ナオト・インティライミ、2018年は“新人インティライミ”の気持ちで

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ナオト・インティライミのドキュメンタリー映画「ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2」の後編が1月5日に公開された。これを記念した舞台挨拶が本日1月7日に東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われた。

左から加藤肇監督、ナオト・インティライミ、槙野智章選手。

左から加藤肇監督、ナオト・インティライミ、槙野智章選手。

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「ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2」は、忙しさに追われていたナオトが純粋に音楽を楽しむ心を取り戻し、原点回帰をするために行った13年ぶりの長旅に密着したドキュメンタリー映画。この旅でナオトはアフリカ大陸14カ国、ルーマニア、スウェーデン、ドイツほか、半年をかけて19カ国を巡った。舞台挨拶にはナオト、加藤肇監督に加え、ナオトのライブに“槙野インティライミ”として登場したこともある浦和レッドダイヤモンズの槙野智章選手も登壇。舞台挨拶では作品についてはもちろん、3人それぞれが事前に書いた書き初めで新年の抱負を述べた。

歌いながら登場したナオト・インティライミ。

歌いながら登場したナオト・インティライミ。[拡大]

ナオトは「あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いします!」と言いながら加藤監督と共にステージへ。MCに呼び込まれ、サプライズゲストの槙野選手が現れるとナオトは「華があるね!」と拍手をする。一方の槙野選手は「サプライズゲストってハードルが上がるじゃないですか。皆さんはきっと竹内涼真くんや旬な芸人さんが来ると思われましたよね。申し訳ありませんね」と恐縮した様子。するとナオトは「何を言ってるんですか! 今年はワールドカップイヤー! 日本代表の大黒柱ですよ! ありがとう本当に!」と弾けんばかりの笑顔を見せた。

左からナオト・インティライミ、槙野智章選手。

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映画を観た感想をMCに問われた槙野選手は「ナオトさんのこのままの性格だと思うんですけど、まず行動力。僕が一番欲しいものです。本当に物怖じしないどこでも突っ走っていくあの姿勢。音楽1つボール1つでたくさんの出会いがありますし、本当にうらやましい限りです」とコメント。ナオトがマダガスカルの子供たちとサッカーをする際に華麗なプレイを決めたことについては「あれは僕たちでもできない。やっぱりテンションや周りの雰囲気でゾーンに入ったんじゃないですか?」ナオトに問いかけ、ナオトは「自分が一番びっくりした。あれ6万人のスタジアムでやってる気持ちだったからね。歌のシーンとかは切ってもいいけどあのシーンだけは絶対編集でカットするなって言いました」とお気に入りのシーンであることを明かした。ナオトは槙野選手にプレイを褒められたことについて「日本代表の方に言ってもらえるのは一番うれしい」と声をはずませた。

ナオト・インティライミ

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映画の後編にはドイツのサッカーリーグ・ブンデスリーガで活躍するドルトムントの香川真司選手も登場。劇中ではカットされてしまったが、ナオトは香川選手の自宅に2泊3日したという。ナオトは香川選手と過ごした日々について「いろんな話をしましたね。“シンジ・カガワ”選手は興味が旺盛。『ナオトさん、アフリカどうだったんですか?』とか、いろいろ何を感じてきたのかを聞かれて。地図帳を開きながら夜な夜な話しました」と語った。

書き初めを披露した加藤肇監督、ナオト・インティライミ、槙野智章選手。

書き初めを披露した加藤肇監督、ナオト・インティライミ、槙野智章選手。[拡大]

来場者プレゼントとして用意したサイン入りポスターの抽選が終わったあと、3人はそれぞれ抱負をしたためた書き初めを披露。「四度目のデビュー」と書いたナオトは「これまで僕は3回デビューをしてきているんですが、去年1年旅を通していっぱいインプットをしてきて、もう1回リセットして。今年は4度目のデビューの年だという気持ち。新人インティライミとして臨みたいなと思っております。2017年は世界の旅でいろいろ感じてきた、それは映画をご覧になっていただけたらと思いますし。2018年は日本をくまなく旅しようということで、3月から半年間、初めての47都道府県ツアーに出ます。新生ナオト・インティライミを表現する場となっておりますので皆さんに観に来ていただけたらと思っております」と語った。

ナオト・インティライミが背伸びをしていることに気付いた槙野智章選手(右)。

ナオト・インティライミが背伸びをしていることに気付いた槙野智章選手(右)。[拡大]

マスコミ向けのフォトセッションでナオトは2人との身長差を気にしてか常に背伸びをして会場を笑わせる。フォトセッションが終わり、最後にナオトは「ナオト・インティライミの音楽を聴いたことがない方やなんならナオト・インティライミ苦手だなっていう方にも観ていただきたい映画になっています。旅を通して、あるいは音楽を通して、あるいはアフリカやヨーロッパで出会った人々を通して、それぞれの向かっている何かに照らし合わせて楽しんでいただけるような映画になっています。そしていつかの世界への挑戦、年甲斐もなく2017年に夢を追い始めました。最後に出てきた『You are』という曲に乗せて、LAのトラックメイカーやソングライターと曲を作り始めて、いつかの自分の夢を追い始めた。それは自分の中でも10年、20年後に振り返ってもこの旅がキーポイントになっているなと思い返せるような、マイルストーンのようなそんな映画に仕上がっています。2018年以降の自分の作品やライブを通して表現していきたい」と生き生きと話した。

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kjr08 @akaue12

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