たこ虹「なにわンダーランド」で“クリぼっち”のサンタとドタバタXmasパーティ

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たこやきレインボーが昨日11月21日に東京・TOKYO DOME CITY HALLにてワンマンライブ「なにわンダーランド2015~あわてんぼうのクリスマス~」を開催した。

たこやきレインボー(撮影:笹森健一)

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たこやきレインボー(撮影:笹森健一)

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冬の街角をイメージしたステージセットには4本のクリスマスツリーが置かれ、奥の壁面にはツリーを模した大きな電飾がセットされている。クリスマスを先取りしたかのような雰囲気の会場に「なにわンダーランドにようこそ! まもなくオープンいたします」というアナウンスが響くと、おなじみの「tacoture」に乗せて天使をイメージした5色の衣装に身を包んだメンバーが姿を見せ、虹家族(たこ虹ファン)は大きな歓声を上げた。

5人は1曲目の「オーバー・ザ・たこやきレインボー」の導入部をアカペラで歌い上げ、美しいハーモニーを響かせる。楽曲がテンポアップするとメンバーは元気に階段を駆け下り、清井咲希は「みんな、メリークリスマース!」と叫んだ。彼女たちは続けて「ナンバサンバイジャー」をハイテンションに披露し、会場のテンションをぐんぐんと引き上げていく。3曲目の「絶唱!なにわで生まれた少女たち」では、5人の熱いパフォーマンスに呼応した虹家族による大きなコールが発生した。

春名真依(撮影:笹森健一)

春名真依(撮影:笹森健一)[拡大]

最初のMCで5人は「なにわンダーランドに……いらっしゃーい!」と桂文枝のモノマネで虹家族を歓迎する。リーダーの堀くるみは広い会場を見渡して「この会場の大きさに負けないように、うちらもがんばっていこうな!」とメンバーに呼びかけた。彼女の「クリスマスの準備、しようか!」というかけ声から始まったパートでは、5人は歌いながらステージをクリスマス仕様に飾り付けていく。そろばんを手に歌う「あきんどチャチャチャ」では、途中からそろばんをバルーンに持ち替え、そのバルーンをクリスマスツリーにデコレーション。「ナンバでサンバ2」では彩木咲良と根岸可蓮がステージを飛び出して虹家族にサンタ帽をかぶせたりモールをかけたりと、客席まで“飾り付け”してみせた。続く「ジュージューシー!!」では清井が「みんな、ツリーのてっぺんにパワー送って!」と呼びかける。メンバーと虹家族がツリーの電飾に向けて力を送ると、LEDがメンバーカラーの5色に点灯し、光輝く大きなクリスマスツリーが出現した。

手帳を確認する彩木咲良。(撮影:笹森健一)

手帳を確認する彩木咲良。(撮影:笹森健一)[拡大]

ツリーの点灯成功に喜ぶ5人だったが、根岸の「てか、サンタさん何時に来るの?」という疑問から、メンバーがこの日をクリスマスだと勘違いしていたことが発覚した。サンタクロースをなにわンダーランドに呼ぶ仕事を任されていた彩木は、手帳を開きながら「ありえへん。日程を1カ月ほどミスっています」と絶望したような表情を浮かべる。一斉に舞台上に崩れ落ちた5人だったが、クリスマスパーティの準備は続けることにし、一旦ステージをあとに。ここからはスペシャルステージとして、メンバーのソロ楽曲やユニット曲が披露されていった。

「道子とクラリス~魂の激闘篇~」を披露する根岸可蓮と彩木咲良。(撮影:笹森健一)

「道子とクラリス~魂の激闘篇~」を披露する根岸可蓮と彩木咲良。(撮影:笹森健一)[拡大]

トップバッターを務めたのは春名真依。彼女はキッズダンサーを引き連れて舞台に戻ると、ソロ曲「まいっちんぐ☆まいまいマジック」のクリスマスバージョンを届けた。雪が降り注ぐ演出の中、自らも紙吹雪を撒きながら甘い歌声を響かせる春名の姿に虹家族は声援を送り、「メリクリ!」のコール&レスポンスで盛り上がる。彼女に続いて登場したのは根岸と彩木。2人は2014年の「なにわンダーランド」で初披露されたミュージカル調のユニット曲「道子とクラリス」の続編となる「道子とクラリス~魂の激闘篇~」を上演した。この続編では、運命に導かれて出会った生き別れの姉妹・道子(根岸)とクラリス(彩木)が、悪の化身・イボコロリン大王と死闘を繰り広げる様が描かれる。変身して必殺技を繰り出すなど2人は大王との壮絶な戦いを見せるが、大王が道子の身体に憑依したことからストーリーは急展開。自己犠牲をいとわず自らに向けて必殺技を放ち、気を失ってしまった道子をクラリスが抱き寄せたところで楽曲は終了し、モニターに「つづく」の文字が映されると客席からは大きなどよめきが起こった。そして、最後に登場した堀と清井は客席から姿を見せると新曲「an umbrella」を披露する。この曲は傘を持っていない雨の日の嘆きを歌うEDMチューン。クールなサウンドと相反するシュールな歌詞にざわめく客席に鋭い視線を投げながら、2人は楽曲を歌い上げた。

根岸可蓮(撮影:笹森健一)

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スペシャルステージを終え再び舞台上にそろった5人はパーティの飾り付けの仕上げを行う。4本のツリーはメンバーカラーのバルーンで彩られたが、清井は「正直サンタさんがおらんと盛り上がらへんな」と寂しげな表情を浮かべた。すると彩木は「不可能なことに挑戦するのがたこ虹ちゃうんか! みんなが大きな声出して歌えば、勘違いしてサンタさん来てくれるかもしれへん!」と提案。5人はサンタクロースを会場に呼ぶべく、「365Go!」「踊れ!青春カルナバル」といったアッパーチューンの数々で虹家族の熱狂を誘った。「365Go!」では春名と清井がタオルを回しながらフロアに降りてオーディエンスを煽り、「踊れ!青春カルナバル」では5人が客席にマイクを向けて一層の声援を求める。彼女たちのパフォーマンスに、虹家族も「オイオイオイオイ!」と大きな声を上げて応じた。会場に熱気が充満したところで、春名がステージの中央に歩み出て「まいに任せて! まいまいマジック!」と一言。彼女が虹家族の持つサイリウムに魔法をかける仕草をしてみせると、虹家族がサイリウムを振るリズムに合わせて鈴の音が鳴り響いた。するとその鈴の音に誘われるように、ステージにはソリに乗ったサンタクロースが登場する。大喜びするメンバーに向けて、サンタは「本当に君たちはあわてんぼうだなあ。だけど、みんなを楽しませたいという気持ちは悪くない。実は私もクリスマスパーティというものを一度やってみたかったんだよ!」とコメント。この言葉を聞いた根岸は「そうか。クリスマスの日はいつも仕事をしてるから、サンタさんは“クリぼっち”なんや」とつぶやいた。

5人は「クリぼっちのサンタさんのために」と新曲の「クリぼっちONE DAY!!」を披露し、サンタを巻き込んだクリスマスパーティをスタートさせた。スノーマシンの演出で会場は雪景色に彩られ、5人はサンタとハイタッチをしたり一緒に踊ったりしながら歌声を響かせる。続く「元気売りの少女~浪花名歌五十選~」ではメンバーのパワフルなパフォーマンスにサンタもソリを飛び出し、たこ焼き器がセットされたDJ台でたこ焼きを“スピン”させながらノリノリで体を揺らした。そして、本編のラストナンバーとなった「なにわもジングルベル」ではサンタからプレゼントの入った袋を受け取った5人がトロッコに乗ってフロアへ。メンバーは「ありがとう!」「メリークリスマス!」と虹家族に声をかけながら客席へプレゼントを投げ入れた。

清井咲希(撮影:笹森健一)

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清井の「アンコールも盛り上がっていくぞー!」という絶叫とともに、アンコールは「たこ虹物語~オーバー・ザ・関ヶ原~」でスタートした。Tシャツに着替えた5人はこの曲を力強く歌い上げる。「なにわのはにわ」ではメンバーの躍動感あふれるダンスに乗せて、虹家族の大きなコールが飛んだ。3曲を終えたところでこの日のステージを振り返った5人は、1人ずつ今の心境を語っていく。春名は「初挑戦することが多くて、不安で仕方なかった」と、この日を迎えるまでの自身の気持ちを吐露し「だけど、ステージに立ってみると虹家族さんがいてくれるから安心できました。虹家族の皆さんはサンタさんやなって思います。いつも私たちがパワーをもらってばかりだから、これからはもっと皆さんのサンタさんになれるようにがんばります!」と誓う。根岸は、この日の朝に母親から富士山の写真付きのメールが届いたことを明かし「私、子供の頃から富士山を見るといいことがあんねん。だから今日も『すごいことが起こるんかな?』って思ってて。実際サンタさんにも会えたし、皆さんが『楽しかった』って言ってくれたし、ホンマにホンマにうれしかったです!」と笑顔を弾けさせた。

堀くるみ(撮影:笹森健一)

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清井は「私は虹家族さんの一番の笑顔が見たいって、いつも思っているんです」と切り出す。彼女は「今はまだ、虹家族さんを一番の笑顔にさせる自信がないんです。でも、絶対に笑顔になってほしいっていう気持ちは強く持っています。たこやきレインボーという“場所”が、虹家族さんが一番笑顔になれる場所になるようにがんばるので、ずっと付いて来てください! 私はめっちゃ笑顔になりました!」と、涙で声を詰まらせながらも笑みを浮かべて客席に語りかけた。続く彩木は「私はしゃべりも体力もみんなに追いつけてなくて、心配かけたりもするんですけど……これからもみんなに付いていけるようにがんばります。今年は天使(をイメージした衣装)だったんで、来年は女神さまになれるように成長したいと思います!」と、大粒の涙を流しながら言葉をつなげた。最後にマイクを握った堀は「ももクロ姉さんやエビ中姉さん、しゃちほこ姉さんみたいに、自分たちもいっぱいの人を笑顔にしたい。何年後になるかわからないけど、今の20倍くらいのお客さんを集められるようになりたいです」と力強く語る。そして、瞳に涙を浮かべ声を震わせながら「こうして一緒に笑ったり泣いたりしてくれるファンの方がいるだけで、本当に幸せです。こんな景色が見れることって、当たり前のことじゃない。いつでも会えると思ってた人に突然会えなくなることだってあるし、自分がこの先どうなるかだってわからない。今こうやって、皆さんの前で話ができて、思いを伝えられることに感謝しています」と語った。彼女の言葉に耳を傾けていた4人も、静かに涙を流す。そして堀は最後に「私たちたこやきレインボーは、これからもずっとずっと走っていくので、応援をよろしくお願いします!」と呼びかけた。ひと足早いクリスマスパーティを締めくくったナンバーは「たのしかしまし大阪~おいでやす~」。5人は再びトロッコに乗って客席に飛び出し、万感の表情を浮かべながら虹家族に感謝を伝える。トロッコに乗ったメンバーに向かって手を振る虹家族に、春名は「みんな、ホンマに大好きやで! ありがとう!」と思いを伝えた。

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たこやきレインボー「なにわンダーランド2015~あわてんぼうのクリスマス~」
2015年11月21日 TOKYO DOME CITY HALL セットリスト

01. オーバー・ザ・たこやきレインボー
02. ナンバサンバイジャー
03. 絶唱!なにわで生まれた少女たち
04. あきんどチャチャチャ
05. ナンバでサンバ2
06. ジュージューシー!!
07. まいっちんぐ☆まいまいマジック
08. 道子とクラリス~魂の激闘篇~
09. an umbrella
10. 365Go!
11. 叫べ!ガウガール
12. めっちゃPUNK
13. 踊れ!青春カルナバル
14. クリぼっちONE DAY!!
15. 元気売りの少女~浪花名歌五十選~
16. なにわもジングルベル
<アンコール>
17. たこ虹物語~オーバー・ザ・関ヶ原~
18. なにわのはにわ
19. ちゃんと走れ!!!!!!
20. たのしかしまし大阪~おいでやす~

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