SCANDAL、RINAの母校でデビュー1周年凱旋ライブ

10月21日に1stフルアルバム「BEST★SCANDAL」を発表したSCANDALが、ドラマーRINAの母校である大阪・堺女子高等学校でデビュー1周年記念凱旋ライブを行った。

大阪のダンス＆ボーカルスクールで結成されたSCANDAL。堺女子高等学校はRINAが1年～2年生を過ごした思い出の場所だが、彼女はSCANDALの活動に専念するため、2008年夏に東京の高校へと転入した。デビューシングルが「DOLL」がリリースされたのはその直後、ちょうど1年前の10月22日。

1年ぶりとなった凱旋ライブでは、親友や恩師が見守る中、最新シングル「夢見るつばさ」、SCANDALの名前を多くのリスナーに知らしめた「少女S」、SCANDALの決意が込められたアルバムオープニングナンバー「SCANDAL BABY」などを披露。RINAは通い慣れた体育館のステージで「サカジョ（堺女子高等学校）のみんなには支えてもらっていると感じています」と感謝の思いを伝えた。また「アルバムの最後のページ、見てみてな？ スペシャルサンクスで『サカジョの皆』って書いたんだよ」と報告。元同級生たちは感動の涙を流していた。

また、この日はメンバーへのサプライズとして、元同級生が結成したバンドがSCANDALのナンバー「カゲロウ」のコピーを演奏し、メンバーを喜ばせた。みんなとの再会にRINAは「帰りたくないです……東京の家に戻ったらホームシックで今日は大泣きすると思います（笑）」とコメント。HARUNA（Vo, G）は「みんなのRINAを見る目がすごくキラキラしていて、泣きそうになりました。こんなにあたたかく迎えていただいて、本当にうれしかったです。RINAやSCANDALが愛されているんだな、と感じ、デビュー1周年を迎える私達ですが、これからも一層頑張っていきたいと思います」とバンドにかける意気込みを語った。