日食なつこ、街の“ローカルミーハー”を歌う

日食なつこが福屋不動産販売のキャンペーン「東京ローカルプロモーション」のCMに書き下ろし楽曲「ローカルミーハーのうた」を提供した。

「東京ローカルプロモーション」では全国的に有名ではなくても、誰かに自慢したくなるような“ローカルミーハー”をキャンペーンコンセプトに掲げている。CMでは日食の楽曲をバックに、「親も学んだ人間道場」「こどもが育つ駄菓子屋さん」「街の物語を受け継いだ銭湯」など東京のさまざまな“ローカルミーハー”が紹介される。

またCMの発表に合わせ、日食のコメントも公開された。彼女は地元・岩手県花巻市に存在した「マルカン百貨店」とこのデパートを題材にした楽曲「あのデパート」について触れつつ、「ローカルミーハーのうた」制作時のエピソードを振り返っている。

※動画は現在非公開です。

日食なつこ コメント

今回のCM（ミュージックビデオ）は、実際にある魅力的なエピソードを豊富に頂いていたこともあり、すべてが見どころ、というか聞き所です。実は私の曲の中には「あのデパート」という曲があるのですが、まさに今回のプロモーションのコンセプトに非常に近しいんです。私の地元である岩手県花巻市には「マルカン百貨店」というデパートがあって、閉店してしまったんです。
その時に、私は思い出のあるそのデパートの景色を何かしらの形で残したかったんです。その想いで、「あのデパート」を作詞・作曲したこともあって、今回のコンセプトや“ローカルミーハー”といった言葉は自分の中でも、すっと曲に落とすことができました。
マルカン百貨店は、学校帰りなどに良く行っていて、当時はこのままずっと残り続ける場所と思っていました。
まさしく花巻市にとっては、ローカルミーハーそのものなんですよ。そこの6階にある大食堂に花巻市民なら必ず行くんですね。
十段巻きのソフトクリームとかを置いてるんですよ（笑）！
私にとっては間違いなく、キングオブローカルミーハーなんです。