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晴チーム勝利!アミュフェスでPerfume、ポルノらが白熱の雨男晴女対決

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「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 -雨男晴女-」の集合写真。(撮影:上山陽介)

「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 -雨男晴女-」の集合写真。(撮影:上山陽介)

本日6月2日に千葉・幕張メッセ国際展示場9~10ホールにて、アミューズ主催のライブイベント「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 - 雨男晴女 -」が開催された。

幕張での開催は2度目となる「Amuse Fes」には、アミューズ所属のポルノグラフィティPerfumeFLOW高橋優WEAVERエドガー・サリヴァン、辻村有記、藤原さくらフレデリックRihwaが出演。“雨チーム”と“晴チーム”に分かれて勝負を繰り広げたほか、アミューズスペシャルバンドの演奏をバックにさまざまなボーカリストたちがセッションを披露して集まった約1万8000人のオーディエンスを沸かせた。

トップバッターを務めたのは、自称“アミューズイチの晴れバンド”のFLOW。KEIGO(Vo)の「『Amuse Fes』始めるよー!」という開会宣言と共に「GO!!!」が投下され会場は大きく揺れた。彼らはオーディエンスを熱狂させるように、「CHA-LA HEAD-CHA-LA」「Steppin' out」などライブ映えするアッパーチューンを全力でプレイ。イベント序盤から盛り上がる観客にKEIGOは「最高!」と絶賛する言葉を贈った。一方“雨チーム”の先陣を切ったWEAVERは、杉本雄治(Vo, Piano)が弾くしっとりしたピアノの旋律から始まる「BLUE」を披露し、フロアの雰囲気を変える。3人はアイコンタクトを取りながら「だから僕は僕を手放す」や新曲「Hello Future」などを丁寧なプレイと共に届けて大人な一面をアピールしていく。さらに「Shine」で高揚感のある空気を作り出してステージをあとにした。

“晴チーム”の2番手・Rihwaは代表曲「春風」でライブをスタート。ピアノとストリングスのサウンドに乗せて柔らかな歌声を届けると、フロアから大きな拍手が沸き起こった。「幕張の皆さんこんにちはー! うしろのほうまで見えてるよ!」と挨拶したあと、タンバリンを手に最新曲「Swing Swing♪」をエネルギッシュに歌い上げ、歌唱力が存分に発揮されるバラード「ミチシルベ」を披露した。続いて“雨チーム“から登場したのは元HaKUの辻村有記。「さあ、踊ろうぜ!」と呼びかけた彼は生ドラムをバックにインストナンバー「Into U」をプレイし、幕張メッセをダンスフロアへと変貌させる。ド派手なレーザーが飛び交う「nanana」では「またこうやってみんなの前で歌うことができてうれしいです。最高の1日にしようぜ!」と「Amuse Fes」に出演できる喜びを爆発させ、「Actions Over Words」ではシンガロングを巻き起こして会場を1つにする。“雨の曲“として披露された「Ame Dance」では観客がハンズアップし、辻村はその光景に感激した様子で「ありがとう!」と絶叫。倒れ込むまでフロアを盛り上げて出番を終えた。

中盤には島袋優(G / BEGIN)、阪井一生(G / flumpool)、GOT'S(B / FLOW)、杉本雄治(Key / WEAVER)、上地等(Key / BEGIN)、小倉誠司(Dr / flumpool)からなるアミューズスペシャルバンドが登場。彼らはまずサンプラザ中野くんとFLOWのKOHSHI(Vo)とKEIGO(Vo)を迎えて、爆風スランプ「Runner」を披露した。続いてゲストボーカルとして登場したポルノグラフィティの岡野昭仁(Vo)は「flumpoolの(山村)隆太がよくなってステージに戻ってきてほしいという思いを込めて」と前置きをしてflumpool「星に願いを」を歌い上げる。現在喉の療養中である山村への思いが詰まったアミューズスペシャルバンドのパフォーマンスが終わると、フロアから大きな拍手が起こった。高橋は島袋と共にボーカルを取り、BEGINにもらったという一五一会を弾きながら「海の声」を歌唱した。コラボステージのラストを飾ったのはPerfume、Rihwa、藤原さくら、佐々木萌(Vo / エドガー・サリヴァン)をゲストボーカルに迎えたサザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」。あ~ちゃんとRihwa、かしゆかと藤原、のっちと佐々木がペアになって歌い、「胸さわぎの腰つき」という歌詞の部分では6人で一列に並んでセクシーなダンスを踊ってみせた。

休憩を挟み始まった後半戦には、フレッシュな面々が続々と登場。「Amuse Fes」初出演となる“雨チーム”所属のエドガー・サリヴァンは、佐々木萌(Vo)がキュートに歌う「BABY-Gを諦められない!」で観客を惹き付け、さらに「ミラクルショッピング ~ドン・キホーテのテーマ~」で盛大なシンガロングを誘う。佐々木は「去年は客席で見ていた『Amuse Fes』に立たせていただけて、本当に光栄に思います」と笑い、「また絶対お会いしましょう!」と再会を誓った。続く藤原はmabanua(Dr / Ovall)とのステージを展開。「500マイル」「The Moon」で切なげな歌声も聞かせつつ、“晴チーム”の一員らしく軽やかにギターをカッティングしながら歌う新曲「Sunny Day」や、事務所の大先輩である福山雅治提供の「Soup」を優しく歌い上げた

藤原の穏やかなムードのステージから一転して“雨チーム”のフレデリックは、三原健司(Vo, G)の「MCなしで20分1本勝負」という宣言通り、ひたすらダンサブルなナンバーをストイックに投下。「飄々とエモーション」や「オドループ」では飛び交うド派手なレーザー光線の演出に負けぬ、エネルギッシュで気合いのこもったパフォーマンスを展開してた。高橋は観客の笑顔を誘う「明日はきっといい日になる」でライブを開始し、朗らかな空気を作り出していく。MCでは「もう語る意味がないくらい晴れていますよね?」と“晴チーム”の勝利を確信するように語り、「1人たりとも欠かさず最高の1日にしたいなと思ってます」と意気込んだ。また彼はライブ初披露となる新曲「プライド」を歌詞に込められた力強いメッセージを噛みしめるように熱唱したほか、ラストにスケール感のあるミディアムチューン「虹」を披露。雨と晴天の両方がなければ出現しない気象現象をタイトルに冠したナンバーで、自身のステージを終えた。

“雨チーム”のトリ、ポルノグラフィティは「Amuse Fes」仕様の「電光石火」で勢いよくパフォーマンスを開始。「THE DAY」では岡野が「嵐を巻き起こせ!」と言い、新藤がダイナミックなギターソロを響かせた。岡野は「6回目の『Amuse Fes』、成熟してきて空気が最高のものになってきています! 雨男代表でございます! でも僕自身は“軽晴男”。そして彼が大雨男。彼がいるために僕も雨男のカテゴリに入れられてしまいます」と新藤を紹介する。そんな“大雨男”疑惑がかかった新藤は「雨男っていう響きがそもそもネガティブだもん。ちなみに俺は“晴一”なんだけど……」と反撃したが、岡野は「名前が余計災いしてる」とバッサリ。2人はそのネガティブさを払拭すべく、「嵐の中に巻き込んで帰りたいと思います!」と宣言して最新シングル「カメレオン・レンズ」など次々と楽曲を届けていく。ポルノグラフィティはこの日のために名曲「サボテン」をはじめ、十数年ぶりの披露となったという「天気職人」など“雨”にまつわる楽曲を中心としたセットリストを用意。終盤では「止まない雨はない!」と言い、観客と一緒に「ハネウマライダー」でタオルを回し、代表曲「アゲハ蝶」では盛大なシンガロングを巻き起こした。

“晴女”代表のPerfumeは「ポリリズム」でパフォーマンスを開始。トリを務めることについてあ~ちゃんは「ポルノさんが先に出て、なぜか私たちが最後を飾るという。恐縮と恐縮が重なって穴に入りたい」と言い、のっちも「穴をください」と付け加える。「先輩たちにはただ楽しんでもらいたい」という思いで、この大役を引き受けたという3人はこれまでのアクトを興奮気味に総括。あ~ちゃんが「最初からすごい盛り上がりでしたからね……Right here Right now」とFLOW「GO!!!」を歌い始めると、3人で「Bang!」と声をそろえてジャンプし、ほかのアクトについてもたっぷり堪能した様子を見せた。天気がよかったことについてあ~ちゃんは「晴れの威力が強かったってことじゃね。雨男の2人がね、さっきすごいのかましてくれましたけど……大雨男と軽晴男?」と口にする。それに対してかしゆかとのっちは「何それ」「往生際の悪い男ね」と笑った。傘を開くような振り付けが印象的な「宝石の雨」のあとは恒例の「P.T.A.のコーナー」へ。ここでは恒例のパートはもちろん、あ~ちゃんが「あの曲が鳴らないとフェスに来た感じがしない!」と言うポルノグラフィティの「ミュージック・アワー」を拝借して観客と大盛り上がり。最後に“恋するウサギちゃん”を思わせるポーズを決めた3人は「最高!」と大はしゃぎし、あ~ちゃんは「この歌は夏に歌わないとだめよねー!」と白い歯を見せた。その後Perfumeは「Party Maker」「チョコレイト・ディスコ」とブチ上げナンバーを連射。ラストを「無限未来」で締めくくった。

Perfumeが本日の出演者と、リアルタイムレポーターとして会場を回った山出愛子(ex. さくら学院)をステージに呼び込み、“晴チーム”と“雨チーム”の勝敗を決めることに。入場時に配布された赤と青の二面があるうちわを観客が掲げ、その数を“アミューズ野鳥の会”が数えた結果、“晴チーム”に軍配があがった。VTR出演した新日本プロレスの真壁刀義から負けチームに“ビリビリサンダー”の罰ゲームが与えられることが告げられると、“雨チーム”のポルノグラフィティは「一生懸命がんばったのに!」とこの場を仕切る“クラウディKEIGO”ことFLOWのKEIGOに泣きつく。新藤が「みんな仲間やん……いつからそうなったんじゃよ……」と泣き言を言い、なぜか“晴チーム”のKEIGOも巻き込まれる中、“雨チーム”の面々は手をつないで、“ビリビリサンダー”の餌食に。倒れ込むほどの衝撃を受けた“雨チーム”代表の岡野は「みんな手首ある!?」と仲間たちを心配していた。その様子を見ていたのっちは「勝ってよかったです。あんなにいいものを見れるとは思わなかった(笑)」と爆笑。あ~ちゃんは「天気も晴れだし、何より自分たちとみんなのパフォーマンスがよかったのかなと。やっぱりカラッとしていたいよねー!」と感想を述べる。一方の“雨チーム”は全員がどんよりとした顔を浮かべていた。最後は「Amuse Fes」恒例の「それを強さと呼びたい」を全員で歌い、観覧エリアを背にして記念撮影を実施。“晴チーム”、“雨チーム”共に来年も「Amuse Fes」が開催されることを願い、イベントは幕引きとなった。

なお、この日のライブの模様は7月28日(土)にWOWOWプライムにて「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 - 雨男晴女 -」としてオンエアされる予定だ。

「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 -雨男晴女-」2018年6月2日 幕張メッセ国際展示場9~11ホール セットリスト

FLOW

01. GO!!!
02. Steppin' out
03. 流星
04. CHA-LA HEAD-CHA-LA
05. Around the world
06. COLORS

WEAVER

01. BLUE
02. INST~だから僕は僕を手放す
03. Hello Future
04. Shine

Rihwa

01. 春風
02. Swing Swing♪
03. ミチシルベ

辻村有記

01. Into U
02. nanana
03. Actions Over Words
04. Ame Dance

AMUSE SPECIAL BAND

01. Runner
02. 星に願いを
03. 海の声
04. 勝手にシンドバッド

エドガー・サリヴァン

01. BABY-Gを諦められない!
02. JAPONICA!!!
03. ミラクルショッピング ~ドン・キホーテのテーマ~
04. 叫べボイエンガル

藤原さくら

01. 500マイル
02. Sunny Day
03. The Moon
04. Soup

フレデリック

01. オンリーワンダー
02. TOGENKYO
03. 飄々とエモーション
04. オドループ

高橋優

01. 明日はきっといい日になる
02. 象
03. プライド
04. ルポルタージュ
05. 虹

ポルノグラフィティ

01. 電光石火
02. THE DAY
03. 空想科学少年
04. カメレオン・レンズ
05. サボテン
06. 天気職人
07. ハネウマライダー
08. アゲハ蝶

Perfume

01. ポリリズム
02. TOKYO GIRL
03. 宝石の雨
~P.T.A.のコーナー~
04. Party Maker
05. チョコレイト・ディスコ
06. 無限未来

ALL LINE UP

01. それを強さと呼びたい

WOWOWプライム「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 - 雨男晴女 -」

2018年7月28日(土)17:30~

※記事初出時、一部写真のカメラマンクレジットに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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