まだまだ行ける！ムック、コーストで国内＆欧州ツアー締めくくる

ムックが7月18日に東京・新木場STUDIO COASTにて単独公演「MUCC TOUR 2015 "F#CK THE PAST F#CK THE FUTURE" Final【The Requiem, Endless Nightmare, Darkness YHWH,】」を開催した。

今年の春から初夏にかけて開催された国内およびヨーロッパツアーのファイナルという位置付けで行われたこの日の公演。ライブの幕開けは最新作「T.R.E.N.D.Y. -Paradise from 1997-」の収録曲「睡蓮」が飾り、バンドは幻想的な世界へとオーディエンスを誘っていく。その後も、最近のライブでは定番の「ENDER ENDER」などを挟みつつ、「D・f・D（Dreamer from Darkness）」「HATEЯ」（※正式表記はЯの上に×印）「B.L.U.E ～Tell me KAFKA～」などを披露しムックの最新モードを観客に印象付けた。

またMCでは逹瑯（Vo）が「18年やってきて、休みたいって思ったことがないから、まだまだいけると思うよ！ 来年はもっとやりたいね！」とさらなる飛躍と活発な活動を誓う。アンコールではバンドの地元である茨城を舞台に、自分たちのルーツを歌詞に盛り込んだミクスチャーナンバー「1997」や、ライブには欠かせない「蘭鋳」を披露。最後に4人は、観客と一緒に歌える曲をイメージして作ったという「TONIGHT」をプレイしてステージを去った。

またライブの最後では、新作ライブDVD「F#CK THE PAST F#CK THE FUTURE ON WORLD-Paradise from T.R.E.N.D.Y.-」を今冬リリースすることも発表された。今作はヨーロッパツアー「MUCC EUROPE TOUR 2015“F#CK THE PAST F#CK THE FUTURE”」の模様を中心に、メンバーが個々に撮影した映像を交えた作品となる。

さらに掛川康典が監督を務めた「睡蓮」のミュージックビデオのフルサイズバージョンが、GYAO!にて公開中。7月26日23:59までの期間限定公開なので早めにチェックしておこう。