高橋幸宏とムーンライダーズの鈴木慶一によるユニット、
この作品は高橋と鈴木が主宰したT・E・N・Tレーベルの設立30周年を記念して作られたもの。THE BEATNIKSのオリジナルアルバム3枚の音源にセイゲン・オノがハイレゾアップコンバートによる最新デジタルリマスターを施している。また「EXITENTIALIST A GO GO-ビートで行こう-」には1986年6月に東京・エフエム東京ホール(現:TOKYO FM HALL)で行われた公開録音での「ある晴れた日に」「ちょっとツラインダ」 、「M.R.I.」には「Tokei Paradizo」の「ヤクルト400」CMバージョンがボーナストラックとして追加収録されている。
DVDには、2001年にアルバム「M.R.I.」の発売を記念して東京・SHIBUYA-AXで行われた再結成ライブの未発売映像や、1987年に東京・インクスティック芝浦ファクトリーで開催された「FUJI AV LIVE」の資料映像、1982年にVHSで発売されDVD化されていなかったミュージックビデオ集「EXITENTIALISM ~出口主義」の映像を収録。ブックレットには高橋と鈴木のロングインタビューなどが70ページにわたって掲載され、さらに1stアルバム「EXITENTIALISM ~出口主義」のUK盤レプリカジャケットも封入されている。
高橋幸宏 コメント
81年から活動していて、今回T.E.N.T.レーベルの30周年という節目にこのような作品が出せるのは嬉しい。なぜ、ムーンライダーズの鈴木慶一と、YMOの高橋幸宏が今もTHE BEATNIKSを続けているのか、その一端を見てもらえたらいいと思います。二人の間はT.E.N.T.レーベルの時がお互い一番近かったけれど、THE BEATNIKS 以外のソロ活動の中でも、なぜ自分が慶一の詞や音楽的な要素をいつも参考にしていたかも、3枚通して聴いてもらえるとよく分かると思います。
鈴木慶一 コメント
今回のボックスでは、3枚のアルバムをまとめて聴けて、さらに音質もいい。80年~90年代に比べてよりよいクオリティで聴いてもらえるということは、とても嬉しいことです。実を言うと音楽をやっている人は、もっといい音質で聴いているわけで、それを一般の人に聴いて欲しいと、心の底から望んでいました。特に、1枚目の二人が手作業で作った音源の裏側にある空調の音、影のようなものが見えたり、聴こえたりしたら嬉しいと思います。THE BEATNIKSというバンドは解散したわけでもないし、一生ものとして存在し続けると、いつでもやれるぞ、と、特に2011年以降そう思います。二人の距離が作品を生み出すんだと。それは近々かも知れないなと思います。
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キルギシア人 @kirghisia
"1986年6月に東京・エフエム東京ホール(現:TOKYO FM HALL)で行われた公開録音での「ある晴れた日に」「ちょっとツラインダ」...がボーナストラックとして"
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