DIR EN GREY×山口保幸「空谷の跫音」リリックビデオで初タッグ

12月10日にリリースされるDIR EN GREYのニューアルバム「ARCHE」より、収録曲「空谷の跫音」のリリックビデオがYouTubeにて公開された。

「空谷の跫音」はアルバムの14曲目に収録される楽曲で、穏やかな京（Vo）のボーカルと、壮大なサウンドが絡み合うミディアムチューン。リリックビデオはDIR EN GREYとは初タッグとなる山口保幸がディレクターを務めた。彼は楽曲を聴いた上で「過ちを犯し続ける人間の行いの報いによって、水の底に沈んだ街」というテーマを設け、水に沈んださまざまな物と人間社会を映し出した映像をオーバーラップさせ、そこに赤い文字で歌詞を乗せる手法で楽曲の世界を表現した。

なお山口は「空谷の跫音」について「美しい曲だなあという第一印象です。歌詞も色々な解釈ができ深みを感じます」と述べ、DIR EN GREYについては「いつも凄いMVを作っているなあと感動していました。今回、リリックビデオですがお仕事ができて光栄に思います」とコメントしている。

またYouTubeにて「ARCHE」の全曲試聴企画もスタート。今回は前編分として収録曲の1曲目から8曲目までをまとめた音源がアップされている。各曲10秒ずつの試聴となっているが、「ARCHE」の濃密さが十分伝わる内容に仕上がっている。