ピーチパイからgo for it!まで、資生堂コマソンの歴史を探る

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1978年~1999年にオンエアされた化粧品メーカー「資生堂」のCMをまとめたDVD「資生堂のCM vol.2 1978-1999」が、12月16日に発売される。

牧瀬里穂の笑顔がまぶしい「レシェンテ リップスティック」(1993年)。

牧瀬里穂の笑顔がまぶしい「レシェンテ リップスティック」(1993年)。

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長嶋茂雄、金田正一、王貞治(写真左から)の名球会メンバーが出演した「アウスレーゼ」(1982年)。

長嶋茂雄、金田正一、王貞治(写真左から)の名球会メンバーが出演した「アウスレーゼ」(1982年)。

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DVD「資生堂のCM vol.2 1978-1999」ジャケット

DVD「資生堂のCM vol.2 1978-1999」ジャケット

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単なる商品紹介にとどまらず、常に時代の空気を反映した最新の“美”を提示する資生堂のテレビコマーシャル。資生堂CMから生まれたヒット曲も数多く、本作には竹内まりや「不思議なピーチパイ」が起用された「ベネフィークグレイシィ リップスティック」や、忌野清志郎+坂本龍一「い・け・な・いルージュマジック」でおなじみの“口紅マジック”「ルア リップカラークリエイター」、今井美樹が歌のみならず出演も果たしている「インテグレート チップオンデュオ」、吉田美和がDREAMS COME TRUE「go for it!」に合わせて歌い踊る「レシェンテ リップス」など、音楽と映像で時代を彩った88作品を収録。上に挙げた作品のほかにも、吉田拓郎、加藤和彦、渡辺貞夫、ラッツ&スター、松任谷由実、鈴木慶一、矢野顕子藤井フミヤらが手がけたCMソングが楽しめる。

また11月25日に発売された「vol.1」には、テレビCM黎明期の1961年から1979年までのCM79本を収録。モノクロ映像からフルカラーへの移り変わり、職業作家によるコマーシャルソングではない“タイアップソング”の誕生など、テレビの歴史そのものが写し出された味わい深い内容となっている。昭和文化の資料としても重宝する1本だ。

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