音楽ナタリー - 最新音楽ニュース

没後20年、hideのドキュメンタリー映画「HURRY GO ROUND」に未公開映像も

5955

2018年5月に没後20年を迎えるhideのドキュメンタリー映画「HURRY GO ROUND」が、5月26日に全国で公開される。

この映画はhideの没後20周年プロジェクト「hide 20th Memorial Project」の一環として制作されるもの。映画内ではhideの墓石に刻まれている楽曲「HURRY GO ROUND」の歌詞に隠されたメッセージをもとに、ナビゲーター・矢本悠馬がhideの足取りをたどる。矢本は今作の撮影で神奈川・三浦市にあるhideの墓や、hideが生まれ育った横須賀、さらには亡くなる3カ月前に滞在していたアメリカ・ロサンゼルスに赴き、hideに縁のある地を回った。映画にはhideの実弟・松本裕士や、hide with Spread Beaverのメンバーであり、hideの楽曲の共同プロデューサーとして活動したI.N.A.、レコーディングエンジニアとして携わったエリック・ウェストフォールといった人物も登場する。なお劇中には亡くなる前日に撮影された未公開映像も収められている。監督は石川智徹が務めた。

YouTubeでは今作のティザー映像を公開中。また本日3月15日に公開された映画のメインビジュアルには、hideの初公開写真が使用された。

矢本悠馬 コメント

この作品に出演が決まった時に自分はhideさんについてほとんど無知の状態でした。
始めはワクワクと好奇心を踊らせていましたが、次第にそれはすぐ恐れ多い感覚になりました。
自分はこんなにも偉大な人物と対峙してるのかと。彼の人生や命と向き合い続けるには今の自分のエネルギーでは正直敵いませんでした。亡くなられて20年、hideさんのエネルギーは消費し尽くされず、今の若い子たちにまで溢れて伝わっている。楽曲からは楽しくて楽しくて仕方がないというような、とてもピュアなものが胸に入ってくる感じでした。その純度の高さが、いつまでも色褪せない、今聴いても古くない理由なのかなと。
この映画はhideさんと矢本悠馬が出会う映画でございます。
自分ごときが本当すみません。
自分はこの作品のおかげで大好きなミュージシャンが1人増えました。
作品中、嘘偽りなく感じたことを話しておりますゆえ、皆様がどう観て感じて頂けるのか今からハラハラしております。そしてまだhideさんを知らない方はこの作品をきっかけに新世界へ踏み出すのもありですよ!

石川智徹監督 コメント

映画初監督の作品がまさかhideさんのドキュメンタリーになるとは想像もしていませんでした。
オフィシャルブック「Pinky Promise」、13回忌での撮影などいくつかお仕事させて頂く機会はありましたが、hideさんの生前にお仕事させて頂く機会が無かっただけではなく、お会いしたこともありません。ある意味「hide初心者」の僕がhideさんの映画の監督という大役をつとめるからには、hideさんのファンはもちろんのこと、hideさんを知らない世代の人達にも観てもらえるような映画にしたいという思いに強く駆られました。
hideさんをリアルに知らない時代に生まれ、hideさんをそんなに知らない人物がhideさんを知っていったらどんなことになるのだろう?ピッタリの人物が浮かびました。俳優・矢本悠馬くんです。
矢本くんは、僕がやっている音楽番組のMCをしてくれていて、人となりは何となく知っていました。俳優としてはもちろん、様々な映画やドラマでの存在感は誰しもが知っているところではありますが、音楽も幅広く聴いていたりしていて、性格もちょっとやんちゃで可愛らしく、純粋で、何事にも自分の考えを貫き通す強さもあって...もしかしたら、hideさんと似てる部分があるんじゃないのか?ということで面白い化学反応を期待し、オファーさせて頂きました。
そんなhide初心者の俳優と監督が紡ぐドキュメンタリーですから、初めて知ることばかりでした。

松本裕士 コメント

この度、hideの映画というこのような機会をいただきまして、たくさんの方々に感謝致します。 今回、ドキュメンタリーということで色々な思い出の地を巡り、そして17年ぶりに制作活動の拠点であったロサンゼルスにも訪れることができました。俳優・矢本さんのおかげでたくさんのhideの軌跡を一緒に回ることにより、改めて思い出すことも多く、懐かしくも嬉しい濃厚な時間となり、それを映像として記録することができました。
皆さん、今まで語ることのなかったこのhideの軌跡を、是非楽しんでいただければと思います。

音楽ナタリーをフォロー