昨日2月24日に東京・TSUTAYA O-WESTにて、
エロマンガ家、米農家、日光市消防団員、バンドのボーカルなどさまざまな肩書きを持ち、強烈なキャラクターと華麗なビジュアルで話題を集めているピクピクン☆。今回の単独公演は「絶頂亭卑°宮卑°君☆」としての落語と、新バンド「Darling Of The Earth」のお披露目パフォーマンスからなる2部構成で進行した。
まず第1部の落語では、開演を告げる出囃子が鳴り、黒子がめくり台で演目をめくると、そこには「絶頂亭卑°宮卑°君☆」という彼の高座名が。昨年末から鈴々舎馬るこに師事し、落語の稽古をしているという卑°宮卑°君☆は、通常3年かかると言われる初めての高座にわずか2カ月という異例のスピードで上がった。
彼は下ネタの隠喩や直喩を交えながら、自分なりのアレンジで古典落語の定番演目「まんじゅうこわい」を披露。流暢な語り口ながらもまだ不慣れなようで、「あ、すごい面白いところ飛ばしちゃったんで戻ってもいいですか?」と観客とフランクにやり取りする場面もあった。最後は「本来であれば私のような者が高座に立つことはあり得ないことでございます。それができるのも、ここにいるピクラー(ファンの呼称)の皆さんのおかげです」と深々と頭を下げた。
その後、南間優(G)、ガスマス子(B)、SHiN(Dr)という3人のバンドメンバーが登場してDarling Of The Earthのライブパートがスタート。着物から白いロングコートのスーツに着替えたピクピクン☆は「ピク様ー!」という声が飛ぶ中、「みんなお待たせー! 渋谷O-WEST盛り上がっていくぞー!! 今夜もお前たちを、グチョグチョに濡らしてもいいですか!?」と、先ほどとはまったく別のキャラクターになり、ボーカルとして場内の盛り上がりを先導していく。
ライブでは、生理を題材にした「赤いLUNAうさぎ」で観客が一斉にタンポンをステージに投げ込んだり、映画「風の谷のナウシカ」を彷彿とさせる演出部分で「ナウシカ・レクイエム」の大合唱が巻き起こったりと、一体感あふれる過激な光景が。本編最後のパートでは米農家としての顔を見せ、ピクピクン☆は自ら生産した米「コシピクリ」の小袋を手に「コノホシヲハラマセシモノ」「豊穣の舞」「コシピクリ」を歌った。
アンコールでは、このワンマンのために用意したポップな新曲「東京City Boy's Love」を披露。ピクピクン☆は温かい歓声を受けて「ああ幸せもんだなあ、僕は」とつぶやき、「重大発表が2つあります!」と呼びかけた。この重大発表とは、ピクピクン☆がソニー・ミュージックアーティスツと専属マネジメント契約を結んだこと、6月に1週間主演舞台が上演されることだった。なお主演舞台に関する詳細は追って発表される。
おしまいに、えろ漫画家ピクピクン☆として初めて発表した曲「卍・臨界・ヌレロラメ」を送り充実のワンマンライブは閉幕。このあと彼は“ハグ家”となって来場者を送り出し、最後まで持ち前のサービス精神でファンをもてなしていた。
ピクピクン・ワンマンライブ2015「耕せピクラー!オマエと始める新しい稲妻☆」
2015年2月24日 TSUTAYA O-WEST セットリスト
01. 千紫万紅アナタは万華鏡
02. ハグペロリスト
03. 赤いLUNAうさぎ
04. 文々。新聞 ~ペロぺろチュっちゅ増刊号~
05. まったりネッチョリたっぷりドッピュリ
06. Beni】卍【kitou
07. Virgin Geez Now!
08. コノホシヲハラマセシモノ
09. 豊穣の舞
10. コシピクリ
<アンコール>
11. 東京City Boy's Love
12. 卍・臨界・ヌレロラメ
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