ジョン・レノンチャリティライブで清志郎「Imagine」熱唱

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ジョン・レノンを敬愛するアーティストが集い、世界の子供たちに学校をプレゼントする毎年恒例のチャリティコンサート「Dream Power ジョン・レノン スーパーライヴ」が、ジョンの29年目の命日にあたる12月8日に日本武道館で開催された。

熱唱する奥田民生、オノ・ヨーコ、吉井和哉、泉谷しげる。

熱唱する奥田民生、オノ・ヨーコ、吉井和哉、泉谷しげる。

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出演者全員が登壇したフィナーレの模様。

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このライブは売上金を使ってアジアやアフリカの恵まれない子供たちへ学校をプレゼントしてきたチャリティコンサート。過去8回のライブで22カ国85校の学校が建設されてきた。今年からは中南米へ活動を広げ、計7カ国10校の建設支援が行われる。

オノ・ヨーコの呼びかけで集まった出演者は14組20名。ミュージシャンや俳優、映像作家など、さまざまなジャンルのアーティストが観客1万1000人とともに愛と平和を誓いあった。

ライブのオープニングを飾ったのは奥田民生吉井和哉のコラボ。イベントが今年9回目を迎えたことにちなんで、「Revolution 9」「#9Dream」「One After 909」をメドレーで披露した。

イベントが中盤にさしかかり盛り上がりを見せる中、突如ステージに忌野清志郎の姿が登場。バーチャル映像で復活を遂げた清志郎に、会場からは「キヨシロー」コールが沸き起こった。THE BEATLESやジョン・レノンに影響された清志郎は、名曲「Imagine」のメッセージを独自の日本語訳で熱唱。会場には涙を流す観客も多く目についた。

オノ・ヨーコも4年ぶりにソロでパフォーマンスを披露。ジョンに捧げた「Your Hands」を始めて日本語歌詞で歌唱し、「Give Peace A Chance~平和を我等に」のダンスミックスを踊りながら歌った。

3年連続今年5回目の出演となる吉井和哉は、THE BEATLESの「Yer Blues」に日本語の歌詞を付けて演奏。「オノさんがすごすぎて、やりづらい」ともらしていた吉井和哉だが、観客全員総立ちとなった素晴らしいライブパフォーマンスをみせてくれた。

そして毎年恒例となっている光の芸術「オノコード」で、出演者と観客全員が一団となって「I LOVE YOU」のメッセージを送信。オノ・ヨーコも感動の面持ちで、ひとつになった光の粒を眺めていた。

フィナーレはオノ・ヨーコを含む出演者全員で「Happy Xmas (War Is Over) 」「Power To The People」を熱唱。さらに今回は新たにTHE BEATLESの名曲「ALL YOU NEED IS LOVE」も加えられ、ラストに「イマジン」を全員歌って約3時間半のライブの幕が下ろされた。

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