175R活動再開後初ステージで熱演、東阪の野音でワンマン開催

175Rが12月3日に千葉・幕張メッセ国際展示場で行われたアパレルブランドSKULLSHITの20周年記念イベント「SKULLSHIT 20th ANNIVERSARY 骸骨祭り」に出演。活動再開後初のステージを披露した。

2010年12月のライブをもって活動を休止した175R。その後SHOGO（Vo）は単身イギリスに留学し、帰国後はソロアーティストとしてCDリリースや映画・舞台出演など活動の幅を広げ、ほかのメンバーもそれぞれ新たなユニットやライブサポート、プロデュース業などで活動していた。幕張メッセは175Rにとって約6年前の活動休止前、最後にライブを行った会場。SHOGOはメインステージに詰めかけた約1万8000人の観客に向けて「帰ってきたぞー！ 会いたかったぞー！ 骸骨祭り！ きっと今頃、SKULLSHIT（代表）の大滝（哲也）さんも俺たちと同じ気持ちだと思う！ 一緒に歌っていきましょう！」と呼びかける。

バンドはメジャーデビュー曲「ハッピーライフ」でライブを開始すると、「僕の声」「YOUR SONG」とヒット曲を立て続けに投下した。SHOGOは「こんな最高な舞台でスタートが切れてすげーうれしく思ってます！ 今から6年前、この幕張メッセのステージで活動休止前最後のライブをやって、偶然にも今回大滝さんから『バンドで出てくれ！』とオファーをいただいて。スタートのライブをここ幕張メッセでやれるということを幸せに思っています」と述べ、SKULLSHITに感謝した。

新曲「これから」「夏のマボロシ」が披露されたあとは、パーティチューン「Party」へとなだれ込み、ライブはクライマックスに差し掛かる。インディーズ時代の人気曲「SAKURA」の演奏を経て、SHOGOは「ホントに今日はどうもありがとう！ もう1回青春取り戻しに行こーぜ！ おーい！ この思いは届くかな？」と投げかける。そしてラストに届けられたのは代表曲「空に唄えば」。会場一体となった大合唱が響く中、175Rのリスタートの場となったライブは幕を閉じた。

また175Rは4月8日に東京・日比谷野外大音楽堂、15日に大阪・大阪城音楽堂でワンマンライブを行うことを発表。来春には約7年ぶりとなるオリジナルアルバム（タイトル未定）がリリースされるということなので、ファンは楽しみにしておこう。なお現在iTunes Store、レコチョクなどの音楽配信サイトでは新曲「これから」を配信中。YouTubeでは同曲のミュージックビデオを観ることができる。