左から、のっちさん、月ノ美兎さん。

のっちはゲームがしたい! 第18回(前編) [バックナンバー]

にじさんじフェス展で大はしゃぎ!月ノ美兎さんの前で「アルクマルチバース」の封印を解きました

あえて情報を遮断して待っていた“歌が変わるゲーム”を初プレイ

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ちょっと恥ずかしそうなのっちさん

計173人のライバーのスタンディ(等身大パネル)がずらりと並ぶ部屋に入った瞬間、その迫力ある光景に「うっわ! すご!」と声を漏らすのっちさん。ライバーたちの一員になったような気分で、記念の1枚をパチリ。

のっちさんはどこでしょう?

のっちさんはどこでしょう?

これからインタビューをする月ノ美兎さんと一緒に。

これからインタビューをする月ノ美兎さんと一緒に。

最後に用意されていたのは、来場者がライバーへのメッセージやフェスの思い出をタブレットで書き込める「寄せ書きエリア」。「えー、なんて書こう……?」と少し悩みながら、のっちさんも思いを込めてメッセージを書きます。

「なんて書こうかな……?」

「なんて書こうかな……?」

「これ絶対写真に撮りますよね? 見られるの恥ずかしいな(笑)」

「これ絶対写真に撮りますよね? 見られるの恥ずかしいな(笑)」

次の部屋に進むと、その書き込みが「ライバーが書いた“寄せ書きフラッグ”」の上に重ねて投影されるという演出が。「ライバーさんのメッセージと、私たちの思いが重なり合うんですね。なるほど! 素敵な展示!」と感心しつつ、自分の言葉が大きく映し出されているのを見て、のっちさんはちょっと恥ずかしそう。

「見られるの恥ずかしい」と言っていたメッセージが大写しになり、思わず笑うのっちさん。

「見られるの恥ずかしい」と言っていたメッセージが大写しになり、思わず笑うのっちさん。

自分が書いたメッセージの横でポーズ。

自分が書いたメッセージの横でポーズ。

会場から出たのっちさんに、「にじさんじフェス展」をたっぷり堪能した感想を聞いてみました。

「面白かったー! ただの展示じゃなかったですね。アトラクションみたい。カーテンをめくるたびに新しい世界が現れて。最初に振り返りの映像を見せてくれて、フェスに行ってない人でも楽しめる。配信だけ見てた私も、いろんなことを思い出せたし、実物をこんなに近くで見られるなんて」

「ライバーさんが書いたり作ったりした作品の現物を目の前で見ると『ホントにいるんだ……!』っていう感動がありますね。1人ひとりライバーさんの見せ方もやっぱみんなこう工夫されてて愛情も感じたし、ファンとしてうれしい展示の仕方でした」

物販コーナーでラバーマットをチェックするのっちさん。

物販コーナーでラバーマットをチェックするのっちさん。

情報を遮断してずっと楽しみにしていた「アルクマルチバース」をついにプレイ

展覧会をたっぷり楽しんだのっちさんですが、今回の企画はここからが本番。月ノ美兎さんとお話をするために、にじさんじを運営するANYCOLORのオフィスに移動します。

ANYCOLORのオフィスに到着。

ANYCOLORのオフィスに到着。

月ノ美兎さんが企画・ディレクションを担当したブラウザゲーム「アルクマルチバース」は、2月に発売された月ノさんのミニアルバム「310PHz」に収録された「アルクユニバース」をベースに、プレイヤーの選択によって映像も楽曲も変わる“インタラクティブMVゲーム”。 製品版は「310PHz」のにじさんじストア限定特典として販売されました。

あなたの選択で曲が変わる!ゲーム「アルクマルチバース」trailer

対談本編に入る前に、まずは月ノさんの解説付きで、のっちさんに「アルクマルチバース」を実際にプレイしてもらうことに。ちなみにのっちさん、「310PHz」も自分で購入し、遊ぶのを楽しみにしていたものの、今回の企画が決まったため、あえて手をつけずにガマンしていたんだそうです。

「美兎ちゃんの動画で、後輩の石神のぞみさんが『アルクマルチバース』をプレイしている回があるんですけど、それもまだ観てないんですよ。情報を遮断してたから、今日をすごく楽しみにしてました」

選択でMVが変わる!?新感覚オリジナルゲームをクソデカリアクション後輩に遊ばせよう!

そんな念願の「アルクマルチバース」、いよいよプレイ開始です。「スタート地点の公園から、次にどこに向かうのか?」が最初の選択肢。時間制限がある中、のっちさんは「わ、ヤバいヤバい! じゃあ駅! 駅行きます!」と大慌てで行き先を選びます。

あわあわしながら最初の選択をするのっちさん。

あわあわしながら最初の選択をするのっちさん。

のっちさんが初プレイでたどったのは、駅から田舎道を経由して神社に至るという、原曲と完全に一致するルートになりました。ミニアルバムを繰り返し聴いているというのっちさんは、耳になじんだ楽曲に合わせて楽しそうに歌い始めます。その様子を目の当たりにした月ノさんは、「うわっ、のっちさんが歌詞を覚えている……! 嘘みたい……!」と感動を隠しきれない様子。ちなみに月ノさんによると、最後の選択の結果はランダム要素があるため、原曲とまったく同じルートになることはそこまで多くないそう。

「つい歌っちゃいそうになって恥ずかしいな。私、今すっごくガマンしています(笑)」

「つい歌っちゃいそうになって恥ずかしいな。私、今すっごくガマンしています(笑)」

1周目は実質、原曲のミュージックビデオと言ってもいいような展開だったので、月ノさんからの「ちょっと逸れたルートも見ていただきたいです」という提案を受けて、のっちさんはさらに何度かプレイすることに。不穏な雰囲気のトンネルを潜り抜けて雪国にたどり着いたり、商店街のゲームショップから恋愛ゲームの世界に入ってしまったりと、同じ曲なのにプレイするたびに違った場所に到達します。各ルートに登場する月ノさんのイラストを見ながら、のっちさんは「こんなにかわいい絵なのに、このルートに来なきゃ見れないんですね……」とお得な気持ちになっていました。

「え……怖。どうしよう? 進む?」

「え……怖。どうしよう? 進む?」

「トンネルを抜けると雪国だった!」

「トンネルを抜けると雪国だった!」

「ゲーム屋さん行きたい!」

「ゲーム屋さん行きたい!」

「えー! 恋愛ゲームが始まった!」

「えー! 恋愛ゲームが始まった!」

そしてこれで最後のチャレンジ。ウサギを追いかけているうちに穴に落ち、たどり着いたのは地球の裏側・ブラジルでした。このブラジルルート、月ノさんによるとセリフはほぼすべてアドリブなんだそう。

「これは家で最後に収録した気がするんですけど、うしろでブラジルっぽい音が鳴ってるだけで、私が何を言うかはすべて任されていたんですね。映像だけ先に決まってて、どんな声を入れるかはもう自分次第という。だからなんか恥ずかしいですね(笑)」

穴に落ちたらブラジルにいた月ノ美兎さん。

穴に落ちたらブラジルにいた月ノ美兎さん。

月ノ美兎さんが恥ずかしがっていたアドリブシーン。

月ノ美兎さんが恥ずかしがっていたアドリブシーン。

念願だった「アルクマルチバース」をプレイして、制作者である月ノさんに聞いてみたいことがどんどん浮かんできたのっちさん。後編のインタビューでは月ノさんに、そうしたゲームにまつわる話を中心に、動画配信をはじめとしたバーチャルでの活動などについてもたっぷり聞きました。公開をどうぞお楽しみに。

<後編に続く>

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読者の反応

Perfume_Staff @Perfume_Staff

「のっちはゲームがしたい!」
第18回の前編が公開‼︎

今回は…にじさんじフェス展に🏃‍♀️
さまざまな展示物にのっちの大はしゃぎ📸

https://t.co/T574UPbLc7

#月ノ美兎 #prfm https://t.co/If3VZGginC

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