奇妙がこの場所でワンマンライブを行うのは3回目。今回は弾き語りでオリジナル曲やカバー曲などを披露し、ゴールデンウイーク最後の週末に集まった観客を魅了した。
ドナ・サマー「Hot Stuff」が流れる中白い和装でステージに登場した奇妙は、天才バンドの「天王寺ガール」でライブを開始。サビでは椅子から転げ落ちそうになり、観客を驚かせた。着用していた羽織と足袋を脱いだ彼は、天才バンドの「恋のマジック」を静かに歌い始め、徐々に感情を高めていく。「45回転」「十円の裏」「カトリーヌ」といったライブ定番曲が連投されたのち、MCでは東京・浅草橋から東京・上野動物園へと向かう様子を歌う即興ソングが届けられ、場内に大きな拍手が響いた。
天才バンドの「firefly」の演奏中には、紋付袴姿のSundayカミデ(天才バンド、ワンダフルボーイズ)がゲスト出演。足早にステージに現れた彼は「僕の出番、アンコールだと思ってました」と話して場内を沸かせる。2人は松田聖子の「SWEET MEMORIES」と天才バンドの「LOVESTORY」をメドレーで届けて本編を締めくくった。アンコールでは再び奇妙とSundayが登場。松田聖子の「赤いスイートピー」を切々と演奏しファンを魅了した。
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音楽ナタリー @natalie_mu
奇妙礼太郎、和装でSundayカミデと演奏した上野ワンマン https://t.co/ZFuJtzn8uP https://t.co/E5wygy5aUe