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さくら学院「影絵の授業」でコブクロ「蕾」MVを再現、熱演した有友“とぐろ”わからず

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さくら学院「影絵の授業」3時限目の様子。

さくら学院「影絵の授業」3時限目の様子。

さくら学院が1月14日に神奈川・はまぎんホールヴィアマーレにて、公開授業イベント「影絵の授業」を開催した。

「影絵の授業」の講師を担当したのは現代影絵の専門劇団・劇団かかし座の飯田周一。彼が所属する劇団かかし座はRIP SLYME「GALAXY」や黒沢健一「September Rain」のミュージックビデオにハンドパフォーマンスや手影絵で登場している。「影絵の授業」では劇団かかし座が手影絵で参加したコブクロ「蕾」のMVの一部を生徒たちで再現した。なお本イベントに岡崎百々子は課外授業のため不参加となった。

1時限目には岡田愛、藤平華乃、新谷ゆづみ、八木美樹が出席。手が固いという岡田は「不器用なんですけど大丈夫ですか?」と不安げな表情を浮かべるが、飯田が「大丈夫ですよ」と微笑む。そんな中まずは飯田と、アシスタントの岩田百代が2人で「On the earth」と題した手影絵ショーを披露。2人が手をペンギンやウサギ、カメなどさまざまな動物に変化させ、物語をつむいでいく様子を生徒たちは「すごい!」「かわいい!」などと声を挙げながら鑑賞した。ショーを観たあとは影絵にまつわるクイズのコーナーへ。「影絵遊びはいつ頃から始まったでしょうか?」という問題に対し、岡田は「平安時代」、藤平は「猿人」、八木は「明治」とざっくり回答する中、新谷は「なんとなく降りてきた」と言い「1952年」と具体的な年数を口にする。正解は2万年前で、藤平が一番近しい回答となった。その後、飯田が劇団かかし座を紹介する中で設立年が1952年であることを明かすと、先ほどの問題での新谷の回答とピタリと一致するというミラクルが起きた。

メンバーは事前に宿題としていくつかの手影絵を練習しており、音楽に乗せて練習の成果を披露。息の合ったパフォーマンスに会場から拍手が起きた。続いて4人はその中に登場させたリスやペンギンなどの手影絵を来場者にレクチャーしつつおさらい。そしてコブクロ「蕾」のMV再現に挑戦するべく、飯田や岩田の力を借りながら手影絵での芝居を完成させていった。1時限目のメンバーは身長差があるため、一番背の低い八木は背伸びをし、一番背の高い岡田は腰を低く落としてパフォーマンスを実施。また冒頭の岡田の予感は的中し、思ったように作れない動物の形もあったが、役割分担により4人は無事すべてのシーンを再現することができた。クライマックスシーンにあたるリスの親子とヘビが対峙するシーンでは藤平演じる子リスが大活躍。新谷演じる親リスが八木、岡田コンビによるヘビに食べられてしまうも、勇敢に立ち向かう姿を生き生きと両手で表現した。

麻生真彩、日高麻鈴、有友緒心、田中美空が登場した2時限目も1時限目と同様の授業が実施された。影絵にまつわるクイズを終えた4人は「蕾」のMVを再現するべく、練習を重ねていく。1時限目のメンバーよりもスムーズに動物の形を作ることができた2時限目のメンバーはペンギンの家族が登場するシーンで4羽の手をつながせることに挑戦。4羽の小さなペンギンが手をつなぐ様子がスクリーンに写ると、客席から歓声が沸き上がった。有友は脇役でありながらなくてはならない犬の前足やヘビのとぐろを熱演。真剣な眼差しで演技をするも最終確認のタイミングで飯田に「とぐろってなんですか?」と質問し、来場者と講師を大笑いさせた。

また麻生と日高の中2コンビは器用に手影絵の形を作り、下級生の2人を支える。麻生演じる親リスが、日高と有友が演じるヘビに食べられてしまうシーンでは3人で上手にタイミングを合わせて、ヘビにリスが飲み込まれていく生々しい様子を表現した。飯田は「よかったですね。ちょっとうるっときちゃいました。ドラマチックにやってくれて」と4人のパフォーマンスを褒め讃え、2時限目を終了させた。

3時限目には山出愛子、吉田爽葉香、森萌々穂の3名が出席した。3人は1、2時限目と同じように飯田と岩田による「On the earth」を鑑賞し、「手で見せれるってすごい!」「本当の動物みたい!」「心が通じ合ってて本当の親子みたいでかわくて素敵!」と大はしゃぎ。障子の裏で人がどのように鳥の形の影を再現しているかを当てるクイズでは森萌々穂が、跳ね上げた足の指先でキセルを挟むという奇抜なポーズであることを見破った。その後3人は岩田を交えて練習の成果を発表。4人で力を合わせて作る巨大なパンダも綺麗に形作ることができ、飯田は「3時限の中で一番すごいパンダです」とニッコリ笑った。

「蕾」のMV再現では、飯田の提案で1、2時限目では登場しなかったニワトリの親子のパートを新たに追加。3人は雌鳥が産んだ卵を雄鶏が温め、3匹のヒヨコが生まれるシーンの手影絵をその場で習い、実行してみせる。最後にウサギ、犬、ニワトリ、フクロウ、リス、ヘビが登場する物語を「蕾」に乗せて届けた生徒たちは自身に満ちた表情で深くお辞儀をした。飯田は「新しいものを取り入れたけどスムーズにできていてチームの結束力が見えた。特にウサギと犬の形がよかったですね」と3人を評価。講師と生徒たちが去ったあと森ハヤシは「全部よかった。感動しましたね。コブクロすげえな」と「影絵の授業」を総括した。

なお3時限目では2017年度最後の公開授業イベント「歌の考古学」が3月4日に東京・THE GRAND HALLにて開催されることが発表された。

歌の考古学

2018年3月4日(日)東京都 THE GRAND HALL
[1時限目]OPEN 12:00 / START 12:45
<出演者>
岡崎百々子 / 麻生真彩 / 日高麻鈴 / 藤平華乃 / 吉田爽葉香 / 田中美空

[2時限目]OPEN 16:00 / START 16:45
<出演者>
山出愛子 / 岡田愛 / 新谷ゆづみ / 有友緒心 / 森萌々穂 /八木美樹

講師:倉本美津留校長

※日高麻鈴の「高」ははしご高が正式表記。

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