイスメッセージも配信されている。