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松本花奈、ゆうばり映画祭でリチャード・リンクレイターの魅力語る

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松本花奈

松本花奈

リチャード・リンクレイター 職業:映画監督」が、本日3月16日にゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018にて上映。「脱脱脱脱17」「過ぎて行け、延滞10代」で知られる映画監督・松本花奈がトークイベントに出席した。

「ビフォア」シリーズ、「スクール・オブ・ロック」「6才のボクが、大人になるまで。」などの作品で多くの観客を魅了してきたリチャード・リンクレイター。本作は1988年の長編監督デビューから、今年で30周年を迎える彼の軌跡を追ったドキュメンタリーだ。

松本は本作の感想として「冒頭で、映画を作る理由について監督が『人間を撮りたいから』とおっしゃっていたのが印象的で。監督の人柄が映し出されていて、単純にめちゃめちゃ面白かったです」とコメント。「監督作のメイキング映像なども含まれているんですけど、少年みたいにニコッとした顔から、とても楽しそうに映画を作っているところが垣間見えて素敵でしたね」と続ける。

リンクレイターの演出法の中で松本が注目したのは、劇中のキャラクターが普段聴いている音楽を、演じる俳優に聴かせるというもの。「言葉で説明するのではなく、CDをポンと渡して俳優にアイデアを求める演出に魅力を感じました」と語る。また「みんなでクリエイトしていく」というリンクレイターの姿勢に共感した松本は、「私が映画を作り始めたきっかけは文化祭なんですけど、みんなが団結して1つの目標に向かって何かを作っていくのが好きなんです」と述懐。自身が女優としても活動してきたことから、「俳優だと自分の出番のときしか現場にいられないけど、スタッフさんは作品に付きっきり。それに憧れて作り手に回ったというところがありますね」と明かした。

さらに松本はリンクレイター作品の魅力を「過去に観た作品を観直したときに、最初に観た頃の自分の状況がフラッシュバックしやすいんです。作品に過去の自分が刷り込まれる」と説明。6歳の少年とその家族の変遷を同じキャストで12年にわたって撮り続けた「6才のボクが、大人になるまで。」をお気に入り作品として挙げた。

ルイス・ブラックとカレン・バーンステインが共同監督を務めた「リチャード・リンクレイター 職業:映画監督」は、4月にスターチャンネルで放送。

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