シクラメン、7年ぶりの地元ホールワンマンで新曲「こころ」初披露

シクラメンが昨日2月4日に東京・大田区民ホール・アプリコ 小ホールでワンマンライブ「シクライブ 0（ゼロ）～僕たちは、2009年2月アプリコから始まった。～」を入れ替え2部制で開催。この記事では、1回目公演の模様をレポートする。

シクラメンが地元蒲田にあるアプリコ 小ホールでワンマンライブを行うのは、2009年2月以来7年ぶりのこと。長年のときを経て実施されたこの日のライブは、地元を題材にしたご当地ナンバー「kamataッ子」で幕を開けた。

1曲目を届けたあと、シクラメンは「はな」「毎日頑張るあなたへ」や、最近披露する機会が少なかったというナンバー「ありがとう」など2008年発表のインディーズデビューアルバム「スルメ」の収録曲を中心としたセットリストを展開した。MCコーナーではステージにホワイトボードを持ち込み、シクラメンの活動年表を観客に見せつつ、さまざまな思い出を回想。ここでは2009年のアプリコ 小ホール公演では150人ほどの集客があったが、そのほとんどがメンバーの友人と親族だったことや、肉だんごと桃紅茶が仙台で牛タンを食べるかラーメンを食べるかで大ゲンカをしたこと、野外で行われた函館のクリスマスイベントに半袖姿で出演して大変な思いをしたことなどを振り返った。

ライブ後半に3人は「らいふ☆カーニバル」「ブンブン」「ホイホイホイ ～それでも地球は回ってる～」というアッパーチューンを立て続けに歌唱。歌いながらファンとともにタオルを振り回したり、ジャンプをしたりして会場の一体感を高めていった。ライブ終盤、DEppaは「7年ぶりのアプリコでのライブ、たくさんのお客さんが集まってくれて本当にうれしいです。皆さんに支えられてここまでやってきました」とファンに感謝を伝え、「2015年はライブの数が少なくて、しばらくみんなに会えない時期があったけど、今日のライブでまた原点に戻った気持ちでがんばっていきます。これからもシクラメンをよろしくお願いします！」とコメント。そして「未来に向けた1曲をみんなに贈るので、聴いてください」というDEppaの言葉のあと、3人は3月4日に配信リリースする新曲「こころ」を初披露し、温かい雰囲気の中でライブを締めくくった。

なおシクラメンは3月11日の神奈川・横浜7th AVENUEから3月27日の東京・UNITまで、全6公演の全国ツアーを開催する。