目指せグラミー！CHAI東阪で「ロード・ツー・ダ・GRAMMYs」

2017年2月28日 18:20 72 1 音楽ナタリー編集部

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2月21日に東京・下北沢BASEMENT BAR、23日に大阪・knaveでCHAIの自主企画「”ロード・ツー・ダ・GRAMMYs” season2」が開催された。

CHAI「”ロード・ツー・ダ・GRAMMYs” season2」の様子。（撮影：むらかみみさき）

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CHAI（撮影：むらかみみさき）［拡大］

「”ロード・ツー・ダ・GRAMMYs” season2」は彼女たちがグラミー賞受賞を目指すというコンセプトで行っている企画。会場にはレッドカーペットや「GRAMMYs」をかたどった電飾などが用意され、ゴージャス感漂う空間となっていた。

CHAI（撮影：サカキバラカノ）［拡大］

ユウキ（B / CHAI）が手がけたオープニングムービーが上映されたのち、ライブはスタート。東京公演のトップバッターを飾ったTENDOUJIはガレージロック調のサウンドとキャッチーなメロディで観客を魅了する。続いておとぎ話の出番では有馬和樹（Vo, G）がロマンチックな歌声をフロアに届け、心地よい雰囲気を作り出していた。このほかCHAIの楽曲「ボーイズ・セコ・メン」のミュージックビデオを手掛けたチーム未完成よりDJ SHIORIが参戦。楽曲にあわせて食パンを投げる、カオスなDJプレイで観客のボルテージを上げた。

CHAI「ほめごろシリーズ」ジャケット［拡大］

大阪公演のトップバッターを務めたワンダフルボーイズは冒頭から観客とのかけあいで、会場を笑いで包み込んでいった。あっこゴリラはオーディエンスと共に“ゴリラダンス”を行い、一体感のあるパフォーマンスを展開。3組目のナードマグネットはエモーショナルなステージングでオーディエンスを惹きつけていた。

個性豊かな競演者たちが出番を終え、トリはCHAIが担当。暗闇の中彼女たちはヘッドライトを装着して登場し、「クールクールビジョン」のほかマナ（Vo, Key）がラップ調で歌を披露する「ヴィレヴァンの」、会場で先行販売されたアナログ7inchの収録曲「ボーイズ・セコ・メン」「Sound & Stomach」など数々の新曲を披露した。そして「ぎゃらんぶー」ではオーディエンスと共にブーイングコールを堪能。大盛況のうちに企画は幕を閉じた。

なおCHAIは5月24日に東京・TSUTAYA O-nestで自主企画第3弾「”ロード・ツー・ダ・GRAMMYs” season3」を開催。当日はHelsinki Lambda Clubを競演者に迎え、ツーマン形式でライブが行われる。さらに4月26日には新作CD「ほめごろシリーズ」の発売も決定。YouTubeでMVが公開中の「ボーイズ・セコ・メン」「ヴィレヴァンの」をはじめ新曲5曲が収録され、ジャケットアートワークはユウキが手がける。