[BOOM BOOM SATELLITES] ニューシングルは注目映画の挿入歌

2007年5月9日 17:05 1 音楽ナタリー編集部

BOOM BOOM SATELLITESが2007年第1弾作品となるシングル「EASY ACTION」を7月25日にリリースすることが明らかになった。

BOOM BOOM SATELLITESとは？

中野雅之（Programming, B）、川島道行（Vo, G）によるロックバンド。1997年にベルギーのレーベルからシングル「JOYRIDE」をリリースし、1998年には初のフルアルバム「OUT LOUD」を発表した。エレクトロニックサウンドとロックを融合させた独自の音楽性で、類をみないオリジナリティを誇示し、日本国内だけでなく海外でも絶大な人気を獲得。アメリカやヨーロッパでもツアーを開催し、著名なフェスティバルにも多数出演した。2004年には映画「APPLESEED」の音楽を手がけ、その後もさまざまな映画やアニメに楽曲を提供している。2013年1月より川島の脳腫瘍の治療のためしばらくライブ活動を休止するが、同年5月の東京・日本武道館公演から活動を再開。しかしながら川島の脳腫瘍が再発し、2015年11月より再びライブ活動を休止することに。2016年6月にバンド最後の作品としてシングル「LAY YOUR HANDS ON ME」をリリース。同年10月に川島が死去し、2017年6月にBOOM BOOM SATELLITESの27年の歴史に幕を下ろすラストライブが行われた。

「ベクシル－2077日本鎖国－」は、ハイテク技術を駆使して完全な鎖国をスタートさせた近未来の日本と、そこに潜入した米国特殊部隊を描いたSFアクションムービー。［拡大］

これは昨年5月に発売されヒットチャートを賑わせたアルバム「ON」以来となる、14ヶ月ぶりの新曲。シングルとしては2004年12月リリースの「SPINE / DIVE FOR YOU」以来の作品となる。

また、「EASY ACTION」および「FIENDS」が、8月に全国ロードショーが予定されている劇場アニメーション作品「ベクシル－2077日本鎖国－」の挿入歌として起用されることも決定。「ピンポン」の曽利文彦が監督を務め、ポール・オークンフォールドが音楽監修を担当するこの作品は、53ヶ国での公開が決定しており世界的に熱い注目を集めている。映画のオフィシャルサイトでは現在、限定スペシャル映像付きのブログパーツを配布中。ここで彼らの新曲を発売に先がけて聴くことができる。

さらに、期間限定でBOOM BOOM SATELLITESの特設サイトがオープン。4月15日に豊洲の特設会場で行なわれた「DODGE BOLD NIGHT」のスペシャルライブの映像が配信されている。このイベントを主催したダイムラー・クライスラー「ダッジブランド」のCMソングを6月から彼らが担当することも決定しており、こちらでも新曲が披露されるとのことだ。

商品情報

BOOM BOOM SATELLITES「EASY ACTION」

SRCP-406　1500円　限定盤（CD＋「ベクシル」オリジナルベアブリック）
2007年7月25日発売
Sony Music
＜収録曲＞
1.Easy Action
SRCP-408　1020円　通常盤（CD）
2007年7月25日発売
Sony Music
＜収録曲＞
1.Easy Action
2 Easy Action (Coburn Remix)
3 Easy Action (Remix Track・アーティスト未定)