FOLKS、初クアトロワンマンでさらなる飛躍誓う「まだまだ種が芽吹いたくらい」

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FOLKS初のワンマンツアー「FOLKS "In Bloom" Tour 2015」の東京公演が、5月9日に東京・渋谷CLUB QUATTROで行われた。

FOLKS「FOLKS "In Bloom" Tour 2015」東京・渋谷CLUB QUATTRO公演の様子。

FOLKS「FOLKS "In Bloom" Tour 2015」東京・渋谷CLUB QUATTRO公演の様子。

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今年2月にリリースされた「SNOWTOWN」を携え、5月5日の名古屋公演から幕を明けた今回のツアー。渋谷CLUB QUATTRO公演には、FOLKS初の東京単独公演を見届けるべく各地から熱心なファンが集まった。観客のハンドクラップに導かれるように登場したメンバーは、メジャーデビュー作「NEWTOWN」の1曲目を飾る「Everything is Alone」でライブの幕開けを告げ、多彩なアンサンブルでフロアをファンタスティックな色に染め上げていく。

アコースティックセッションの様子。

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ライブの中盤ではワンマンならではの試みも実施。「今日はFOLKSの初ワンマンに来てくれてありがとう。楽しいです」とはにかみながら口にした岩井郁人(Vo, G)は、「今日は東京初ワンマンということで特別なことをしようと思います」とアコースティックセッションにつなげた。このブロックではアコースティックギターとカホンによってブルージーな雰囲気が増した「Frenemy」、岩井郁人がマイクを通さずに生音だけで情感豊かに歌い上げた「それぞれの日々へ」などが届けられた。また本編のクライマックスで披露されたライブの定番曲「Good-bye, friends」では、小林禄与(G, Syn, Per)がフロアにタムドラムを持ち込み、ファンを巻き込んでセッションを敢行。ステージとフロアの垣根を超えた共演を通して、メンバーとオーディエンスの距離は一気が縮まっていた。

ファンからもらったフラッグを羽織る小林禄与(G, Syn, Per)。

ファンからもらったフラッグを羽織る小林禄与(G, Syn, Per)。[拡大]

アンコールではファンがメッセージを書き込んだフラッグをメンバーにプレゼントするハートウォーミングな一幕も。予想外の贈り物にメンバーは破顔し、お返しのように新曲をプレゼントした。1時間半にわたったライブの後半で、岩井郁人は渋谷CLUB QUATTRO公演をソールドアウトさせることができなかった悔しさを吐露。続けて「"In Bloom" Tour」というツアータイトルについて言及し、「(ツアーを回る中で)バンド人生をかけてひとつの大きな花を咲かせていきたいと、そういうふうに僕は思いました。その過程の中でこのツアーはFOLKSにとってすごくすごく大きな“点”になったし、まだまだ種が芽吹いたくらいだなと思ってます」とバンドのさらなる飛躍を誓った。

なお「FOLKS "In Bloom" Tour 2015」は、5月15日に地元北海道で行われるSound Lab mole公演をもってファイナルを迎える。

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FOLKS "In Bloom" Tour 2015(※終了分は割愛)

2015年5月15日(金)北海道 Sound Lab mole

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我妻修平 @azumaon

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