これまで全国のさまざまな場所で開催されてきた「BEAST PARTY」だが、今年は大阪を舞台に実施。開演直前に大雨が降る事態に見舞われた2日目の公演は、20分押しでスタートした。オープニングSEが流れる中で戦闘車を模した“MONSTER TRUCK”に乗り込んだVAMPSが会場に現れると、オーディエンスのテンションはヒートアップする。HYDE(Vo, G)は放水砲で水を撒き、K.A.Z(G)はCO2を噴射しながら場内をくまなく巡った。
その後、トタンの壁や巨大なシャンデリア、破れかけた旗など、海賊のアジトを思わせるステージに降り立った2人は「LOVE ADDICT」でライブをスタート。雨脚が弱まる中、HYDEは「楽しもうぜ!」「夏をいただきに来たぜ。みんなで夏を満喫しようぜ!」と叫び観客を煽る。「TROUBLE」の演奏時には巨大なボールが客席エリアに投げ込まれ、会場に漂うパーティ気分をさらに盛り上げていった。そこにHYDEは「ウェーブ作って! 一番後ろまで行ったら、戻ってきてみて!」「みんなでジャンプして!」とリクエストしてファンとの一体感を楽しむ。またHYDEの「野外で演奏するのが大好きな曲」という言葉から続いた「SEASON'S CALL」「GLAMOROUS SKY」では爽快なバンドサウンドが会場に開放的な空気を作り出した。
「BEAST PARTY」恒例のカバーコーナーでは、aikoのヒット曲「カブトムシ」をHYDEが情感たっぷりに弾き語る。その歌声に観客はうっとりと酔いしれた。続いて、VAMPSは夜空に月が浮かぶ中で「EVERGREEN」をパフォーマンス。美しい景色とスケール感のある楽曲の妙がオーディエンスを惹き付けていた。
しっとりとした雰囲気は後半戦に入ると一変。サイレンの音が鳴り響く中で新曲「INSIDE OF ME」が始まると、上半身裸になったHYDEが拡声器を持ち、挑発するように熱唱する。「DEVIL SIDE」では大きなコール&レスポンスが、新曲「RISE OR DIE」ではHYDEとJu-ken(B)の指導のもとファンによる合唱が巻き起こった。
そして「MEMORIES」を経て、ゲストのken(G /
VAMPS「VAMPS LIVE 2016 BEAST PARTY」
2016年8月14日 舞洲 太陽の広場 野外特設ステージ セットリスト
01. LOVE ADDICT
02. AHEAD
03. HUNTING
04. ANGEL TRIP
05. TROUBLE
06. SEASON'S CALL
07. GLAMOROUS SKY
08. HELLO
09. カブトムシ
10. REPLAY
11. MISSION
12. EVERGREEN
13. INSIDE OF ME
14. DEVIL SIDE
15. SIN IN JUSTICE
16. RISE OR DIE
17. ZERO
18. THE JOLLY ROGER
19. MEMORIES
20. REVOLUTION II
21. Shout at the Devil
22. SEX BLOOD ROCK N' ROLL
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[エンタメ]海賊姿kenとのセッションも!VAMPS熱狂の「BEAST PARTY」 - ナタリー https://t.co/KooiCfJxIE 熱唱するHYDE(左)と、ギターをかき鳴らすken(右)。(Photo by Kazuko Tanaka / Hideaki Im…