トライセラ×草なぎ剛!師弟セッション実現

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TRICERATOPSが7月21日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて、全国ツアー「LIVE TOUR 2014」のファイナルを行った。

TRICERATOPS「LIVE TOUR 2014」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山本倫子)

TRICERATOPS「LIVE TOUR 2014」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山本倫子)

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次第に大きくなるSEの音にあわせて客席からハンドクラップが起こり、曲が終わると場内が暗転。そこへ3人が登場し、和田唱(Vo, G)は紳士的にお辞儀をして吉田佳史(Dr)はジャングルビートを叩き出す。そのまま「THE CAPTAIN」へとなだれこみ、いよいよ3カ月にわたるツアーの最終公演がスタートした。バンドは硬派なロックチューンを浴びせてオーディエンスをさっそく踊らせていく。「Neo Neo Mods」のあとに吉田はイスから立ち上がりガッツポーズをして気合いを見せつけ、和田は両手を広げて「ようこそー!」と歓迎した。直後に彼らは次作に収録されるという新曲「FLASH!」「僕はゴースト」と続け、最新のモードをアピールする。

和田唱(Vo, G)

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和田の「次はほんのちょっとクールダウンします。皆さんスイートな感じは好きですか?」という前置き通り、新曲「PUMPKIN」から始まったブロックは先ほどとは打って変わってしっとりとしたムードに。後方の観客へも自身の存在を証明するため吉田がドラムセットから飛び出してステージ前方に歩み寄っている間、和田は運ばれてきた自身のキーボードにスタンバイ。ここで3人はドラム、ベース、キーボードの編成で「Happy Saddy Mountain」を披露し、普段とは趣の異なるアンサンブルを聴かせた。和田はピアノを弾きながら歌う、ということへの憧れを明かしつつThe Beatles「Lady Madonna」や「The Long And Winding Road」の一節を弾き語ってみせたのち、「僕らの曲にもピアノじゃなきゃ!って曲があるんで、それをやっていいですか?」と「Finally」へつなげた。

ここで再度ギターを手にした和田が「最近ある人にギターを教えていまして」と、テレビ朝日系「『ぷっ』すま」内のコーナーでギターを教えている草なぎ剛を示唆する話題を持ち出す。「その彼と、ある曲ができるようになったらステージ上で一緒にやりましょうと約束してて。けっこういいところまできてるんですよ。なので今日、一緒にやろうかなと」と語り、シークレットゲストの草なぎを呼び込んだ。すると沸き上がる客席の前に全身白のファッションに身を包みアコギを抱えた草なぎが登場。「TRICERATOPSのファンの皆さん、こんにちは。今日は集大成というか……まだ全然拙いんですけど、参加できればと思ってやってきました。よろしくお願いします!」と挨拶し歓声を受けた。緊張を隠しきれない草なぎに和田がアドバイスするなど師弟関係をうかがわせるやり取りを挟んで、4人は和田がSMAPへ提供した「ココカラ」を草なぎのカウントから演奏。初めは緊張していた様子の草なぎだったが、次第に身体全体でリズムを取りながら笑顔を見せる。和田に「バンド楽しいでしょ?」と聞かれ「楽しい! 初体験なんですけど、こんな楽しいと思ってなかった」と笑い、さらにギターを始めて最初に覚えたという井上陽水「夢の中へ」をトライセラの3人に支えられながら披露した。演奏を終えると彼はバンドや観客に感謝の気持ちを伝えてさわやかにその場を去った。なおこの模様は後日「『ぷっ』すま」で紹介される。

林幸治(B)

林幸治(B)[拡大]

そして新作の中でも重要な位置を占めるという「スターライト スターライト」について、和田が曲に込めた思いを熱く語るところから後半戦へ突入。開放感のある「Fly Away」、林幸治(B)と吉田による「NEW HAYASHI & YOSHIFUMI GROOVE」と題したセッション、ハンドクラップの中でコール&レスポンスが行われた「Raspberry」と続き、クライマックスは「夜のSTRANGER」での一体感あふれるシンガロングが飾った。

吉田佳史(Dr)

吉田佳史(Dr)[拡大]

アンコールでは、和田が話の最中にこの日がちょうどデビュー17周年記念日だということに気付き、感慨深そうに「今日も一緒にいてくれてありがとう!」と語りかける。さらに本ツアーを振り返るとともに11月より始まる新たなツアーについてアナウンスして喝采を浴びた。アンコール1曲目のThe Beatles「Yes It Is」では和田のマイクスタンドに3人が集まり、ガットギターの伴奏でジョン、ポール、ジョージの3声を表現。美しいハーモニーで客席を酔わせた。「赤いゴーカート」が再びフロアをヒートアップさせ、その熱気のまま投下された「MADE IN LOVE」でライブは終了したかに見えたが、ダブルアンコールを求める拍手が鳴り止まず、その思いに応えてバンドは予定にはなかった「トランスフォーマー」をプレイ。ツアーファイナルはおよそ3時間にわたる充実した時間となった。

なお新規ツアーは11月1日の愛知・名古屋CLUB QUATTROより12月10日の東京・赤坂BLITZまで全13公演を実施。秋にはニューアルバムの発売も予定されている。

TRICERATOPS「LIVE TOUR 2014」
2014年7月21日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. THE CAPTAIN
02. Milk
03. Neo Neo Mods
04. FLASH!
05. 僕はゴースト
06. Vine
07. GOING TO THE MOON
08. PUMPKIN
09. Happy Saddy Mountain
10. Finally
11. ココカラ
12. 夢の中へ
13. スターライト スターライト
14. Fly Away
15. NEW HAYASHI & YOSHIFUMI GROOVE
16. SILLY SCANDALS
17. Raspberry
18. 夜のSTRANGER
<アンコール>
19. Yes It Is
20. 赤いゴーカート
21. MADE IN LOVE
<ダブルアンコール>
22. トランスフォーマー

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TRICERATOPS TOUR 2014 WINTER


2014年11月1日(土)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2014年11月3日(月・祝)神奈川県 yokohama Bay Hall
2014年11月8日(土)栃木県 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
2014年11月9日(日)茨城県 mito LIGHT HOUSE
2014年11月15日(土)宮城県 仙台MACANA
2014年11月16日(日)埼玉県 HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
2014年11月22日(土)福岡県 イムズホール
2014年11月24日(月・祝)大阪府 BIGCAT
2014年11月29日(土)千葉県 KASHIWA PALOOZA
2014年11月30日(日)群馬県 高崎club FLEEZ
2014年12月6日(土)石川県 金沢EIGHT HALL
2014年12月7日(日)新潟県 新潟LOTS
2014年12月10日(水)東京都 赤坂BLITZ

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