Brian the Sun、忘れ＆カランコロン迎えた初日でメジャー発表「ついてきて」

Brian the Sunがミニアルバム「シュレディンガーの猫」の発売日である11月25日、レコ発ツアー「マタタビ ツアー 2015→2016」の初日公演を東京・TSUTAYA O-WESTにて開催した。

この公演には忘れらんねえよと東京カランコロンが対バン相手として出演。まずは忘れらんねえよがステージに上がった。彼らは「この街には君がいない」「CからはじまるABC」「寝てらんねえよ」「犬にしてくれ」などを全力で演奏し、柴田隆浩（Vo, G）が「次の曲30分くらいあるから！ 俺らを呼んだの間違いだったって後悔すればいい！」と冗談を吐きつつもBrian the Sunの新作リリースを祝福。いつも通りの熱いパフォーマンスで場内を盛り上げた。

次の東京カランコロンは、「16のbeat」「恋のマシンガン」「×ゲーム」といったシングル曲や映画「スプリング、ハズ、カム」の主題歌に決定した「ひなげし」をプレイしてポップな音楽性を発揮。カランコロンとBrian the Sunは、カランコロンがインディーズデビューしたての約5年前に大阪のBrian the Sun企画ライブで競演して以来、2度目の対バンだという。いちろー（Vo, G）は「このお祝いの席に呼んでもらえてホントうれしいです。忘れの柴田さんも言ってたけど、リリース日って僕らにとってソワソワして忙しい大事な日なんですよ」と感慨深げに語った。

そしてトリのBrian the Sunのアクトは、エッジの立ったロックチューン続きで幕を開ける。森良太 （Vo, G）は「“いいにゃんこの日”（11月25日）にちなんでCD出しましたー！」とミニアルバムを紹介。バンドは「シュレディンガーの猫」の収録曲を中心に1時間近くの濃厚なライブを行った。

アンコールでは既報の通り、2016年にメジャーデビューすることを森の口から発表。落ち着いたトーンで「メジャーデビューします」とひと言放つと、場内にこの日一番の歓声が響き渡り「おめでとう！」という声が続々と上がる。森は「これから先、何が起こるかわかりませんが、あなたたちのことを裏切りたくないという気持ちはずっと変わりません。ついてきてください」と決意を述べ、最後に「もっと大きなところでこの曲をやりましょう」とバンドの代表曲「ロックンロールポップギャング」を送った。

※記事初出時、キャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。