総勢約40組！「ランティス祭り」は富士急で2日間開催

アニメやゲーム音楽を中心にCDを発売するレーベル、ランティスが設立10周年を記念した野外ライブイベント「ランティス祭り」を9月26日・27日に富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催することが決定した。

今回の「ランティス祭り」では2日間で計12時間にわたり、40組近いアーティストが出演。JAM Projectや平野綾、ALI PROJECT、茅原実里、後藤邑子、小野大輔、鈴村健一、緒方恵美、森久保祥太郎などそうそうたる面々が、野外で熱いパフォーマンスを披露する。

本日5月22日に都内で行われた記者会見には、このイベントにも参加するランティス所属アーティスト20名が参加。それぞれがアニソン界初となる野外フェスに対する思いを語った。

まず最初に、ランティス社長の井上俊次が挨拶。10年前の設立時を振り返り、「前の会社の同僚4人で始めた当初は、船にたとえると手漕ぎボート。今にも沈みそうな船を、アーティストたちと一緒に支えてきた。現在は社員も25名に増え、全員で力強く漕ぎながら前進していくカヌーのような会社に成長した。今後はアーティストやクリエイターたちがゆっくりと翼を休めることができる空母を目指したい」と語った。

続いて「ランティス祭り」にも出演するアーティストたちが登壇。ランティス設立時から所属する影山ヒロノブが出演者を代表して挨拶し、「一番記憶に残っているのは、ランティスの事務所を借りたとき、最初は会社としての信用がなかったために机や椅子を借りれなかったこと。初めて事務所に遊びに行ったとき、カーペットだけが敷いてある部屋のまん中に電話が置いてあった」と設立当時を振り返った。そして今回のイベントについて、「言ってみればファン感謝祭のようなもの。フジロックやサマソニなどがこれまでにもあったが、ついにアニソン界にも野外フェスができるということを嬉しく思います」と喜びを語った。

この後、各登壇者がイベントに対する意気込みをコメント。遠藤正明は「当日の天気が兄さん（影山）のせいでとても心配ですが（笑）、ランティス・ファミリーで一致団結して屋台などを頑張りたい」、茅原実里は「10周年のお祭りということで、ライブを盛り上げていけるように一生懸命愛を込めて歌いたい」、緒方恵美は「ひとりのバンド小僧みたいな立場でステージに立ち、観に来てくれたお客さんの元気になれれば」、平野綾は「今の私があるのも、ランティスのバックアップや作品の力のおかげ。このイベントで少しでも恩返しできれば」と思い思いの言葉を口にした。

なお、今回の「ランティス祭り」ではライブ以外にもさまざまな企画を用意。アニメ／ゲームの聖地・秋葉原から富士急ハイランドまで、コンサート専用列車「ランティス号（仮）」を走らせることや、関東圏だけでなく名古屋、大阪など地方都市から会場までの直通バスによるパッケージツアー、アーティストたちとのコラボ企画による屋台、「ランティス祭り」オリジナルグッズなどが予定されている。

チケットの一般発売は8月23日から各プレイガイドにてスタート。これに先駆けて本日5月22日18時より、「ランティス祭り」オフィシャルサイトでは超最速先行予約を実施する。

このほか、7月25日には渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて、「ランティス祭り」の前夜祭的イベントとなる「twilight listening party vol.6」も開催。麻生夏子、CooRie、Ceui、瀬名、橋本みゆき、飛蘭、美郷あき、結城アイラ、yozuca*、ノゾミ（Little Non）といった女性アーティストたちが一堂に会する。

「ランティス祭り」出演アーティスト（50音順）

9月26日（土）
麻生夏子 / ALI PROJECT / 岩田光央 / 遠藤正明 / 小野大輔 / CooRie / 清水愛 / JAM Project / 鈴村健一 / Ceui / 瀬名 / 中原麻衣 / のみこ / 畑亜貴 / 平野綾 / marble / milktub & UR@N / MOSAIC.WAV / 森久保祥太郎 / yozuca* / Rey

9月27日（日）
伊藤真澄 / 緒方恵美 / 影山ヒロノブ / 栗林みな美 / GRANRODEO / 後藤邑子 / JAM Project / 新谷良子 / スフィア / 茅原実里 / 橋本みゆき / 速水奨 / 飛蘭 / 美郷あき / 結城アイラ / eufonius / 妖精帝國 / Little Non