このツアーはMaydayが最新アルバム「自伝」を携え昨年3月より開催しているワールドツアーで、Maydayが日本武道館で単独ライブを行うのは今回が3回目となった。チケットがソールドアウトした会場には日本国内のファンや台湾など世界各国から訪れたファンが集結した。
ライブのオープニングでは、メンバー5人が変身して地球を襲う巨大な敵に立ち向かうアクション映画さながらの映像が流れ、オーディエンスからは大歓声が沸き起こる。そんな中ステージに登場したMaydayは、1曲目として「Party Animal」を披露し、場内の熱気を急上昇させた。続く「OAOA」では阿信(ASHIN / Vo)の煽りに合わせて会場内に大合唱が響き渡る。石頭(STONE / G)と怪獸(MONSTER / G)はステージに設けられた花道へ飛び出し、観客の一体感を高めた。
最初のMCでは石頭が「ここはMaydayにとって本当に特別な場所です」、瑪莎(MASA / B)が「3回目だけど、毎回感動します」と3度目の武道館公演の喜びを語り、怪獸は流暢な日本語で「昨日も盛り上がって歓声がすごかったです。今日はどうかな?」と客席に呼びかけで盛り上げる。冠佑(MING / Dr)は「今度は3日間やりたいです。ラーメンもたくさん食べられるし(笑)」と次の武道館公演への意気込みを冗談交じりに明かし、ファンを笑わせていた。
ライブ中盤では華やかなビッグバンドアレンジが印象的な「兄弟」と、瑪莎がイントロのピアノを奏でた「成功間近」と幅広いタイプの楽曲を次々と披露。「満ち足りた想い出」では観客が手にした携帯電話やスマートフォンのライトを灯し、会場を美しく照らした。
赤いライトに照らされながらドラマチックなアンサンブルが繰り広げられた「I will carry you」、オーディエンスが笑顔で飛び跳ねた「瞬間少年ジャンプ」が終わると、本編はいよいよ終盤へ。最後は「どこでもドア」「人生は海のよう」を丁寧に届け、5人は笑顔でステージを降りていった。
熱烈なアンコールの声に応えて再登場した5人。ここで阿信はサプライズゲストとして
GLAYの4人がステージを降りたあと、Maydayは「青春の彼方」「あっという間」を演奏してアンコールを締めくくるがオーディエンスの拍手は止まず、5人は円陣を組んで相談。再び楽器を手にして「馬鹿」「僕は僕に嘘をつかない」をパワフルに披露し、3度目の日本武道館ライブの幕を閉じた。
Mayday「MAYDAY 2018 LIFE TOUR in TOKYO」2018年5月20日 日本武道館 セットリスト
01. Party Animal
02. OAOA
03. 出陣の歌
04. スーパーマン
05. 君は幸せじゃないのに
06. 乾杯
07. 兄弟+人生有限会社
08. 成功間近
09. The Yet Unbroken Part of My Heart
10. 満ち足りた想い出
11. 少年漂流記
12. 頑固
13. I will carry you
14. 瞬間少年ジャンプ
15. どこでもドア
16. 人生は海のよう
<アンコール>
17. Dancin' Dancin’ (with
18. 青春の彼方
19. あっという間
20. 馬鹿+僕は僕に嘘をつかない
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