THE BOOMカバー盤でBO GUMBO3＆どんと長男がコラボ

THE BOOMのデビュー20周年を記念したカバーアルバム「THE BOOM 20th ANNIVERSARY SPECIAL BEST COVER（仮）」が、7月22日にリリースされる。

このアルバムには、彼らの先輩や親交の深いアーティスト、THE BOOMの音楽を聴いて育ってきた若手アーティストら計22組が参加予定。絢香、奥田民生、キマグレン、高野寛、東京スカパラダイスオーケストラ、BEGIN、bonobos、MINMI、矢野顕子 with 小田和正、LOW IQ 01などの豪華アーティストが、THE BOOMの名曲をカバーしている。

また、BO GUMBO3にどんとの長男・ラキタが加わったスペシャルユニット、BO GUMBOS3 feat.ラキタも「月さえも眠る夜」のカバーで参加。ラキタはこの春高校を卒業したばかりで、現在はギタリストとして音楽活動を行っている。2世代にわたるコラボレーションがどんなサウンドを生み出したのか、ファンは期待しておこう。

「THE BOOM 20th ANNIVERSARY SPECIAL BEST COVER（仮）」
参加アーティストおよび収録曲

絢香「風になりたい」
MCU「未定」
おおはた雄一「ないないないの国」
奥田民生「未定」
かりゆし58「なし」
キマグレン「釣りに行こう」
こだま和文「僕にできるすべて(remix)」
坂本美雨 feat.高田漣「それだけでうれしい」
高野寛「からたち野道」
東京スカパラダイスオーケストラ「風になりたい」
友部正人「気球に乗って」
bird「TOKYO LOVE」
BEGIN「未定」
HIKURI （from Mexico)「24時間の旅」
BO GUMBO3 feat.ラキタ「月さえも眠る夜」
bonobos「神様の宝石でできた島」
MINMI「星のラブレター」
MONGOL800「おりこうさん」
矢野顕子 with 小田和正「中央線」
YOUR SONG IS GOOD「歌」
ユウ（GO!GO!7188）スペシャルバンド「ひのもとのうた」
LOW IQ 01「島唄」

参加アーティストコメント

高野寛

THE BOOM、デビュー20周年おめでとう。
決して平坦な道のりではなかった20年、いつも隣で走り続けてきた仲間のひとりです。

どの曲を歌おうか、かなり悩みました。
いろいろ声に出して歌ってみて、今の自分に一番しっくりきた歌を歌ってみようと思います。

前川真悟（かりゆし58）

今回、THE BOOMの名曲『なし』をカバーさせていただきました。
僕も1ファンとして、とにかく楽しみながらレコーディングしました。

かりゆし58なりの遊び心を思いっきり注ぎ込むことで、この曲に対する愛情を表現しました!!

シリアスな部分と微笑ましい部分が同居する宮沢さん独特の歌詞の 世界観に、かりゆし58のちょっと笑えるアレンジが上手く溶け合ったんじゃな いかなって思っています。
この楽曲をカバーさせて頂いた事を心から嬉しく思っています。

bird

トリビュート盤に参加させていただけてとてもうれしく思っています。
「TOKYO LOVE」という曲は以前THE BOOMのライブを観に行った時に、なんだか楽しそうな曲！という印象が強く残っていて、今回歌ってみたいと思いました。いつもお世話になっているドラムのゲンタさん、ギターの田中義人さん、ハモンドオルガンの金子雄太さんという、とても心地よいチームでの音作り。絶妙なグルーブを楽しんでいただけたらなあと思います。

絢香

20周年、おめでとうございます。
私が今21歳なので1歳の時からって考えると驚きです。
今回、トリビュートアルバムに参加させて頂けること、本当に嬉しいです。
トリビュートアルバムに参加するのは初めてなので、緊張したり、迷ったりもあると思いますが、大好きな曲「風になりたい」を大切に歌いたいと思います。

MCU

リスペクト！まずはこの言葉を叫んでおきたい 。
突然だが、THE BOOMの曲で「有罪」と言う曲がある。
その歌詞の中で、有刺鉄線～と歌う歌詞がある。
俺はMCU。本名はゆうし．．．
最初にこの曲を聴いた時に、なんだか嬉しい気持ちになったのを今でも覚えている。
まるでときめいている女の子のようだ．．．
何が言いたいって？
それぐらい大好きなバンドだって事です。
そんな大好きなバンドのトリビュートをやらせてもらうことになり、「幸せ」この言葉がピッタリだ。
1ファンとして言わせてもらいたい。
「THE BOOMの曲をトリビュートの話をいただいて、泣くミュージシャンはそういない。でもMCUはそんなおおバカラッパーだ」以上 敬称略。

比嘉栄昇（BEGIN）

僕が尊敬する人は、遠くまで行って帰って来た人。
年齢も、性別も、動いた理由も関係なく、ただ、メジャーで測って、一番距離を稼いだ人がエラい、そう思っている。自分が小さな島で生まれ育ち、海ばっかし見ていたからかもしれない。
離れるのは大変だ、でも帰るのはもっとキツい。
だから、僕はTHE BOOMが大好きだ。
移民の臭いがするのに、ちゃんとここで会える。
さて、何を歌おう、何を見に行こうか？

辻凡人（bonobos）

ドラムを叩き始めた頃、最初にコピーした「星のラブレター」。
色んな国を旅しているような気分になるTHE BOOMを聴いて音楽の自由度を知りました。

Dr.TOSH?（BO GUMBO3）

まだアマチュアの頃、原宿あたりのストリートで俺たちの曲をよく唄ってくれていたって言ってたね！
～20年の旅路の間に咲かせた原色の花たちは世界中にばら蒔かれて今いろんな歌声でこのアルバムに舞い降りたんだね～
そんなめでたいタイミングに「BO GUMBO3 feat.ラキタ」（DNA レベルでは、かなり BO GUMBOS に近いユニット（笑））で、《祝》を奏でることができて、フェスタマンとしては嬉しいなあ！
新しいページでのさらなるコラボを楽しみにしつつ、『月さえも眠る夜』を…。

宮沢和史 20周年コメント

今までも何回か、活動休止の期間があったんですが、僕らは目標がないまま、音楽活動を続けることが出来ないんですよ。苦しい場面でも続けるという選択もあるんでしょうが、僕らにはそれが出来ない。今回は休止期間も長かったし、作品も出してなかったんですが、20周年を迎えるというのがどういうことなのかを考えた時に、20年間、同じメンバーでバンドを続けてきたのは自分たちの力だけじゃないと思ったんですよ。THE BOOMは4人だけのものじゃなくて、関わってくれたすべての人のものだな、ファンの人たちもTHE BOOMの一員だから、20周年を皆さんと祝いたいし、感謝したいなって。そこで僕らに関わった人、これから関わることになる人、すべての人に向けたラヴソングを作りたいと思ったんですよ。自分にとっての新しい目標が生まれたというか。すべての人への愛の歌、感謝の歌でアルバムを1枚作ってみたくなった。