清竜人と女性27人！DiverCityはハーレム状態

清竜人による新プロジェクト「清 竜人25」が企画するライブイベント「清 竜人ハーレム▽フェスタ2014」が、9月26日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて開催された。

清が6人の“妻”を従え結成した型破りなアイドルユニット「清 竜人25」。清はプロデューサー兼メンバーとして、オーディションにより選ばれた“第1～6夫人”とともに歌い踊る。初の自主企画イベント「清 竜人ハーレム▽フェスタ2014」には清 竜人25のほか、Silent Siren、LinQ選抜メンバー9人、後藤まりこ、でんぱ組.incと、総勢21人の女性ゲストが参加し、まさに“ハーレム”状態となった。

最初に登場したSilent Sirenは軽快なロックナンバー「BANG! BANG! BANG!」でライブをスタートさせると、「トップバッターだし、こりゃなんかやらないかんと思って、新曲を持ってきましたー！」と発売前の楽曲「爽快ロック！」を披露。この曲は彼女たちが花王「サクセス 薬用スカルプスマッシュ」の応援隊として歌う、さわやかかつパワフルな“ガチアゲ”ソングだ。5人はさらに「ビーサン」のシンガロングで観客との一体感を作り上げ、続くLinQにバトンを渡した。福岡在住のLinQは天野なつ、大庭彩歌、吉川千愛、桃咲まゆ、高木悠未、新木さくら、姫崎愛未、伊藤麻希、福山果奈の9人がメンバーを代表してステージへ。LinQの姿勢を歌った「マケナイガールズ」、9月24日にシングルリリースされたばかりのファンキーな新曲「ウェッサイ!!ガッサイ!!」など4曲のパフォーマンスで強烈な印象を与えた。

3番手の後藤まりこは、アコースティックギター1本を抱えて登場。夕暮れのようなオレンジの照明をバックに「りなくす」を弾き語り、2曲目の「sound of me」からはバックトラックに合わせ、広いステージを縦横無尽に飛び跳ねながら熱唱した。「あたしの衝動」ではステージから飛び降り、クラウドサーフ状態で客席中央へ。ラストの新曲「好き、殺したい、愛してる」では後藤が中心に立つ客席をミラーボールの光が照らし、圧巻の光景を作り上げた。続くでんぱ組.incは、今年5月の東京・日本武道館公演に合わせて清竜人が書き下ろした楽曲「Dear☆Stageへようこそ▽」と「まもなく、でんぱ組.incが離陸致します▽」を生披露。リーダーの相沢梨紗は「この場で披露できてすごくうれしいです」と喜びを語った。しかし「まもなく～」はストーリーパートを含め約8分におよぶため、持ち時間で歌えるのはあと1曲のみ。最後は「ちゅるりちゅるりら」で華やかに締めくくり、トリの清 竜人25につないだ。

清 竜人25は9月20日の京都「古今一堂！NIPPON NIGHT 平安神宮奉納ライブ2014」でのお披露目ライブに続く2度目のステージ。東京初披露となった今回のパフォーマンスは「写真撮影OK」とアナウンスされ、7人が登場すると観客は一斉に携帯電話などを取り出しシャッターを切った。清は妻6人の合間を縫うように移動しながら、キレのよいダンスとファンキーな歌唱で観客を魅了する。1曲目の「ラブ▽ボクシング」が終わり舞台が暗転すると、2曲目の「A・B・Cじゃグッと来ない!!」では妻4人が清を持ち上げた“ギャル神輿”状態に。続く「Call Me Baby!」ではスウィンギーなサウンドに乗せて清が妻たちと変わるがわるチークダンスを踊るなど、“一夫多妻”グループならではのパフォーマンスが見られた。

3曲を終えたところで、“第4夫人”の清美咲が「ここで大事なお知らせがありまーす」と、1stシングル「Will▽You▽Marry▽Me？」が11月12日にリリースされることを発表。場内のファンが沸き立つ中、7人はさっそく「Will▽You▽Marry▽Me？」を披露した。ラストは清が第6夫人の清可恩をお姫様抱っこし、そのままステージを去った。アンコールを受け再び登場した清 竜人25は、ここで11月11日の“ポッキー＆プリッツの日”に、「清 竜人ハーレム▽フェスタ」の第2弾を東京・TSUTAYA O-EASTにて開催することをアナウンス。そしてアンコール曲「どうしようもないよ」を歌い上げると、ここまで一度も口を開かなかった清は最後に1人でステージに残り、ぼそりと「11月12日に1stシングルが出ますが、同日発売でベストアルバム出ます」とだけ言い残し、軽やかな足取りで舞台袖へと戻っていった。

清 竜人25の1stシングル「Will▽You▽Marry▽Me?」はダンス☆マンが編曲を手がけたファンキーなダンスチューンで、カップリングには同じくダンス☆マン編曲の「ラブ▽ボクシング」を収録。清のベストアルバム、その名も「BEST」にはデビュー曲「Morning Sun」から6枚目のオリジナルアルバム「WORK」までの楽曲から選りすぐられた15曲が収録され、DVDにはこれまでに制作されたすべてのビデオクリップが収められる。

※文中の▽はすべてハートマーク

※記事初出時、本文に事実とは異なる記載がありました。訂正してお詫びいたします。