チームしゃちほこのメンバー、坂本遥奈のソロライブ「HARUNA STYLE」が2月23日に愛知・DIAMOND HALLで開催された。
2月2日に19歳の誕生日を迎えた坂本。今回のソロ公演は彼女の生誕を祝うため用意されたもので、会場には多くの“キミドリ”推しが集結した。レーザー光線が飛び交う中、ステージには銀色のサルエルパンツを身にまとった坂本が登場。PSY「江南スタイル」に合わせてキレ味抜群のダンスを披露しつつ、オリジナルのダンストラック「HALTRA NAGOYA」ではさらにダイナミックなパフォーマンスを行い、会場を大いに沸かせた。
坂本は「2月2日に19歳になりました! 今日はハルナ流で魅せていきます!」と力強く宣言。東海テレビの特撮ヒーロー番組「黄金鯱伝説グランスピアー」の主題歌であるBOYS AND MEN「グランスピアーのテーマ」の替え歌「ハルスピアー」のほか、生誕企画ではおなじみである、チームしゃちほこの楽曲のラップパートを抜粋したメドレーを披露した。今回のメドレーは最新アルバム「おわりとはじまり」に収録の「プロフェッショナル思春期」を含む最新バージョンとなっており、坂本はパフォーマーとしての進化をありありと見せつけた。
エレガントな純白の衣装に早着替えし、再びステージに登場した坂本は、デビュー当初からファンだと公言していた東京女子流「鼓動の秘密」を振りつけも完コピしてカバー。続く「もーちょっと走れ!!!」ではキュートな魅力を振りまき、オーディエンスをリードした。MCコーナーに入ると、坂本は今回の衣装について「全部自分で考えて、自分で買いに行って、自分でコーディネートしました」と語り、仕事の合間に東京・原宿や名古屋・大須を巡ってそろえたことを明かした。このお気に入りの衣装を着ての写真撮影タイムを挟んで、ライブは後半へ突入。坂本自身が大好きだというBiSH「オーケストラ」をエモーショナルに歌い上げたほか、「It's New 世界」ではシンガロングを巻き起こし、「トリプルセブン」ではパワフルなダンスでフロアを圧倒。ライブは最高潮の盛り上がりを迎えた。
坂本が一旦ステージをあとにしたところで、彼女がレギュラー出演しているCBCラジオ「ナガオカ×スクランブル」のパーソナリティである永岡歩アナウンサーがスクリーンに登場。お祝いの言葉に加えて、「確実にアべレージとしていいものを出してる。リアクションもちゃんとできていて、ラジオに向いている」と、ラジオパーソナリティとしての坂本を評価し、19歳になったことについて「より個性を出してほしい。セクシーさが足りないので、そこもがんばって身につけて」と期待を込めてメッセージを送った。
今回のイベントのために制作されたオリジナルロングTシャツと、黒いレースのスカートに着替えて登場した坂本は、クマのぬいぐるみを抱えながらソロ曲「小さな夜のうた」を歌唱。歌い終えて次の曲に向けた思いを語っていたところ、サプライズでメンバーからのお祝いビデオメッセージがスクリーンに上映された。さらにグループを代表し、大黒柚姫がバースデーケーキを持って登場。ファンと一緒に改めて坂本の誕生日を祝福した。またスタッフの計らいで、坂本と大黒のユニット曲「レディオにおねがい」のオケが急きょ流れ始める。予期せぬサプライズに坂本と大黒は戸惑う様子を見せつつも、振りつけを思い出しつつ2人で歌い上げた。10代最後の1年は「はっちゃけつつも、いろんな人から求められる人になりたい」と目標を語った坂本は、最後に思い入れの強い曲として東京女子流「おんなじキモチ」と「大好きっ!」を和やかに披露し、自身の好きなものをとことん詰め込んだ19歳の記念イベントを締めくくった。
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【ライブレポート】「ハルスピアー」に「レディオにおねがい」も!“HARUNA STYLE”発揮のしゃち坂本ソロ(写真11枚) - 音楽ナタリー https://t.co/yP0HPXdWbn