CIBO MATTOのニューアルバム「HOTEL VALENTINE」のリリースパーティが昨日3月31日に東京・cafe104.5で開催。
この日のイベントはトークからスタート。色鮮やかな服装で登場した2人はまず司会者から活動再開の経緯を聞かれる。本田は「なにか大きな事件があったというよりも自然な流れ。なんとなく会いたくなって再会し、音楽に関するアイディアを交換するようになった」と説明し、ハトリも本田の発言に頷いた。ほかにもトークの中でアルバム制作が2年半におよんだ話をはじめ制作時のエピソードなどが明かされた。
トーク後半の話題は2~3月に行われたアメリカツアーの感想から今後の活動の話へ。彼女たちは5月から南米やイギリスでライブを行うほか、5月20日に東京・LIQUIDROOM ebisuでのワンマン実施などを発表。これを聞いた来場者からは拍手と歓声が上がった。本田は自分たちがCIBO MATTOとしてまた日本で活動できることについて「日本もホームタウンだからすごくうれしい。ごはんがおいしいし(笑)」と話し、ハトリも「アルバムを日本の人に理解してもらえるのが一番うれしい」と続いた。
トークが終わり、若干の休憩を経てミニライブがスタートする。ひさびさの"来日公演”に期待を高めるオーディエンスを前に2人が披露したのは「Sugar Water」。1996年発表の1stアルバム「Viva! La Woman」に収録されたこの曲は本田によって大幅なアレンジが施され、ハトリがサビを歌うことで初めてどの曲か気付く観客の姿もあった。
2曲目の演奏前に彼女たちはゲストを呼ぶ。現れたのは大野由美子(Synth, B /
曲を終え、コーラス隊と入れ違いに登場したのは小山田(G)。彼女たちはCDで聴けるブレイクビーツとは異なる力強いバンドサウンドで「Sci-Fi Wasabi」を演奏する。ハトリのリズミカルなラップの合間に小山田がテンポよくギターフレーズを挟むなど5人の個性を活かしたアンサンブルが披露された。ラストナンバー「10TH FLOOR GHOST GIRL」ではハトリが体を弾ませながら「Come on! Let's dance togetter!」と観客を煽る。4つ打ちリズムのダンサブルなパフォーマンスを終えても拍手は鳴り止まず、彼女たちはゲストメンバーとともに再度登場し、アンコールで「Birthday Cake」をドロップした。
CIBO MATTO「『HOTEL VALENTINE』リリースパーティ」2014年3月31日 cafe104.5 セットリスト
01. Sugar Water
02. CHECK IN
03. DEJA VU(「E」はアクサンテギュ付き、Aはアクサングラーブ付きが正式表記)
04. HOUSEKEEPING
05. Sci-Fi Wasabi
06. 10TH FLOOR GHOST GIRL
<アンコール>
07. Birthday Cake
リンク
- commmons
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