X JAPAN初のBLITZカウントダウンはサプライズ満載
2009年1月3日 20:55 1
ライブは22:30からスタート予定だったが、ステージ上にはメンバーの姿はなかった。予定時間を過ぎた頃に、ステージ上のスクリーンに映し出されたのはTOSHIとYOSHIKIの映像。2人はこの日TOHOシネマズ六本木で生中継された「X JAPAN COUNTDOWN GIG ~初心に帰って~ CINEMA LIVE」の会場に突如現れ、会場のファンの度肝を抜いた。
TOSHIとYOSHIKIは、ボーカルとピアノのみで「ENDLESS RAIN」1曲のみを演奏。サプライズ演出に釘付けになったTOHOシネマズのファンを前に、YOSHIKIは「BLITZに行ってくるね」の言葉を残して会場を去った。
2人が赤坂BLITZに移動している間、スクリーンには1988年の前橋ラタン、中野公会堂、福岡DRUM Be-1などでのライブ映像を上映。さらに1990年代のライブ映像も映し出され、X JAPANのライブの歴史を映像で振り返る形となった。
23:00を過ぎた頃、BLITZ内に「PROLOGUE (~WORLD ANTHEM)」が鳴り響き、メンバーがファンの前にようやく登場。YOSHIKIのピアノをバックにバラード調にアレンジされた「BLUE BLOOD」のサビをTOSHIが歌うと、会場からは悲鳴にも近い歓声が沸いた。その後バンドも加わり、名曲「BLUE BLOOD」からライブがスタート。スクリーンの中ではhideがギターを弾き、ステージ上では
続く「Rusty Nail」でもファンは大合唱。MCではTOSHIが「今日は2008年の締めくくりだぜ、最後まで悔い残すなよ! 気合い入れて行け!」と叫び、観客を煽った。
高速ナンバー「オルガスム」の演奏途中、スクリーンに映し出されている時計の針がカウントダウンもないまま24:00を過ぎる。TOSHIは「知らない間に明けちゃったかな」と言うと、演奏を終えたメンバーはステージを後に。あっけにとられたファンはメンバーの再登場を渇望し、Xコールを続けた。しかし、これもX JAPAN流ジョークのひとつで、実は10数分進んだ時計をあえて表示。メンバーは正しい時間の時計を持ってステージに再登場し、ファンを驚かせた。
着物姿で現れたYOSHIKIにTOSHIが「YOSHIKI、なんで着物着てるの?」と問いかけると、YOSHIKIは「呉服屋の息子だから…」と和やかな雰囲気で答える。そんなやり取りを経て、気づけば年越しまであと10数秒。今度は無事にカウントダウンを迎え、「明けましておめでとう! 今年もよろしく頼むぜ!」との挨拶の後に、新年一発目となる「X」を披露した。エアバースト、キャノン砲、CO2の特効でまた一気に盛り上がり、会場全体がXジャンプで揺れた。
その後も「Tears」「I.V.」などが演奏され、ライブは「紅」で終了。予定どおりの時間にスタートするのか心配する声も多かった今回のカウントダウン公演だが、いざ蓋を開けてみれば開演・終演ともに予定どおりに敢行された。ライブ終了後にはスクリーンに、メンバーからのメッセージと今後のワールドツアーの日程などを上映。ライブハウス公演という“初心”を見つめ直し、2009年から新たな再攻撃を開始するX JAPANから今後も目が離せそうにない。
エンドロールにて発表された今後の公演
X JAPAN WORLD TOUR
2008年12月31日 東京 赤坂BLITZ
2009年1月17日 香港 ASIA WORLD EXPO
2009年2月14日 台北 ワールドトレードセンター
2009年X月X日 XXXX ドーム
2009年X月X日 XXXX ドーム
2009年X月X日 東京ドーム
2009年X月X日 東京ドーム
2009年3月21日 韓国 オリンピック公園第一体育館
2009年3月22日 韓国 オリンピック公園第一体育館
2009年X月X日 バンコック Supachalasai Stadium
2009年X月X日 東京ドーム
2009年X月X日 東京ドーム
2009年X月X日 ニューヨーク Madison Square Garden
2009年X月X日 ロサンゼルス
2009年X月X日 フランス
2009年X月X日 ドイツ
2009年X月X日 フィンランド
2009年X月X日 北京
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音楽ナタリー @natalie_mu
X JAPAN初のBLITZカウントダウンはサプライズ満載 http://natalie.mu/news/show/id/12269