でんぱ組「ニコ生特番」でDVD＆映画アピール

でんぱ組.incが9月24日に東京・ポニーキャニオン本社にて2本立てのニコニコ生放送「でんぱ組.inc 秋のニコ生特番！」の生配信に出演した。

この日は彼女たちの冠番組「でんぱの神神」のDVDシリーズ第3弾発売を記念した第1部「でんぱの神神 DVD発売記念！ でんぱ組.incのニコ生ショッピング」と、9月27日より公開される映画「劇場版 gdgd妖精s」の宣伝をかねた第2部「劇場版 gdgd妖精s でんぱ組.incのgdgdニコ生」の2部制で番組を配信。およそ2時間にわたって爆笑トークを繰り広げた。

第1部では前回のDVDリリース時にも行った「ニコ生ショッピング」を実施。メンバーはテレビショッピングのような煽りでDVDの内容や予約特典などをプレゼンしていった。また番組中には、ポニーキャニオンショッピングクラブにて予約した購入者とメンバーによって生電話をするコーナーも。ファンは推しメンの最上もがと緊張した様子を見せながらもひとときのトークタイムを楽しんだ。

番組中盤ではDVDに収録されている特典映像にちなんだ、メンバーの睡眠前の貴重な写真が公開される。中でも夢眠ねむの写真に対してメンバーからは「ちょっとエロい！」といった声が上がるなど、彼女たちのプライベートが少しずつ垣間見えた。また、この写真を見てどのメンバーの特典映像を観たいかという視聴者アンケートを取ると、最下位になった成瀬瑛美はケーキが食べられないという罰ゲームにまさかのガチ泣き。気を利かせた最上が成瀬にケーキを分け与えて“みんな幸せ”という展開に持っていき、視聴者から笑いを誘った。

さらにDVDボックスには夢眠が監督を務めたメンバーの水着イメージビデオがBlu-rayで封入されることが発表。でんぱ組.inc史上初のBlu-rayがメンバーのイメージビデオということに疑問を隠せないメンバーではあったが、それぞれ撮影秘話を語って視聴者に特典映像のアピールを行った。第1部はそのまま放送時間ギリギリまでメンバーによってDVDの紹介が行われ終了を迎える。

そして第2部では衣装チェンジしたメンバーが登場。まずメンバーは「gdgd妖精s」にちなんで「ぐだぽよ～」と挨拶し、劇中の妖精のようにそれぞれボケを織り交ぜながら自己紹介を行う。多少微妙な空気になりつつも明るく場を盛り上げるメンバーは、続いて「コメント使って即興CM」のコーナーへと移行。これは映画の宣伝に使えそうなコメントを視聴者から募集し、それを使って即興でPRコメントを作るというもの。メンバーは「ネトゲ大好きチーム」の古川未鈴、最上、成瀬と、「女子力高め隊」の夢眠、相沢梨紗、藤咲彩音に分かれ、独自の世界観でPRコメントを作っていった。

先攻の「ネトゲ大好きチーム」が選んだコメントは「てんてこまい」（成瀬）、「みりんパパ、大絶賛！」（最上）、「みりんパパ、大絶賛！」（古川）ということで、最上と古川がカブるという展開に。この絶望的状況に相手チームの相沢は「でんぱ組.incにgdgd妖精sがてんてこまい！ みりんパパ、大絶賛！ みりんパパ、大絶賛！ 大事なことなので2回言いました！ 皆さん、『劇場版 gdgd妖精s』を観てください！」と抜群のコメントでピンチを切り抜けた。そして後攻の「女子力高め隊」は「踊らない」（藤咲）、「空前絶後」（相沢）、「巨匠、夢眠ねむ監修」（夢眠）というコメントを選び、これを成瀬がPRコメントに落とし込む。成瀬は「巨匠、夢眠ねむ監修！ ピンキーが踊らない！ けど、もがちゃんがズンチャズンチャズンチャ踊って、えいたそもお尻をプリプリしながら踊って、未鈴ちゃんが丸顔で、ねむきゅんがすごい監修だけど踊って、梨紗ちゃんがメルヘンな世界だよ！ 空前絶後の素晴らしい映画『gdgd妖精s』見てね！」とまくし立てるようにハイスピードでPRしてメンバーを驚かせた。

続いてのコーナーでは「浦島太郎」と「桃太郎」の物語をメンバーがオリジナルストーリーにアドリブで変えていくという「gdgd昔話」を実施。これは6人それぞれが独自の世界観であるがゆえに文字通りグダグダ＆超展開に。気を取り直して行われた「素（す）ピーカーに挑戦！」のコーナーでは、流れてきた音が何の音かを当てるというもの。オオカミの遠吠えのような音に対して夢眠は「絶対に起きないピンキーのアラーム音」と答え、ほかのメンバーから「いや、ピンキーはそれくらいじゃ起きない」と突っ込まれる場面も。また、こういった大喜利系を苦手とする古川は最後までもじもじしていたもののサスペンス番組のSEのような音に対して「もがちゃんが『速攻元気！』って言うときのSE！」と自信満々に発表し、それなりの笑いを勝ち取った。

番組終盤では、でんぱ組.incと「gdgd妖精s」のコラボTシャツなどが販売されることが告知。そのまま番組本編は終了し、「劇場版 gdgd妖精s」のサポーターチャンネルの会員のみが視聴できる延長戦へと突入する。

この延長戦ではメンバーが生アフレコを実施。映像にあわせて思い思いのセリフを当てて、視聴者を爆笑の渦に巻き込んだ。最後は「劇場でお会いしましょう！」と挨拶し、この日のニコ生放送を締めくくった。