DOES、SPYAIR、アクア、OKAMOTO'S、ねごと、CHiCOが「銀魂」に熱演捧げる

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アニメ「銀魂」のライブイベント「ANI-ROCK FES. 銀魂 LIVE CARNIVAL 2016」が、7月16日に千葉・幕張イベントホールにて行われた。

「ANI-ROCK FES. 銀魂 LIVE CARNIVAL 2016」の様子。

「ANI-ROCK FES. 銀魂 LIVE CARNIVAL 2016」の様子。

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「ANI-ROCK FES.」は「銀魂」および「NARUTO -ナルト-」シリーズの歴代テーマソングを担当してきたアーティストたちが競演を繰り広げるイベント。7月16日と17日の2日間にわたって行われ、「銀魂」がフィーチャーされた初日公演には、Aqua TimezOKAMOTO'SSPYAIRCHiCO with HoneyWorksDOESねごとが出演した。また転換中には「銀魂」キャラクターたちによるトークの音声が流れたり、歴代のオープニングおよびエンディング映像が上映されたりして6500人の観客を楽しませた。

イベントのトップバッターを務めたCHiCO with HoneyWorksは、「銀魂゜」のオープニングテーマ「プライド革命」をオープニングナンバーとしてパフォーマンス。会場に集まった「銀魂」ファンのハートをつかみ、そのままフレッシュなステージを展開していく。夏らしいさわやかな衣装に身を包んだCHiCOは「恋色に咲け」「アイのシナリオ」といったシングル曲を熱唱。さらにラストナンバーとして「銀魂」初代オープニングテーマであるTommy heavenly6「Pray」をパワフルに歌い上げた。

Aqua Timez

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続くAqua Timezはまず、「ALONES」「MASK」「千の夜をこえて」という、アニメ「BLEACH」関連のテーマソングでオーディエンスを惹き付ける。太志(Vo)は「アニメの主題歌やったらダセエって言われてたけど、アニメの主題歌10年やって幕張メッセに立ってる。『アニメダセエ』って言ってるヤツが、今ダセエじゃん? 俺らの勝ちだ!」と高らかに叫び、アニメのテーマソングを長年歌ってきた自信をのぞかせたのち、「銀魂゜」エンディングテーマとして使用された躍動感あふれるナンバー「最後までII」を届けた。

ねごと

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ねごとは「sharp #」「カロン」という高揚感あふれるナンバーで、会場のテンションを引き上げていく。MCではバンド内随一の「銀魂」ファンという澤村小夜子(Dr)が、コミック内でのお気に入りのシーンを挙げ観客の賛同を得る一幕も。そんなMCを経て、4人は「銀魂゜」エンディングテーマとして提供されたダンサブルな「DESTINY」をカラフルな照明の下でプレイする。最後は甘くメランコリックなラブソング「endless」を届け、丁寧にお辞儀をしてステージをあとにした。

OKAMOTO'S

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イベント後半戦を盛り上げたのはOKAMOTO'S、SPYAIR、DOESという3組のロックバンド。OKAMOTO'Sはオカモトショウ(Vo)の「踊ろうぜ!」という誘い文句から、ゴキゲンな「Dance With You」でライブを開始する。中盤では「この『銀魂フェス』にふさわしいカバーを!」というオカモトショウの言葉から、「銀魂」のエンディングテーマとして使用された黒猫チェルシー「アナグラ」のカバーへ。意外な選曲に会場が沸く中、4人は自分たちのオリジナル曲さながらに同曲を披露し、最後に「銀魂°」のオープニングテーマ「Beautiful Days」を投下する。4人の骨太で卓越したプレイにオーディエンスは喝采を送った。

SPYAIR

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SPYAIRは最新シングル「THIS IS HOW WE ROCK」で口火を切り、観客とのコール&レスポンスで一体感を作り出す。IKE(Vo)は「てめえらそれでも“銀魂”付いてんのか!?」と叫び、「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」の主題歌である「現状ディストラクション」につなげた。4人は爽快で疾走感のあるロックチューンを、アニメの映像を交えながらプレイ。会場の熱狂をさらに煽っていく。さらに彼らは、IKEの「僕らは『銀魂』に救われてるんです。だからライブで何かお返しをしたいと思って」という言葉から、「銀魂」シリーズのテーマ曲として使用された「サクラミツツキ」や「サムライハート(Some Like It Hot!!)」をエネルギッシュな演奏で届け、オーディエンスの笑顔を誘った。

DOES

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トリのDOESの出番になると、観客はペンライトの色を赤に変えて3人の登場を待つ。そして赤い照明に染まったステージにメンバーが現れると、この日一番の歓声を上げた。挨拶代わりの1曲として、バンドは「銀魂」のオープニングテーマとして使用された「曇天」をプレゼント。一気にオーディエンスのテンションを引き上げる。さらに3人は間髪入れずに、タイトかつ激しいプレイで爆音のロックチューンを次々と披露。「修羅」「KNOW KNOW KNOW」でさらなる盛り上がりを作った3人だが、「まだ終わらんよ。まだ踊れるよね? ならバクチに踊れ!」という氏原ワタル(Vo, G)の言葉から「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の主題歌「バクチ・ダンサー」になだれ込む。3人が激しくプレイを繰り広げる中、大サビで銀テープが発射され会場は興奮した空気で包まれる。そして、ワタルの「『銀魂』ありがとう!」というメンバーや観客の思いを代弁する言葉をもって、4時間半におよんだイベントは大盛況のうちに幕を下ろした。

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ANI-ROCK FES. 銀魂 LIVE CARNIVAL 2016
2016年7月16日 幕張イベントホール セットリスト

CHiCO with HoneyWorks

01. プライド革命
02. 恋色に咲け
03. ハートの主張
04. アイのシナリオ
05. 世界は恋に落ちている
06. Pray

Aqua Timez

01. ALONES
02. MASK
03. 千の夜をこえて
04. 最後までII
05. 虹

ねごと

01. sharp #
02. カロン
03. DESTINY
04. 真夜中のアンセム
05. シンクロマニカ
06. endless

OKAMOTO'S

01. Dance With You
02. BROTHER
03. アナグラ
04. HEADHUNT
05. SEXY BODY
06. Beautiful Days

SPYAIR

01. THIS IS HOW WE ROCK
02. 現状ディストラクション
03. アイム・ア・ビリーバー
04. サクラミツツキ
05. イマジネーション
06. サムライハート(Some Like It Hot!!)

DOES

01. 曇天
02. 千の刃
03. 刹那
04. 紅蓮
05. 僕たちの季節
06. 修羅
07. KNOW KNOW KNOW
08. バクチ・ダンサー

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撮影:松本健彦、能美潤一郎

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